つい先日、39℃の熱を出した凡夫です。
この記事では、正しい風邪薬の選び方をまとめておきます。
いい年して高熱とか死ねますね。なんか意識がもうろうとしていましたよ。よくわからない夢を見てうなされていました。多分、ポカリを買ってくるように頼んだらアクエリが届いたからだと思います。理由を聞いたら、アクエリの方が美味い!と断言されました。いや、知らねーよ! おまえの味覚! 飲むの凡夫!
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毎回同じ風邪薬を飲んではいけません
ひとまとめに風邪と言っていますが、風邪の種類は200種類以上あります。風邪の症状は毎回違うはずなので症状にあった風邪薬を選ぶ必要があります。でないと効果が出にくくなります。
風邪薬の基礎知識
まず知っておきたいことは、風邪薬には風邪の原因であるウイルスを殺す成分は入っていません。
では何をしているかというと、熱・鼻水・咳などの症状を抑える対処療法として風邪薬があります。つまり、それらの症状が出る前に風邪薬を飲んでも意味はありません。
風邪の引き始めにおすすめの薬は漢方薬 葛根湯
風邪の引き始めには自分の体でウイルスをやっつける、自然治癒力を高める薬がおすすめです。それがこの葛根湯を代表とする漢方薬です。
ですが注意しなければならないのは、虚弱体質・体力の衰えのある方は控えてください。麻黄という成分が交感神経を興奮させる作用があるので、結果的に体力を消費することになります。
体の弱い人は麻黄の入っていない漢方薬を選ぶ必要があります。
親と同じ薬を子供に服用させてはいけません
鎮痛解熱成分アスピリン。これが15歳以下の子供に重篤な副作用を起こす可能性があります。
これだけ伝えれば薬剤師が良い薬を選んでくれます!
風邪薬を自分で選ぶのは実はとても難しいです。なのでプロにまるっと投げてしまいましょう。
薬剤師に伝える4つのポイントを紹介します。
- いつから症状が出たか
- 最もつらい症状は何か
- 今の体調
- アレルギーの有無
基本は上の3つで十分ですが、アレルギーなどがある人はそれもきちんと伝えておきましょう。家族・知人に代理で風邪薬を選んでもらう場合にも役立つはずです。