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リリー・フランキー『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』の名言集

 

この記事は、リリー・フランキーの小説『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』
の名言を紹介します。

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リリー・フランキー『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』の名言集

「親子」の関係とは簡単なものだ。

「親子」の関係とは簡単なものだ。
ところが、「家族」という言葉になると、
その関係は「親子」ほど手軽なものではない。

自覚の欠落した夫婦が築く、

自覚の欠落した夫婦が築く、
家庭という砂上の楼閣は、

時化ればひと波でさらわれ、
砂浜に家族の残骸を捨ててゆく。

どれだけ仕事で成功するよりも、

どれだけ仕事で成功するよりも、
ちゃんとした家庭を持って、

家族を幸せにすることの方が数段難しいのだ。

貧しさは比較があって目立つものだ。

貧しさは比較があって目立つものだ。
金持ちが居なければ、貧乏も存在しない。

必要以上になろうとして、
必要以下に映ってしまう、

必要以上になろうとして、
必要以下に映ってしまう、

そこにある東京の多くの姿が貧しく悲しいのである。

かつて当たり前だったことが、

かつて当たり前だったことが、
当たり前でなくなった時。
平凡につまずいた時。
人は手を合わせて、祈るのだろう。

人間の能力には果てしない可能性があったにしても、

人間の能力には果てしない可能性があったにしても、
人間の「感情」はすでに、
大昔から限界が見えているのだから。

世の中に、様々な想いがあっても、

世の中に、様々な想いがあっても、
親が子を想うこと以上の想いはない。

オトンの人生は大きく見えるけど、

オトンの人生は大きく見えるけど、
オカンの人生は十八のボクから見ても、
小さく見えてしまう。
それは、ボクに自分の人生を切り分けてくれたからなのだ。

自由が落ちている。

東京には、街を歩いていると何度も踏みつけてしまうくらいに、
自由が落ちている。
落ち葉のように、空き缶みたいに、どこにでも転がっている。

人が母親から生まれる限り、

人が母親から生まれる限り、
この悲しみから逃れることはできない。

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最期まで読んでいただきありがとうございます。
心に響いた言葉をきっかけに本を読んでくれたら、
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『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』
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