大森藤ノ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の名言集

冒険者は冒険しちゃいけない

殺意を覚えるのは蔑んだ青年でも
周囲の馬鹿にしていた他人でもない。
何もしていないくせに無償で何かを期待していた、
愚かな自分に対してだ

強くなりたいっていう君の意志を
ボクは反対しない、尊重もする。
応援も、手伝いも、力も貸そう。
……だから、お願いだからボクを一人にしないでおくれ

冒険者なんてカッコつけるだけ無駄な職業さ。
最初の内は生きることだけに必死になってればいい。
背伸びしてみたって碌なことは起きないんだからね

今、君は自分のことを
信じてやれないかもしれない。
なら代わりに、君を信じているボクを、
信用してやってくれないかい？

誰よりも何よりも、
ボクは君の力になりたいんだよ。
だってボクは、君のことが好きだから

ベル君、止せっ、君は潔癖すぎるっ！　
世界は神より気まぐれなんだぞ！

上手い理由なんてさ、見つけられないよ。
リリを助けることに、理由なんて

罪悪感なんて、結局自分が自分のことを
許せるか許せないかでしかないんだ

馬鹿にされたって指をさされたって、
それは恥ずかしいことなんかじゃない。
一番恥ずかしいことは、
何も決められず動けないでいることだ

ここで立ち上がらなくて、
いつ立ち上がるっていうんだ！　
ここで高みに手を伸ばさないで、
いつ、届くっていうんだっ!!

冒険を、しよう。
この譲れない想いのために。
僕は今日、初めて冒険をする

逃走を図るということは、
既に追い込まれた後という意味です。
最初から窮地のことを考えるより、
その局面に遭遇しないことを考えた方が建設的だ

ベル君、隠し事の一つや二つ、
笑って受け入れてあげなきゃダメだぜ？　
神にだってやましいことが一杯あるんだから。
ぜひ懐が深い男になってくれよ

謙虚なのは美徳でもあるのでしょうが、
自分を貶めるような真似は止めなさい。
貴方の悪い癖だ

願いを貫き、想いを叫ぶのだ。
さすれば、それが、
一番格好のいい英雄(おとこ)だ

今はそれでもいい。しかし何かを得た時、
きっと貴方はその力を使わなかったことを後悔する。
意地と仲間を秤にかけるのは止めなさい

自分のことだったらいい、いくらでも我慢する。
でも大切な人を馬鹿にされたら、
あまつさえ侮辱されたら、黙ってなんかいられない

少し不公平かもしれないけど、
主神(ボク)を馬鹿にされたって腹を立てないでくれよ。
神ってやつは、子が息災であることが一番嬉しいんだ

生憎、一族の怨讐より私には大切なものがある。
友人を助けることが恥だと言うのなら、
いくらでも甘んじましょう

人が多くても、
いいことばかりじゃないぞ。
逆にしがらみなんかも増える。
組織としてもな

知りたくもなかった事実に、打ちのめされる。
同時に思い知らされた。
あらゆる意味を引っくるめて、
自分がいかに子供だったかってことを

馬鹿にされたって指をさされたって、
それは恥ずかしいことなんかじゃない！　
一番恥ずかしいことは、
何も決められず動けないでいることだ!!

椿の言うことは間違っていないわ。
有限の時間しか生きられない子供達が
神々の領域に辿りつくためには、
それこそ何もかも支払わないといけない

固いなぁ、サポーター君は。
こういう時は開き直り、
もとい柔軟な発想が大事なんだぜ？

『偽善者』と罵られる者こそが、
『英雄』になる資格があると

誇らなくていい。迷い続けてもいい。
ただ、後悔はするな。視線の先には、
愚かな偽善によって救われた命が、
確かにあるのだから

人気と期待はたった一つの所業で反転する。
裏表なのだ。信頼と失望は。

『ファミリア』って、こういうもんだろ？　
支え合うんだ。──もっと迷惑をかけろ。
俺の立つ瀬がない

なら手段なんて選ぶんじゃないよ。
誰よりも弱っちいあんたに今必要なのは、
なり振り構わない意地汚ささ

今できることをする。
何が必要か考える。
過去も未来も参考にして

『偽善者』になるって、決めました

できることは行い、
できないことは惜しみもなく頼る。
それは決して恥ずかしいことなんかじゃない。
だってそれが、仲間(パーティ)だから

蛮勇と無謀は違う。
けれど、必ず危険性(リスク)を冒さなければならない時が──
「冒険」しなければいけない日がやってくる

確固たる意思は強固な運命と同義である

絶望という名の『試練』を、
冒険者達はそれをもって『偉烈』に変えてきた

強いやつがいないと戦えない、
『英雄』がいないと立ち上がれない──
違うだろ？　そうじゃないだろ？　
冒険者ってやつは

最高の指揮は局面を『どうすればいいか』じゃない、
状況を『どう動かすか』！

『クロッゾの魔剣』ではなく
『俺の武器』を作ってみせると言った
あの誓いを、果たす。
ヴェルフは今ここで、
『ヴェルフ・クロッゾ』を超えなくてはならない

この人を見捨てる選択肢なんて端からない。
ここで彼女を切り捨ててしまえば、
僕はもう、ベル・クラネルじゃなくなる。
僕はもう、きっと誰も助けられなくなる！

状況は何も変わっていない。
だから何も悲嘆する必要はない

正義は、秘めるものよ！

『理想』を追いかけなかったら、
妥協の末に手に入ったものも、
きっと小さくなってしまう

邪道だろうがくっだらねー雑学だろうが、
学んで覚えたものは全部お前を助ける力になる。
だから何でも覚えて、何でも使え

何も成し遂げられなかった、
こんな最後が……こんなにも愛しい

ベル！　私は……湖の妖精にはなれない。
大切な者に守られるだけの妖精には、決して！　
貴方を一人、死地に行かせはしない！

ダンジョンは知識と経験に基づいた
理詰めの行動がとことん要求されるが、
今この場面に限っては、
彼らの熱に水を差す真似はきっと野暮に違いない

意志は折れる。何度でも折れる。
折れない誓いなどありはしない。
その折れた意志を何度でも直す者が、
諦めの悪い者がいるだけだ

目の届かないところで破裂されるくらいなら……
目の前で大いに爆発させた方がいい

もう一度、力を振り絞ろう。
あと少しだけ、死力をつくそう。
あの敵を倒して、あの敵を超えて。強くなろう。
今の弱い自分と、決別するために

世界中の同胞達の名を、僕はほとんど知らない。
小人族には光が必要だ。
『勇気』という名の旗印が

犠牲の上に成り立つ偽りの栄誉は要らない!!　
全員、この地上の光に誓ってもらう。
必ず生きて帰ると!!

弱者をいたぶる雑魚になど成り下がってはならない。
強者の傲慢など許さない。
そんな暇があれば『牙』を磨く

思い出してごらん、
出会いから始まった沢山の思い出を。
大切な誰かが君に微笑んでくれるなら、
ほら、それは君の永遠の絆だ