全力で真田丸に備えようとしている凡夫です。
この記事では真田信繁(幸村)が登場するおすすめ小説をまとめていきます。そもそも信繁って誰よ?という人はこの記事を読んでください。実のところ真田信繁(幸村)ってどんな人なのよ?。一言でまとめると、
人質生活、関ヶ原で父と一緒に秀忠ふるぼっこ、幽閉生活、大坂の陣で歴史に残るデビュー戦!!
これだけわかればいいんじゃないかな?
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司馬遼太郎 城塞
幸村というよりも、大坂の陣を描いた司馬遼太郎戦国4部作の最終編。戦国時代は司馬遼太郎の、「国盗り物語」「新史太閤記」「関ヶ原」そしてこの城塞を読めばだいたいわかるはずです。凡夫が戦国時代に目覚めたのも司馬遼太郎作品のせいです。
真田丸はまさにこの城塞、大阪の陣が目玉になるはずなので必ず読んでください。見所は家康の悪役っぷりです。家康のこの悪辣さと豊臣上層部のへたれっぷりと、それでも頑張る現場の真田幸村と後藤又兵衛という図式です。あれ? こういう会社をよく見たことがある。
短編集ですが、真田幸村と後藤又兵衛を描いた「軍師二人」もおすすめです。
・戦国時代のイメージは「国盗り物語」「新史太閤記」「関ヶ原」「城塞」を読めば掴める
・真田というより大阪城が主人公
・司馬遼太郎はおもしろいが、影響力がありすぎて、これはあくまでも小説であって実際の歴史ではないことをわきまえないと恥をかく
池波正太郎 真田太平記
真田十勇士が活躍する、THE 真田!な小説がこの説明不要の大作、真田太平記です。分厚くて巻数も12巻で読むのが大変だと思うじゃん? 読みやすいので意外とラクです。時代を越えて評価されている大作なので安心して読んでください。
・真田丸でパパンこと真田昌幸を演じている草刈正雄さんが、1985年に真田幸村を演じたのがこの作品
・真田太平記で真田昌幸を演じたのは丹波哲郎さん。演じた歳も草刈正雄さんと同じ63歳と運命を感じざるえない。・・・・・・というか三谷幸喜狙っただろこれ。
・THE 真田な小説
真田三代 火坂雅志
真田太平記は大家だけ滅亡から始まり、信之の海津城移封で終わる長編です。この真田三代はタイトル通り、幸隆から真田家を描ききる大作です。
大作なのですが、司馬遼太郎、池波正太郎の濃い人物描写に慣れてしまうととても薄味な作品になっているのが残念です。もともと人物描写というか歴史研究の方はいいけど、歴史小説としてはどなんだ?という作者なので三代の真田を味わうにはちと物足りないです。
テーマが大きすぎたんだ。真田家のイメージを掴みには丁度いい作品だと思います。
・おじいちゃんから信繁までの真田三代を扱った小説
・テーマが大きすぎるのと、ぶっちゃけおじいちゃのことはよくわかっていないのでどこか薄味になっている
・歴史小説と歴史研究のあいのこみたいな作品
小説集 真田幸村
真田幸村定食、へいお待ち!な作品。作家が8人集まって全八作の短編で真田幸村を堪能できるというコンセプトの短編集です。ただその集まっている8人の作家が問題。
- 南原 幹雄
- 海音寺 潮五郎
- 山田 風太郎
- 柴田 錬三郎
- 菊池 寛
- 五味 康祐
- 井上 靖
- 池波 正太郎
定食というか料理の鉄人が対決しないでドリームタッグ組んでみましたな短編集に仕上がっていました。びっくりだよねー。とくに南原幹雄さん。謀将シリーズが好きで、謀将真田昌幸がおすすめです。
・真田幸村定食、へいお待ち!な作品。
・有名っすぎる作家が8人集まってそれぞれ短編集を書いた豪華な仕様
真田信之を主人公にした小説
地味だけど信繁よりも好きなので一緒に紹介します。真田信之のすごいところは、実の父親と弟が会長の息子をぶん殴ったけどリストラされずに無事に生き残るどころか出世しました。というとんでもない偉業を果たしているところです。