『集中力を高める方法がわかる』おすすめ本16冊の名言集・要約

もはや集中力は、
最短・最速で身につくスキル

大切なのは1つの行動にフォーカスし、
1つずつ着実に習慣化していくこと。
すると究極の集中力が手に入ります。

「できる人」は、
短時間の集中をくり返している。

集中力の高め方は、
「①ウィルパワーを増やす」
「②ウィルパワーを節約する」
の2通りしかない。

運動する習慣には脳そのものを強化し、
疲れにくくする働きもあります。

目は、脳につながる大切な器官。
疲れる前に視覚を5分閉ざして、
集中力を取り戻そう。

人は、行動ではなく、
「意思決定」で疲れるのです。

集中力は自由なときよりも
制限のある状態のほうが
高まっていくのです。

「集中する」とは、
何か1つにフォーカスすることです。
集中しようと思うよりも、
「他のことをしない」。
これが集中力を上げる
一番の方法なのです。

勉強中のBGMは
効率を上げるどころか、
勉強のジャマにしかなりません。
どんなに好きな曲を聴こうが
テストの成績は下がるため、
結局は無音状態がベスト。

「勉強の後はちゃんと寝よう」
とよく言われます。
このアドバイスは科学的にも大正解で、
睡眠を減らして頑張ったところで
情報は頭に残らず、
時間をかけた分のリターンは
得られません。

ポーランドのワルシャワ大学が行なった研究によれば、
「忙しい」と口に出すたびに、
あなたの意識は未来や過去に向かい、
そのせいで目の前の
本当にやるべきことに
集中できなくなるとのことです。

ToDo管理はインデックスカードで

あなたがうまく時間を
使いこなせない理由は2つ。
不安とストレスなのです。
不安とストレスに対処する方法は
いろいろありますが、
もっとも効果が高くて簡単なのが
「呼吸法」です。

まずはパワーブリージングを極めよう
その方法はとても簡単で、
・息を吸った長さの倍の時間で吐く
これだけです。

私たちには「いま」しかありません。
いまこの瞬間にいかに集中し、
没頭できるかが大事。

やる気が出ないときは、
やる気がわいてくるまで
待つ人が多いですが、
それは正しくありません。むしろ、
「やる気が出ないから、
　とりあえず始める」
というのが、脳科学的には
正しいモチベーションアップの方法です。

難しいけれども、
頑張ればクリアは可能。
そうした「適度な課題」が
設定されたとき、
ドーパミンが最もたくさん分泌され、
あなたのやる気も引き出されます。

頭の中にある情報を
すべて「書き出す」こと。
自分の脳を100%のパフォーマンスで
効率的に使うためには、
この「脳の棚卸し」が必須です。

先のことを考えれば考えるほど、
「続ける」ことに対して
ブレーキがかかります。
「今日」「今」
やることだけを考えるのです。

「マルチタスク」は
絶対にやってはいけない仕事術です。
とにかく、目前のひとつのことに
集中してアウトプットする。

運動することで幸福物質と呼ばれる
「ドーパミン」や「セロトニン」が
分泌され幸福感に満たされます。

コーヒーを飲む人は、
うつ病になるリスクが20%低く、
自殺リスクも半分になる。
心臓疾患のリスクを44％低下、
糖尿病リスクを50％低下。
カフェインには覚醒効果がありますし、
集中力や注意力も高めます。
仕事の前にコーヒーを飲んで
頭をシャキッとさせるのは
科学的にも正しい。

最も簡単に実行できるストレス解消法は
自然の風景を見る。あるいは
自然の中を散歩するということ。
森の中をゆっくり散策するだけで
ストレスホルモンが16％減少し、
気分が良くなり不安が軽減する
という効果が得られました。
1日30分街中の公園でもいいので
緑や自然を眺めるだけで、
ものすごい癒しの効果が得られる。

集中できる時間単位は、
「15分」「45分」「90分」
と3つあります。

きちんと運動をすると、
脳のパフォーマンスがアップするので、
だらだらと仕事を続けるよりも、
仕事効率は著しくアップします。
それは、1時間の運動時間を
差し引いても、プラスになります。

週末たっぷり眠ることよりも、
普段、睡眠不足にしないことのほうが、
何倍も大切なのです。

儀式を作る際に大事なのは次の2点です。
①「この動作をしたら大事な作業に取り組む」
　と決めておく
②決めた手順を何度もくり返す

①行動を変えたいときには、
　自分がとった行動だけを記録する
②結果を出したいときには、
　結果への過程だけを記録する

作業の合間に音楽を聴くと
パフォーマンスは高まる

〈シングルタスクの原則〉とは
「一度に1つの作業に集中して、
　生産性を上げる」こと

マルチタスクは役に立たない。
いや、もう一歩踏み込んで
言わせてもらいたい。
マルチタスクなどというものは、
そもそも存在しない。

シングルタスクをするには、
いまという瞬間、
ほかの要求にいっさい応じることなく、
1つの作業だけに
取り組むことが求められる。

民放の60分番組ならば、
だいたい15分ごとに
CMが入る構成でしょう。
疲れている自覚がなくても、
1時間に5～10分は休憩しましょう。

①毎日、1日の終わりに
　次の日に実行する
　最も重要な6つのタスクを
　書き出すこと。

②それらの6つを、重要度に従って
　順番をつけること。

③明日出社したなら、その6つのうち
　最も重要度が高いものに
　集中して取り掛かること。
　それが終わるまで、
　次のタスクに進んではならない。

やることリストは3日で腐る。
やるべきことばかりが書いてあるのに、
時間がたつとリストは
どうしても実行しにくくなり、
目を背けて先送りしたくなるような
心理的な抵抗感が生まれます。

心のなかで「5、4、3、2、1」
とカウントダウンします。
数えるうちに、目標ややるべきことに
集中できるようになり、
心のなかにある不安や雑念や恐怖心が
気にならなくなります。
そして「1」になったら、すぐ動く。
それだけです。

筋トレなどの運動によって
誘導されるホルモンである
「イリシン」の重要な働きとして
期待されているのが、
脳の海馬に働いて
脳を活性化させるという働き。
「イリシン」が脳に入ると、
神経細胞を増やし保護する作用がある
「BDNF」が増え、
認知機能が高まります。

運動すると注意力が高まり、
新しい情報を記録する
ニューロン同士の結びつきを促進する。
筋トレは身体だけでなく、
知性も磨いてくれる。
運動前より運動後のほうが
「記憶力」が20%UPする。

筋トレをするとテストステロンが
分泌されてやる気が出るので、
ビジネスパーソンには朝、
出社前の筋トレをおすすめしています。

エッセンシャル思考を身につけるためには、
これら3つの嘘を捨て、
3つの真実に置き換えなくてはならない。
「やらなくては」ではなく「やると決める」
「どれも大事」ではなく
「大事なものはめったにない」
「全部できる」ではなく
「何でもできるが、全部はやらない」

自分で優先順位を決めなければ、
他人の言いなりになってしまう。

忙しすぎて考える時間もないなら、
それは仕事が多すぎる。
シンプルな理屈だ。