ゆでたまご『キン肉マン』の名言集「私は 全力で戦って 負けた!」

ほこりたいんだよォ～～～～っ
キン肉マンとの戦いを～～っ
私は 全力で戦って 負けた!
そうなんだ　
胸をはってほこりたいんだよォ～～～～～っ!

ビビンパ…女の子がそんな過激な発言
するもんじゃないぜ…
いくらウォーズマンが残虐超人だからといって
わたしが残虐ファイトで対抗してどうなる
それではいつまでたっても泥試合だ…

ロビン殺法NO.1!!　
獲物はにがすな!

フフ…おれはまだ死んじゃいないぜ…
おれがこんなさまにならん
死に方をしたとあっては
雄おしくちっていった仲間たちに
もうしわけがたたないぜ────っ!!

この世に生をうけてきさまのようなやつらに
なめられっぱなしじゃ
生きてる甲斐がねえんだよ─────っ!!

ボ…ボクは今 感じていたんです
お…王子たちはいつも　
こんな痛い目にあいながら
平和のために凶悪超人と戦っていたんだなって…
そ…そんなことを考えていると
この痛さにもなんだか耐えられそうで…

ブロッケンJr.の最大の魅力は
いかなる困難 障害があろうとも
おのれの仕事は絶対に遂行する
責任感だ──っ!!

カマーンダスここが地獄だって?
思いっきり体を動かせ
メシだって好きな物を食べ放題
あたたかい毛布だってあるんだ
ここはオレにとって天国だ
…お互いがんばろうぜ!

攻撃の極意は
“天使のように細心に”
“悪魔のように大胆に”
だ──っ!

ひと様の家に不法侵入を働くヤンキー超人!
いつも訳のわからない屁理屈ばかりこねて
重厚ぶってる若年寄!
私という美男子をさしおいて
貴公子を気取る仮面野郎!
いつもコーホーコーホーって
口数少なく何考えてやがんのかわからん色黒男!
豪放磊落を売りにしてるが
1人ぼっちが大嫌いな寂しんぼう!

ガードだと～～～っ
男と男の勇気の競い合いに
そんなもの使えるわけないであろう

甘いぜボーヤ
格闘家たる者…
途中で技を解いちゃダメだぜ!

い…今までテリーマンが…絶対有利なんて
い…言われた試合など一試合だってなかった…
オレはいつも自分の力で…
そんな下馬評をく…覆してきた～～っ!

“不死身のテキサス・ブロンコ”
ともてはやされてるみたいだが
そんなものはただの痩せ我慢にしかすぎん…

ち…違う…
勝算があるからこそ…
立ってこれるんだ…

な…何も…
死ぬことはないじゃねえか──っ
ラジアル…
オ…オレたち超人は
殺し合いをしてるわけじゃない!
試合によってお互いがわかり合うために
闘っているんじゃないか～～っ!

テリーよ…私たちもみんな最初は
違う考え方だったではないか!
おまえもロビンもラーメンマンも…
ウォーズマン　バッファローマンだって
みんな一筋縄ではいかなかったやつばかり
でもだからといって
あの時みんなを避けて　怖がって
もし闘っていなければ
今のアイドル超人軍はできていたかのう?

へのつっぱりはいらんですよ───っ!

ククク…
悪魔超人と聞くと残虐非道な無頼の輩だと
思われているのだろうが
悪魔として大胆に振る舞いたいからこそ
日々の精進は怠らない
7年あれば2555日すべては訓練の日々だ

完璧(パーフェクト)超人は死をもって…
敗れた責任を果たすだと…
聞こえはいいがようするに体裁よく
皆の前で果てたいだけだろ?
誰が自害などさせるものか──っ
完璧超人の誇りだと?
そんなおまえらの自己満足ごと
灰にして燃やし尽くすよう
われらはあのお方に仰せつかっているのだ～～っ!
カカカ～～

性根の腐った悪魔のオレが…
対戦相手や観客から
どんな罵声を浴びせられたってかまいやしねえ
しかしロビンマスクの野郎との戦いに関しての罵しりは
やめてもらおう!

おい　そこの坊主…
あ…悪魔なんぞ応援してたら…
ろくなお…大人にならねぇぞ…

キミは強くなりたいんでしょ!
それには勇気が必要です!

おまえら完璧(パーフェクト)超人相手に
本来の自分を無視して
完璧に立ち回ろうとしていた己のバカさ加減に
今　気付いた──っ
オレにはオレのやり方がある
生きてきた人生がある勝ち方があるってな──っ
それはいかなる困難や障害があろうとも
己に課せられた仕事は絶対に遂行する気概だ──っ

ギガギガ
ならば　あの声のでかいことしか能のない
おまえのお友達ジェロニモのように
再起不能にしてやる───っ!

……てめえのその言葉…
オレの心の奥底に流れる…
ブロッケン一族の闘いの魂に火をつけた

負け戦を誰がするか
勝てると思っているからこそ
精一杯の技を放っている

わ…私が高潔だって?
よしてくれ
中途半端な技なら
すべてマーベラスにかわされていたろう
だから技のひとつひとつに全力を込めた

素晴らしいぞブラックホール!
何が誇り高き完璧(パーフェクト)超人だクダラネェ!
闘いに美学などクソ喰らえだぜ!

どんなに卑怯な手を使おうと
惨めな醜態をさらそうと命ある限り闘い続け…
死すときもなお前のめり…
それが悪魔超人だ!

その意味では今のおまえほど
美しい悪魔超人はいやしないぜ!
ほかの誰が否定しようと
このオレがおまえを認める!
だからまわりの反応など気にするな!
どんなに醜く惨めであろうが
最後の最後まであがき続けろ──っ!

おまえたちは…私たちのことを下等超人と蔑むが…
天は超人の上に超人を作らず
超人の下に超人を作らず───っ!
私たちとおまえたちの間にあるのは
主義主張の違いだけであり…
そこに上等や下等などあってたまるものか───っ!!

フン　なんだそれは
何を語るかと思えば
黙って聞いてやって損をしたわ!
友情だと?　そんなものは
完璧(パーフェクト)超人から言わせれば
ひとりで何もできない弱者の言い訳妄言だ
我らのような神に選ばれし絶対者から言わせれば
そんなものは甘えに過ぎないのだよ
ロビンマスク──ッ!

あぁ私もかつてはそう思っていた!
だからこそおまえが見下す
下等超人の素晴らしさを知ってもらいたい!

ゴ…害虫(ゴキブリ)上等…!
かつてダメ超人と蔑まれた
キン肉マンがこの私に示してくれたように…
今度は害虫(ゴキブリ)と蔑まれたこの私が
あの頃のあやつになり代わって
今おまえにそれを示してやる番だ!

なぁミートよ!
カッコイイのうロビンってやつは!

ロビン　技を解け──っ!
おまえが正義超人界や
私たちの友情のために戦ってくれているのはわかる…
しかし　このままでは窒息死してしまうか…
両腕がもがれてしまいかねん!
おまえのそんな姿を見るのは
私は友として絶対イヤじゃ───っ!

キ…キン肉マンよ
デビューしたての小僧っ子超人(グリーンボーイ)なら
その激励は力になるかもしれんが…

げ…激励!?

私のようなベテランの実力派にはこう言うべきだろ!?
窒息死結構!
両腕がもげることなど恐れるな!
「命にかえてもネメシスを倒せ」…とな───っ!

ウォーズマンという超人は　
この私ですらその底を読み切れなかった男だ!
私に完勝したおまえにここで倒れられては　
何より私が納得いかない!
さあロビンに託されたものを
胸に蘇るんだウォーズマン!

土たまりて山となり
水たまりて淵となり
技たまりて才となる!

ウォーズマン再起動完了
スーパーユウジョウモード発動中!
発動限界時間5分ジャスト!
5分もあれば充分だ!
ロビンのいしはこのオレが受け継いだーっ!!

なぜだ!　なぜたった一度の負けで
死ななければならないんだ!?
負けて初めて理解できることもある!
オレだって　
我が師ロビンマスクだってそうだった!
そのロビンマスクと対戦した
おまえにはそれがわかるだろ!
ロビンが命を賭してまで
おまえに伝えようとしていたことが!
なぁネメシス!

…おい ウォーズマン
一度目のネメシスの介錯で自害できたものを
余計な邪魔だてなどしやがって…
だが…おまえ機械野郎のくせして…
オレの左胸に当てたその手は妙に温かかったな…

勝てる…と思うか?
地に墜ちた”悪魔”ごときが
我ら完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)全員…
そしてあやつに?

当然だ
だから来た!

超人たるもの
魂の生死は自らの責任で決めるべし
それが自然の摂理であるはず
それを完璧(パーフェクト)超人だかなんだか知らぬが
第三者が管理しようとすること自体が
そもそも大きな間違いなのだ

だがなぁ…私はそれが楽しかったのだよ
そして　ついぞわかりあう日は来なかった
やつは我らと袂を分かちこの超人墓場より姿を消した
その後に訪れたのは悠久の沈黙と
偽りの平穏…それはとても哀しいものだ
いや…わかりあえなかったのが哀しいのではない
ただ言い争いができなくなった…それが私は哀しいのだ

いや拙者もまだまだ未熟
おぬしの力を奪うしか道がなかった時点で
技術合戦は拙者の完敗
それでも勝たねばならなかった
そだけのこと…

理念…か 確かに昔はそうだったな
だが　かつて崇高だったきさまの理念は
今やただの怨念へと成り果てている
“完璧”という名の怨念にな

フン
おまえこそ “悪魔将軍”などという
くだらぬ二つ名を名乗っているではないか
所詮おまえと私は同じ穴のムジナよ
己の決めた己の納得する掟の中でしか生きられん

もちろんだ
師を超えるのが弟子の務め
そう私にはきさまではない
かつてザ・マンと呼ばれた男だ!

ああ　一筋縄でいかねぇ相手なのはわかる
だがな仕事ってのはそういうもんだろ!