『二村ヒトシ』の名言│おすすめ本ランキングと名言集

人は、自分で自分を扱っているようにしか、
他人からも扱われないのです。

愛されたいと思うのが、いけないのではなく、
愛されたいと思う気持ちが強いあまり
人に愛してもらうことを求め、
自分からは相手を愛することをせず、
愛されるのを待つ。
だから愛されない、
という悪循環で苦しくなることに問題があるのです。

幸せにしてあげるとか、
幸せにしてもらうとかではなく、
二人が付き合うことで
お互いが良い方向に変わっていける関係になれれば、
一緒にそれぞれ幸せになっていくんです。

いい関係だったら自然にお互いが変わっていくんです。
「相手に合わせて」とか
「相手に媚びて」じゃなくて、
あまり無理をしなくても二人がそれぞれ
「生きていきやすいように」
「相手を肯定できて、自分を受容できるように」
変わっていけるような相手が、理想的な相手なんです。

「恋する」とは、
「相手を求め、自分のものにしたがる」こと。
つまり恋とは「欲望」である。
「愛する」ということは「相手を肯定する」ことである。

恋が次第に息苦しくなっていくのは、
相手の存在を使って
「自分の心の欠けている部分」を
埋めようとしているから。

無理して「許そう」とはしなくていいと思います。
ただ、憎みつづけてるということは
「求めつづけている」ということ。
そうしてる間はやはり
「支配されつづけている」のだ
ということを忘れないようにして下さい。

愛されるために無理して相手の要求をのんだり、
その見返りとして
自分のして欲しいことを要求したりして、
やがて傷ついていくのが恋。
私のやりたいことが、
相手のして欲しいことに、
相手のやりたいことが、
私のして欲しいことに、
なっていくのが愛。