ナム・インスク『実は、内向的な人間です』の要約にもなる名言

内向的な人とは、物理的、感情的に敏感な人のことを言う。
だから、外界のどんな小さな変化も刺激に感じるし、
短い外出や何気ないやりとりにも疲れてしまう。

集まるのは4人までが限界。
同席する人が多くなればなるほど、
一緒にいることの良さは薄れ、
疲ればかりが増していく。

内向型人間にとって休息とは、
ビール片手に友人とおしゃべりする時間ではなく、
我が家のソファに転がって
テレビやスマートフォンを眺めている時間を意味する。

刺激だらけの世の中で、家は、
ある程度自分で環境をコントロールできる唯一の場所だ。
体調に合わせて室温を調整することもできるし、
自分の好きな体勢でいてかまわない。

内向型人間は、自分の殻を破る勇気がないから
仕方なく退屈な人生を送っているわけじゃない。
はた目には退屈で暇をもて余しているように見えても、
本人は充分に楽しんでいるのだ。

本を読むと、
社会生活で疲れた心が癒される気がするんです。
数日でいいから何もせずに本を読んでいたい、
それが最近のいちばんの願いですね。