チーズはどこへ消えた?の『スペンサー・ジョンソン』の名言集│おすすめ本がわかる名言

自分が変わるには、
自らの愚かさをあざ笑うことだ。
そうすれば見切りをつけ、
前進することができるのだ。

両親と友人たちに、
山頂に登るのはどうだろうと話してみた。
ところが、
みんなは山頂にたどりつくのがいかに大変か、
谷間にいるのがいかに安楽か
ということしか言わなかった。
誰もが自分の行ったことのないところに
行くのをやめさせようとした。

山と谷はつながっている。
今日の順境で過ちを犯せば、
明日の逆境をつくり出す。
そして、今日の逆境で賢明なことを行えば、
明日の順境をつくり出す。

エゴは、山では人を傲慢にし、
谷では怯えさせる。
現実を見えなくさせ、
真実をゆがめるのだ

山にいるときには、
物事を実際よりもよく思ってはならない。
谷にいるときには、
物事を実際よりも悪く思ってはならない。
現実を味方にするべきである。

いまやっていることに没頭すれば、
ほかのことを考えることもなく、
幸せでいられる。
その瞬間に起きていることに没頭するんだ。

現在の喜びを奪うことができるものは二つしかない。
過去に対する悲観的な考えか、
未来に対する悲観的な考えだ。

現在に生きていて不幸せだったり、
うまくいってないと思ったら、
そのときが過去から何かを学び取り、
未来への計画を立てるべきときである。

苦痛な状況を経験し、
そこから教訓を得ることが大事だ。
ほかのことで気をまぎらわせたりしないでね。

過去から多くのことを学べば、
それだけ悔やむ気持ちが薄れるということだ。
そして、それだけいま現在に生きることができるわけだ。

未来への準備ができれば、
あまり心配しないでいま現在を楽しむことができる。
計画を立てれば日々の作業を明確に決められるようになる。
ロードマップがあるわけだから。

現在を過去よりよいものにしたいなら、
過去に起きたことを見直せ。
そこから有意義なことを学びとれ。
そして、過去とは違うことをせよ。

未来を現在よりよいものにしたいなら、
素晴らしい未来とはどんなものか見定めよ。
それを実現する計画を立てよ。
そして、その計画を行動にうつせ。