一番好きな人物はヤンなのですが、組織としては銀河帝国が好きな凡夫です。
この記事では銀河英雄伝説のおすすめSSを紹介していきます。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっているSS おすすめ作品まとめ。や絶対に読んで欲しい殿堂入りSS おすすめ作品まとめがそこそこ評判がいいようなので、これからSS紹介記事を増やしていきます。・・・・・・いや感想文書けよ。なにブログだよ。
好き勝手に書けるのが個人ブログの強みとは言え、なんかおかしい気がしてきました。でも長年ぼっちで個人を磨き続けてきた凡夫が運営するのだからこうなっても仕方ないと諦めています。
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銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
凡夫の中で一番おもしろい銀英SSです。
佐伯隆二という地方公務員が何故か銀河英雄伝説の世界に転生して、何故か銀河の覇権を握る二次創作です。転生ものなので原作を知っていなければ楽しめない設定のはずなのですが、たぶんこれ本編知らなくても楽しめると思います。本編知っていたほうが絶対おもしろいけどな!
夜の10時くらい読み始め、朝の5時まで読んでいました。物語がおもしろすぎて徹夜したのは久々です。次どうなるのかが気になって、寝てる場合じゃねぇ!となったのが敗因でした。普通に仕事だから寝る場合だったんだよ。その日はやたらとセブンイレブンの珈琲を買いました。
あまり凡夫は頭がよろしくないので、原作を読んでいるときはファイエル! プロ―ジット! くたばれカイザー!と言いながら読んでいました。たぶん凡夫が銀英世界に転生したら憂国騎士団か地球教徒になっていると思われます。そんな凡夫なので原作が絶対という読み方をしてしまいます。
どうしてもラインハルトもヤンも否定的に見られないし、フレーゲルやブラウンシュバイクはどうしようもない敵にしか思えなかった。それが180度変わりました。
いやぁまさか人を動かすとこんなに変わるのかと目から鱗が落ちました。特にフレーゲル。おまえ、立派になったな!と一番驚きました。作中で一番どうしようもない奴だと思っていたのに、条件が整おうとこんな人間になるのか。
田中芳樹作品は悪い人間をどうしようもない人間に描くので好きになれない、という意見があるのは知っていましたがこういうことだったんですね。一面から見たら悪人でも違う面から見たら善人に見えるという当たり前のことを再確認できました。
未来に何が起きるかを知っているという設定は二次創作ではよくあることなのですが、こんなに原作知識を上手に活用する主人公は見たことがありません。だいたいは知っている未来とズレが生じて上手に対応できないとかなるんですけど、こいつは違います。原作以上の明るい未来を示していく主人公の姿に羨望しました。
たくさんあるけどどれ読めばいい?
大ざっぱにいうとこの作品はノベルゲーのようなもので途中で分岐します。まず本編が、銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)。帝国側で宇宙統一を目指します。ネタバレになるのであまり書けませんが、ラインハルトが可哀想なことになります。
原作ではあんなにカイザー、カイザーと慕っていた提督たちが皆、エーリッヒに懐いてしまいラインハルト陣営がぼっちになっていく様は心が痛かったです。後述しますがちゃんとラインハルト救済ルートもあるので安心してください。
これが本編になるのでまずはこれを読んでください。266話もあるうえにまだ完結していませんが読んでください。そりゃあ徹夜することになるよ。
亡命編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
これは主人公が同盟側に亡命し、和平を目指すストーリーです。同盟ファンはこっちを読め! ただ若干ヤンが原作よりも鬱屈としています。そりゃあ能力的にはヤンやラインハルトと遜色ないチート能力のくせに原作知識というチート設定つきの化物が身近にいるんだから仕方ない。
オリジナルキャラの主人公が強すぎて、英雄二人が割を食っている構図です。そして英雄ではなく原作では不遇だった人物がかなり輝いています。これは本編も亡命編でもいえることですが、本編の方がその特長が強い気がします。
亡命編の見所はオリジナルキャラクター、副官ミハマ・サアヤです。この娘がとにかくかわいい。そしてこの子から見たエーリッヒの魔王っぷりがすさまじいです。亡命編の主人公は全作品通して一番魔王として振る舞っていると思います。詳細は本編を読んでください。
ミハマ・サアヤは原作には登場しないので主人公は原作知識を使えないのに、2日で彼女が監視者であることを見抜き、上司を特定しました。25歳が知識や経験を引き継いで0歳からまた勉強しているとはいえ、能力高すぎる。ある意味、この作品も主人公TUEEE系と言えるのかもしれません。
亡命編は139話で完結しているので安心して読んでください。
本編のラインハルトと比較すればマシだけど亡命編のヤンはけっこう主人公にやられているな。そしてトリューニヒトさんが優秀すぎてやばい。
主人公がブラウンシュバイク公の養子になって帝国の改革をすすめる、最も血が流れないストーリー。ラインハルト救済ルートがあるといったのはここです。
原作では貴族連合はひどい奴等が酷い目にあうけど自業自得だよねという終わり方をします。エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝本編では、貴族の生き様を見せてくれます。そしてこの美しい夢では内乱自体が回避します。戦争は少ないのですが政争と陰謀が多いです。全体的には地味な展開ですが、銀英好きは政治に興味のある方が多いと思うので楽しめると思います。
はっちゃけています。
外伝 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
短編集みたいなものです。・・・・・・二次創作作品に短編集という言い方もおかしいですね。本編では書けなかった裏話や日常編が読めます。
海賊王に俺はなる!ではないのですが海賊になっていました。原作だと海賊が結構いるらしいのはわかるのですが、実際彼らがどう動いていたのかよくわかりません。どこかに書いていただろうか?
帝国の親爺がかっこいい二次創作です。
【ネタ・完結】銀河凡人物語~僕は門閥貴族でフレーゲル~ 完結
【ネタ・完結】銀河凡人物語~僕は門閥貴族でフレーゲル~(原作:銀河英雄伝説)
一人の凡人による物語が、英雄たちの伝説を始まることなく銀河の歴史へと埋もれさせた。
これはそんなお話である。
こちらも転生者が活躍?する二次創作です。よりにもよってフレーゲルさんに転生した主人公が、生きのこるために英雄を埋没させる物語です。
エーリッヒと異なり原作知識がかなりうろ覚えでネタが強めです。もっともエーリッヒに転成した奴がおかしい。原作全部頭の中に入っているんじゃないか?というレベル。信長の野望ステータスで例えると、もともと知力がカンストしている毛利元就タイプです。
原作知識というチートを持っているせいで本人も自覚していませんが、あんたもともとの能力がかなりチート気味だから。どこも凡人じゃねーから。と言いたい。
その点、こちらの主人公は凡人です。共感できます。
銀河英雄伝説外伝IF 辺塞寧日編 ヤン艦隊日誌
ヤン艦隊の人間を描いたサイドストーリー集です。違和感なくすんなり読んでしまいました。
最初に読んだのがこの作品だったのですが先にこちらを読んだ方がよかったようです。
同じ作者の作品です。こういう作品を読むと、凡夫の銀英愛はうすっぺらいなと思います。同盟国家歌おうとすると歌詞がわからず鼻歌になってしまい、あれ? 憂国騎士団? となってしまう凡夫はやはりダメです。どうでもいいことですが、憂国騎士団にジャギを混ぜてもバレない気がします。
Fate/sn×銀英伝クロスを考えてみた
凛がアーチャーとしてヤン・ウェンリーを召喚してしまったらという二次創作作品です。ヤンの聖杯戦争に対する考察がガチですごいです。ミラクル・ヤンがあらゆる願いを叶える願望器を上回る奇蹟を見せてくれます。
平野耕太先生の銀英関連ツイート
ヘルシング・ドリフターズでお馴染みの平野耕太先生の銀英関連ツイートが腹よじれます
平野耕太が語る「ギスギス銀英伝」 - Togetterまとめ
#推しキャラを雑に紹介してわかったらRT 童貞・シスコン・豆腐メンタルという三重苦に侵された、初対面の人間に「お前の名前は草原を駆け抜ける風のようだ」等とほざく意識の高いポエティックマインカイザー 部下に犬好きアイスソード、動きの速い中肉中背、隠し子おじさん、壁、ヒゲなどがいる
— 平野耕太 (@hiranokohta) 2015, 3月 10
#推しキャラを雑に紹介してわかったらRT 紅茶とブランデーで動く中国製の殺戮マシーン 足を撃たれただけで死ぬという SFスペースオペラの主人公にあるまじき脆弱性 妻は拳銃一丁で軍本部に乗り込むイケイケドンドン 養子は頭に血が上ると斧を振り回すバーサーカーという複雑な家庭環境
— 平野耕太 (@hiranokohta) 2015, 3月 10