『人生訓』おすすめ本10冊の名言集(カエルを食べてしまえ!など)

毎朝、一番に生きたカエルを食べるようにすれば、
その日の最悪事はもう終わったと
安心して過ごすことができる。

このカエルとは、
あなたにとって最も難しく重要な仕事で、
いまやらなければ
どんどん後回しになってしまうもののことである。

一番のことを一番にやることだ。
まったくつまらないことのために、
最も重要なことをないがしろにしてはいけない。

する必要のないことに精を出すことほど、
つまらない時間の浪費はない。
成功のハシゴに足をかける前に、
それが目当てのビルに立てかけて
あるかどうかを確かめよ。

池のオタマジャクシやカエルを
すべて食べることはできないが、
最も大きくて醜いカエルだけを
食べることはできるし、当面はそれで十分。

最初にとりかかるべきものを手にとり、自分に言う。
さあ、やるぞ!。
そして、とりかかったら、
完了するまでやり続けるのだ。

魅力が見つからないのは、
存在しないからではなくて、
埋もれているから。

どんな人だって魅力のもとは、
〝好き〟〝楽しい〟〝やってみたい〟にあります。
それは誰にも奪われることがない、
はやりすたりにも揺るがない、
あなただけの宝物。

稼げるかどうかは横に置いて、
まずは黙々と好きなことに没頭すること。
やりたくないことを手放して
生まれた空白の時間を、
あなたの〝好き〟に使うこと。
それが、最初の一歩。

無理なく続けていることが
好きのサイン。
仕事や学校で拘束されている以外の時間で、
あなたは何をしていますか。
誰かに〝しなさい〟と強制されたわけでもないのに、
勝手に続けていることは何ですか。

〝好き〟〝楽しい〟〝やってみたい〟の原点が、
実は最初からそう思えるものではなくて、
もとは苦手を克服したことが
きっかけだったという場合もあります。

コンプレックスに対する
どうしても克服したいという強烈な思いが、
唯一無二の価値へ昇華していった人はたくさんいます。
ネガティブな部分だって、
実は天から与えられた才能だったりするのです。

私は簡易な生活を望み、
やどかりのように何でもなく
運んで行ける殻の中に住みたい。

ほら貝の簡素な美しさは私に、
問題を解決するための第一歩は、
自分の生活を簡易にして、
気を散らすことの幾つかを
切り捨てることなのだということを教えてくれる。

浜辺中の美しい貝を凡て集めることはできない。
少ししか集められなくて、
そして少しのほうがもっと美しく見える。

家具もなるべく少なくして、
必要なものはほんの少ししかない。
そして私はこの貝殻に過ぎない私の家に、
私が本当に何も隠さずに話せる友達だけを呼ぶことにする。

私は、生きていく上で一番疲れることの一つは、
体面を繕うことだということを知っている。

我々が一人でいる時というのは、
我々の一生のうちで極めて
重要な役割を果たすものなのである。
或る種の力は、
我々が一人でいる時だけにしか湧いて来ないもの。

誰でも、そして殊に女は、
一年の或る部分、また毎週、
及び毎日の一部を一人で過すべきである。

一人で静かに時間を過すとか、
ゆっくりものを考えるとか、
お祈りとか、音楽とか、その他、
読書でも、勉強でも、仕事でも、
自分を内部に向わせて、
今日の世界に働いている各種の遠心的な力に
抵抗するものを求めなければならない。

苦労して手を取り合ったとしても、
どちらかが手を離してしまえば
簡単に終わるのが人と人の関係だ。
だから、誰かをそばに置いておこうとすがりつくのではなく、
自分にとっていい人にだけいい人でいればいい。

生きていて感じるのは、
何かにしがみついて未練を引きずるよりも、
損切りをいかにうまく行うかのほうが
ずっと重要だということ。

長所はいいもので短所は悪いものだ、
と決めつけないで。
長所だと思っていたことのせいで
人生がこじれる人もいれば、
短所だと思っていたことを
生かして幸せになる人もいる。

さみしさは一人のときよりも、
誰かと一緒にいるときのほうが強くなる。
さみしさとは一人ぼっちだという意味ではなく、
どこか満たされないむなしい心の渇きのようなもの。

見せるものがない人ほど、
見てもらおうとする履歴書が長い。
誇れるものがない人ほど、
誰なのかすらわからない知人を自慢する。
序列が重要だと考える人ほど、
自己紹介のときに肩書きを強調する。

本当に変だよね?
傷つけた言葉は記憶にないのに、
傷つけられた言葉はしっかり覚えてる。

生き方に正解なんてない。
自分が正しいと思うものを選べばいい。
その結果がかんばしくなかったとしても
間違いじゃない。
満足度がちょっと下がるだけのことだ。

丸くなめらかに生きて、
自己主張をせずにあちこちで傷つくよりも、
ありのままの姿で生きたほうがいい。
ときには角ばった人になろう。

幸せになりたいというよりは、
ただ自分としてきちんと生きていきたい。
幸せという二文字を追いかける人ではなく、
ただ私として。

新しい習慣は、新しい靴に似ています。
最初の2、3日は、あまり履き心地がよくありません。
でも、3週間くらい経つと慣れてきて、
第二の皮膚のようになる。

まったくするべきではないことを能率的にする。
これほどむだなことはない。

わたしを悩ませている
六つのことを書きだすと役に立つ。
そう、そのうちのふたつは消えてなくなる。
ほかのふたつはまったくお手あげだから、
心配しても始まらない。
あとのふたつはなんとかなるだろう。

世の中にあって、
世の中の意見に生きるのはたやすい。
ひとりのとき、ひとりの意見に生きるのはたやすい。
だが、偉大な人間とは、
群衆のなかにあって、
みごとに孤高を保てる人物である。

成功しそうなことをビジネスにする、
というのは男性の感覚。
一方で〝好きなこと〟を仕事にするのは、
圧倒的に女性的な感覚だと思います。
理屈抜きの〝好き〟があるときの女性って、
もう止まらないくらいのエネルギーに
満ち溢れていると思いませんか?

大切なのは、大好きなそれが、
どんな場所で、どんな人たちの目に触れ手に渡り、
その人が笑顔になれるのかということをイメージすること。

自分が選んだものだったら、
たとえ売れ残っても悔いはない。
いいと思って選んだけど、
全然売れなかったのよ!
って前を向いて笑ってられる。

一番大事なのは、
お金儲けや近道して有名になることではなく、
自分の〝好き〟を貫くこと。
要領が悪く見えたり、
どんくさく思えるかもしれませんが、
結局、正直が一番の近道。

人は手を動かすことで何かに没頭したり、
夢中になって何かに取り組んだりしている瞬間が、
一番幸せなんだ。

殺人犯からもお坊さんからも、
わけへだてなく好かれるようなヤツ、逆に怖いよ。
っていうか、ムリ。
〝誰からも好かれる〟なんて不可能だから!

〝幸せになる〟っていうのと
〝お金持ちになる〟っていうのは、
全然種目が違う競技だってことだよ。
”お金をたくさん稼ぐ”っていうのは
結構ハードな種目だから、
それ以外の全部を諦めなきゃいけない可能性が高い。

そもそも、〝夢〟って大げさに考えるから
なかなか見つからないんだよ。
〝ちょっと気乗りする〟くらいのことから
探していったらいい。

怒りの感情が湧いてきたら、
とりあえずきみが楽しいと
思えることをして鎮めればいいよ。
心ってのは不器用で、
〝幸せ〟と〝怒り〟を
同時に感じることはできないからね。

目の前に差し迫った問題がないから、
〝考えても仕方がないこと〟を
遠くからわざわざ引っ張り出してきて悩むんだ。

幸福を測る唯一のものさしは
〝今の自分がどう感じるか〟ですよ。
他人と比べるんじゃなく、
健康や環境、自由、愛情、
今の状況に満足すればいいんです。

これからは社会や経済の動きにとらわれず、
〝あなたにしかできないこと〟で輝く時代。
誰もができることをするだけの人は、
必要でなくなります。
いわれた通りのことをこなすのならば、
AIに譲ればいい。

不要なものを見極め、捨てる
〝引き算思考〟。
捨てて残ったものが、
その人の能力を開花させ、強くする。

すべてを捨てるのではありません。
自分の一部のようになっているもの、
心踊るもの、あなたにパワーを与えるものは、
残そうとしなくても自然に残ります。

所有していてもワクワクしないものは
〝重い出来事＝重い出〟であって、
〝思い出＝思い出したい出来事〟ではありません。
感謝しながら、捨てましょう。

人生がうまくいかない原因の
99パーセントは、
言い訳をする習慣によるものだ。

大切なのは、短期的には切迫感を持って行動し、
長期的には辛抱を重ねることだ。
ところが、ほとんどの人は
それと正反対のことをしてしまう。

誰もが人生で成功するための才能を、
生まれながらにして持っている。
ただし、本人がそれに気づいて
全力で発掘しなければならない。

地道な努力を重ねていれば、
予期しないときにいいことが起こる。
何もせずにじっとしていて
幸運をつかんだ人がいたためしがない。

他人に恨みを抱くことは、
自分が毒を飲んで相手が死ぬのを
期待するようなものだ。
そんなことをしても何も変わらない。

〝自分は能力不足だからうまくいかない〟
というネガティブな考え方から、
〝今はまだこの程度だが、
　いつかきっとうまくいく〟
というポジティブな考え方に転換することは、
人生全般の成否の分岐点になる。

誠実さとは、
たとえ誰も見ていないときでも
正しいことをすることだ。

試練ほど素晴らしいものはない。
すべての敗北、心痛、失望は、
問題点をどう改善すればいいか
教えてくれるのだから。

投資とは、〝先の未来について考え、行動すること〟です。
今のこの選択が、自分の未来に
こんなふうにつながるんじゃないかなあと考え、
選択していけば、それはすべて投資になる。

まず、自己管理は最大の投資と言えます。
健康で元気で過ごせることが、
あらゆる投資の基本です。

ルーティンを守る。シンプルですが、
それによって自分のコンディションを
もっともいい状態にキープできるうえに、
〝ああ、今日はもったいない時間の使い方をしてしまったな〟
といった後悔を減らすことができる。

ひたすら同じテーマについて
インプットしていると、
あるとき点と点が線になって
〝ああ、わかったぞ〟
という感覚が降りてきます。
この〝わかった〟は、自分だけのもの。
ここまで辿り着いたら、
まぎれもなくいい投資になっていると言えるでしょう。

価値のあるリターンを得ようと思ったら、
時間がかかるものです。
時間と成果は比例する、と言っていいでしょう。
大切なのは、〝大きなリターンはすぐには返ってこない〟
と理解していること。

夢、あるいはビジョンを実現したいときは、
焦らないことです。
すべきことをしたら、じっと待つしかない。

〝ラクをしたい人〟は、
日々の習慣をないがしろにしがちです。
毎日を怠惰に過ごし、
どこかで一発逆転を狙おうとする。
しかし、人を本質的に変えるのは習慣であり、継続です。
人生をよくしたいと思ったら、
自分への投資をつづけるしか方法はないのです。

シンプルに考えて、
少しの〝やるべきこと〟を選び抜く。
それが複雑だったら単純にして、
しっかりと一生懸命にやり遂げる。

人とのつながりや関係性をこわさない。
約束をやぶらない。人に多くを求めない。
そして、常に何事も続けていく努力をする。

虫眼鏡と望遠鏡、
二つのものの見方を身につけましょう。
近くのものを見る力と
遠くのものを見る力が合わさってこそ、
本質を見るということに近づけます。

正直、親切、笑顔。
これが自分にとっては、
すべての原理原則だと考えています。
何があろうと、
この三つだけは手放さないと決めています。

〝絶対に〟〝普通は〟という言葉を、
できるだけ使わないようにしましょう。
絶対などないし、万人にとっての
普通もまた、存在しません。

自分という存在が世の中に溶け込み、
迷惑をかけないようにすることは、
ひとつのマナーです。
うるさい音を出さない、静かな所作も、
溶け込むためのたしなみと言っていい。

姿勢。しぐさ。衣食住。
すべてに対していつも
〝それは美しいだろうか?〟と考えます。
手がけている仕事があれば、
〝できあがったそれは美しいか?〟と考えます。
できあがるまでの仕事ぶりが美しいか?
ありようとして美しいか?
繰り返し、繰り返し、考えています。

自分プロジェクトを進める。
あくまで自分の中でのこと。
誰に話すわけでもなく、
ささやかでもいいから、
自分プロジェクトをたくさん持っていると
毎日が充実します。

孤独は人間として生きている条件のひとつです。
〝人間は孤独である〟と受け入れ、
〝孤独こそ自分が生きている証だ〟と理解する。
これが大人になるということかもしれません。

周囲がどう思うかなんて気にする必要はありません。
人それぞれ違う感覚を持っています。
さあ、年相応という言葉を
自分の辞書から抹消しましょう。
年相応という言葉に縛られることは、
人生の楽しみを棒に振っているようなものです。

アフター5＝自由気ままに行動できる日。
決まった予定のある日。
寄り道せずに家に帰る日。
この3つをバランスよく決めておくといいですよ。

自分が必要に感じないことはしない。
〝みんながしているから、
　自分もしないと遅れているとバカにされる〟のではなく、
〝人は人、自分は自分〟です。

スタートなんかいつでもいい。
スタートが遅いかどうかを考える時間こそがムダ。

平均からの逸脱を徹底的に目指すべき。
異能の人は放ってはおかれない。

学びのない仕事は、
自分で徹底的にフォーマットやマニュアルを作って、
最短時間ですますような仕組みを工夫する。
日々のルーチン作業については、
何も考えずに右から左へやってしまい、
そこには頭も時間も使わないようにすることが大切。

勝負すべきなのは昨日の自分。
どれだけ成長できているか。
その時点で昨日の自分より上にいれば、
あえて他人と比べる必要もない。

苦しいときや辛いときに頑張るのは難しい。
だから、1日1ミリでも前に進めば大丈夫。
少し後ろに下がっても、
また1ミリ前に進めばいい。

10年ごとに大事なことは変わっていく。
20代は、常識の違いを知ること。
30代は、責任の違いを知ること。
40代は、昨日より今日の私が本物になること。
50代は、喪失感からの脱却。

大人になったら、復習よりも
〝予習〟が特に大事になってきます。
予習さえしていれば、
避けられた失敗が私の人生でもたくさんありました。

1つ大切なのは、今いる場所と
〝相性〟が合うのであれば、
それは素晴らしい環境だということを、
忘れないでほしい。
手放してしまうと、もう同じ場所には戻れないから。

人間関係をうまくやっていくためには
〝距離感〟が大切。
距離感をとるというのは、
〝無理なことは無理〟と
相手に伝えていく勇気のこと。

私の人生で〝これ、やらなきゃよかった〟と思うのは、
自分の感情が高まったまま、
相手に正義感を振りかざしてしまったとき。
感情の高まりのままで伝えると、
相手が不愉快になることが大半。

正直者がバカを見る。
誰もが、一度や二度は感じたことが
あるのではないでしょうか。
だけど、最終的に勝つのは、
〝正直の積み重ね〟。
いつも正直でいることが大切だと思います。

毎日、その日の優先事項として
スケジュールを確保する活動
（＝ハイライト）を1つ決めよう。
1日中ハイライトだけに取り組むわけではないが、
とにかくそれが最優先事項になる。

ハイライトを決めると、
毎日に焦点ができる。
人は〝何に注意を向けるか〟によって、
みずからの現実をつくりあげているのだ。

ハイライトの3つの選び方→
①緊急性＝今日やらなくてはいけない最も急を要すること。
②満足感＝1日の終わりに最大の満足感が得られること。
③喜び＝いちばん喜びを感じられること。

気を散らすものをいくつか取り除き、
輝く一点に注意を集中すれば、
うんざりする1日が、
とびきりすばらしい1日になるかもしれない。

自己肯定感＝自分という存在を、
様々な意味で
肯定的に受け入れることができる感覚。

自分を否定するような言葉は使わないようにする。
私なら、できる。
運が向いてきた。
だいじょうぶ、どうにかなる。
このようなポジティブな言葉が、
自己肯定感を高める。

成長を実感することが、
自己肯定感をアップさせる。
何か自分の成長具合が
具体的にわかるようなことを
するのが良いでしょう。

人生は、その人が思った通りのものになる。
人生は自分の思い通りになんかならない
と思っている人は、みずからが
思い通りにならないことを望んでいる人だ。

うまくいかない。生きづらい。
不調があってしんどい。
あなたがそう感じてるなら、
もともとの原因は〝無理〟にある。
たくさんの無理を重ねて、
今の現実ができてしまってるの。

熱があってもなくても、だるいなら休めばいい。
熱を測って熱がないからといって、
無理をしても意味ないでしょう?
熱があったらあったで、数字を見たら、
それで余計に具合が悪くなるだけ。
数字はどうでもいいから、
しんどいなら休みなさい。

隠したい自分とか、
バレると怖い秘密ってあるわよね。
でも、それって意外と大切な自分だったりしないかしら。

眠ることさえ十分にできてないのに、
しあわせになろうだなんて、
ちゃんちゃらおかしいわ。
眠ることは最強の癒やしなのよ、人間にとって。

睡眠が足りずに心と体がしんどいと、
目の前で起きてることを
〝マイナス〟に捉えがちになるのよ。
日々の生活の中で、
ネガティブな感情を強く感じてしまっているのなら、
性格を直そうとする前に眠りなさい。

すごいひとや会社を取り上げる番組。
あのすごさや、がんばりって
万人に求められてるわけじゃないわ。
あたしたち、もっと生きるハードル下げてよくない?

自分にちょうどよく生きるって、
すごく大切なことだと思うわ。いいこと?
あたしたち、もっと楽に生きていいはずよ。

レトロとは、つねに無理をして、
より上の生活を追い求めていく駆け足人生をやめること。
すでに持っているものに満足し、
それらに愛着を持って暮らすこと。

自分が選んだものはよいもの。
ほかにももっと優れたものは
あるかもしれないけれど、
私が選んだもので私は充分。

質のよくないものを買うほど
私は金持ちではない。

自分のスタイルが見つかっていれば、
少ない服でも洗練されたファッションで、
毎日をストレスなくすごせます。
清潔で、人前に出られて、着心地がよく、
私たちをご機嫌にしてくれる服は多くはいらない。

人は、普段のありきたりの暮らしの中でも
楽しい人生を築いていくことはできます。
これこそが本当の知性と呼ぶものなのです。

あなた自身の個性を受け入れて、
人真似を拒否しましょう。
他人のコピーになる必要はありません。
自分自身に忠実に、
その生き方を見つけていきませんか。
これこそが〝ヴィンテージ〟、
年季の入った態度と言えるでしょう。

自分のことは自分が一番知っている、
とは限りません。
むしろ、多くの人は、
思い込みや認識のズレによって、
自分自身を正しく理解できていないもの。

〝世間からどう見られているか〟
にこだわって、
自分が本当にやりたいことを見失っていたり、
自分の努力に対するケアが足りなかったりと、
〝内向き〟の意識が足りない。

毎日の日常シーンの中で、
そのときの自分が食べたい、飲みたい、
着たい、見たい、聴きたい、触れたい
と感じるものに対して、
忠実に行動を起こすように意識してください。

強みは弱みであり、弱みは強みである。
この相互の行き来を、
脳内で瞬時に転換できるようになることを
強くすすめたい。

成功ではなく成長を求める。
その成長も、小さな進捗の積み重ねでいい。
そう発想するだけで、
自分自身へのプレッシャーはぐんと軽くなります。

昨日はできなかったことが今日はできた。
一歩進んだ。確実に一歩は進んだ。
その確認を一つひとつすることが大事なのです。
なぜ一歩進めたかというと、
昨日には使わなかったスキル、
あるいは勇気を、今日は使えたから。

批判を乗り越える方法は、
その批判に対抗することではありません。
自分をよく知り、
自己成長につなげることが最強の克服法です。
あくまで視点は〝内向き〟に。

人はどんなに表層面が整っても、
幸せにはなれません。
なぜなら、自分の本当の気持ちを
置き去りにしたままだと、
自分を満たすことができないから。

人生におけるリスクは、
誰かに反対されることではありません。
本当のリスクは、
〝自分の気持ちにそぐわない〟
生き方をし続けることであり、
心が望む生き方を放棄すること。

モヤモヤや違和感を覚えるとき、
物事がうまくいかないときは、
〝自分の心と向き合って〟というサインです。
心の望みからずれていて、
軌道修正が必要だと教えてくれている。

もうひとつ大切なことがあります。
それは、〝一度選択したら後悔しない〟
と決めること。
自分の心に聞いて、考えて、
精一杯出した結論ならば、
後ろを振り返らない。

人は生きていくなかで壁にぶつかったり、
ときには失敗をしたりすることもあるでしょう。
大切なのは、困難に陥ったときに、
そこからどう復活するか。
そこで、人間性が試されるものだよ。

私たちは今、つながりすぎだ。
心をすり減らすSNSや大量の情報、そして人間関係。
その中のどれくらいが、本当に必要だろう?

情報を断捨離するための目安＝
①しばらく使っていない、見ていないもの。
②今の自分には役に立たないもの。
③触れていると不安や焦り、
　怒りなどネガティブな感情が湧いてくるもの。

情報は実態がないので、無限大に得られる。
しかし目に見えないからといって、
生活に影響を及ぼさないわけではない。
むしろモノよりも深刻な形で、
良くも悪くもあなたの心を揺さぶるのが情報だ。

自分にどんな情報を入れるのかを、
食べ物と同じように扱おう。
毒になるものは自分に入れず、
美味しくて栄養になるものだけを口にすること。

運命は操作ができないものだけど、
努力によって愛されることはできる。

成功する・しないって、
〝当たりクジを引く前に、
　どれだけハズレクジを引いてきたか。
　そして、そのハズレクジを
　どのように扱ってきたか〟が試されている

傷は負った。でも、私は　
なるべく腐らない
生きかたをしていくぞと決める

職場では決して泣いてはいけない。
泣くとそれだけで、
理性的ではなく感情的に見える。
どんな状況でも先に泣いた人が
ゲームに負けたとされるから。

本来、涙はとても美しいもの。
感情が高ぶった絶頂の瞬間の悲しみや
幸せの涙は真珠よりも貴い。
でも、ちょっと誤解されて
叱られたからといって流す涙は鼻水以下。

才能と情熱の対価だと
思い込んでいた給料の70%は、
歯を食いしばって耐える悔しさの
埋め合わせなのかもしれない。

口を開けばブツブツと不平不満のオンパレード。
ペンギンが暮らせるほどに
冷え切った雰囲気にしてしまう人たちは全員、
南極に移動させたいくらいだ。

実際に見聞きして感じたり思ったりしたことを、
しっかり書き留めておくことが大切だ。
記録というのは感性のカメラのようなものだから。

ひょっとすると、〝不公平〟こそが、
私たちを奮起させる最大の原動力なのかもしれない。
不公平な人生を自分の力で逆転させる痛快さ、
それをぜひ味わってほしい。

世の中には、いろいろな仕事がある。
どの仕事にも優劣はなく、
あるのは役割の違いだけ。

自分の能力を生かせて、
相性のいい会社に巡り会える人は稀。
雰囲気や人間関係、仕事内容など、
一つ二つ、気に入ったことがあれば、
案外楽しく過ごすことができるもんだよ。

〝給料は安いけど、やりがいがある。成長できる〟。
都合の良い言葉に誤魔化されてはいけない。
生活できないほどの安い給料は、
働く人のことを考えていない証拠。

何かをゼロから始めるには、
パワーが必要になる。
先送りせずに思い切って、
第一歩を踏み出してみよう。
歯車が回りだすと、少しの力で回り続けるよ。

華々しいプロフィールは強い武器に見える。
けれど、結果が出ないと期待が高すぎたぶん、
評価は一気に下がってしまう。
実力の伴わない自慢や強がりは災いのもと。

役に立つこと、意義があること、
効率的なことだけが評価される社会は息苦しい。
ムダなこと、バカらしいことをどんどんやろう。