『有賀薫』の名言│おすすめ本ランキングと名言集

外ごはんと家のごはんとの大きな違いは、
うまみ、塩、油の量。
外のごはんはこの3つがかなり多めです。
要するに、だしがきちんと使われていて、
塩分が強くて、油っこい。

料理のファーストインプレッションを決めるのは、
名前と見た目。
シンプルな料理でありながら
その料理の状態や質感が
十分に表現されている料理は、
作ってみたい!
食べてみたい!と思わせます。

家の定番になって毎日出番のある食材というのは、
何かしらその人にとって
おいしいだけではなく、
無理がないものだと思う。

飲食店では、昨日までのフレンチレストランが
今日からイタリアン、
明日はエスニック料理を出すなんてことはありません。
日替わりで各国料理を作る現代の主婦は、
ちょっと特殊なのです。

レパートリーは少ないほうが早く上達する。
野菜炒めでも、豚汁でも、親子丼でも、ナポリタンでも、
これはと思う料理を作り続けて
道を極めてしまいましょう。

好き嫌いの多い子には、
つい食べさせることばかり
一生懸命になってしまいますが、むしろ、
こんなにうまいものは子供には食べさせないよ、
という顔で大人が大事に食べている姿を見せるほうがいい。

味つけが難しくなってしまうのは、
一度にいろいろな調味料を組み合わせようとするからです。
そんなときは、まず
塩だけでどこまでいけるかを考えてみましょう。

料理は適切にやれば必ず上達し、
家にいながら自分の手でおいしいものを
食べられるようになる素晴らしい技術。
うまくなりたい!
というわくわく感をもって向き合うと、
同じ作業でも何倍も上達する。