この記事では、外交官『松岡洋右』の名言を紹介していきます。
いかにも私はヒトラーと条約を締結した。
しかし私は反ユダヤになるとは、約束しなかった。
これは私一人の考えではない。
日本帝国全体の原則である。
人類はかつて二千年前、ナザレのイエスを十字架にかけた。
しかも、今日、どうであるか。
諸君は、いわゆる世界の世論なるものが誤っていない、と保証できようか。
われわれ日本人は、現に試練に遭遇しつつあるのを覚悟している。
ヨーロッパやアメリカのある人びとは、
いま二十世紀における日本を十字架にかけんと欲しているのではないか。
諸君!
日本はまさに十字架にかけられんとしているのだ。
しかし、われわれは信ずる。固く固く信ずる。
わずか数年ならずして、世界の世論は変わるであろう。
しかして、ナザレのイエスがついに世界に理解されたごとくに、
われわれもまた世界によって理解されるであろう、と
野中に一本道があるとする。人一人、やっと通れる細い道だ。
君がこっちから歩いて行くと、アメリカ人が向こうから歩いてくる。
野原の真ん中で、君達は鉢合わせだ。こっちも退かない。むこうも退かない。
そうやってしばらく、互いに睨み逢っているうちに、
しびれを切らしたアメリカ人は、
拳骨を固めてポカンときみの横っつらを殴ってくるよ。
さあ、そのとき、ハッと思って頭を下げて横に退いて相手を通して見給え。
この次からは、そんな道で出会えば、彼は必ずものもいわずに殴ってくる。
それが一番効果的な解決手段だと思う訳だ。
しかし、その一回目に、君がヘコタレないで、
何くそッと相手を殴り返してやるのだ。
するとアメリカ人はビックリして君を見直すんだ。
コイツは、ちょっとやれる奴だ、という訳だな。
そしてそれからは無二の親友になれるチャンスがでてくる。