- 『文豪』の名言と出典わかる。
- 『文豪』のおすすめ本がわかる。
- 偉人(芸能人)の名言の考えがわかる。
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この記事は、『文豪』の名言とおすすめ本を紹介します。紹介する名言が、本と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
- 『文豪』の名言集とおすすめ本:日本人
- 文豪『芥川龍之介』 が読みたくなる名言
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『文豪』の名言集とおすすめ本:日本人
文豪『芥川龍之介』 が読みたくなる名言
恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。
恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。
少なくとも詩的表現を受けない性欲は
恋愛と呼ぶに価しない。
人生は一箱のマッチに似ている。
人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのはばかばかしい。
重大に扱わなければ危険である。
文豪『太宰治』 が読みたくなる名言
少なくとも恋愛は、チャンスでないと思う。
人生はチャンスだ。
結婚もチャンスだ。
恋愛もチャンスだ。
としたり顔して教える苦労人が多いけれども、
私は、そうではないと思う。
私は別段、れいの
唯物論的弁証法にこびるわけではないが、
少なくとも恋愛は、チャンスでないと思う。
私はそれを、意志だと思う。
一生を、書き損じの原稿を破ることに使った。
ここに男がいる。
生れて、死んだ。
一生を、書き損じの原稿を破ることに使った。
天才とは、いつでも自身を
天才とは、いつでも自身を
駄目だと思っている人たちである。
文豪『夏目漱石』 が読みたくなる名言
草枕の冒頭文「智に働けば角が立つ」
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、
安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
矢張り向こう三軒両隣りに
ちらちらする唯の人である。
唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、
越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう。
文豪『志賀直哉』 が読みたくなる名言
苦しんで生々と暮らすべきだ。
下らなく過ごしても一生、
苦しんで過ごしても一生だ。
苦しんで生々と暮らすべきだ。
尾崎紅葉『金色夜叉』 が読みたくなる名言
この愛情で争って見せる
富山が財産で誇るなら、
僕は彼らの夢想することも出来ん
この愛情で争って見せる
歌人『与謝野晶子』 が読みたくなる名言
『若さ』の前に不可能も無ければ
『若さ』の前に不可能も無ければ、
陰翳も無い。
それは一切を突破する力であり、
一切を明るくする太陽である
島崎藤村『藤村随筆集』 が読みたくなる名言
結婚するものに精神の勇気を要するならば
結婚するものに精神の勇気を要するならば、
別れるものに取っては
猶更精神の勇気を要する。
文豪『田山花袋』 が読みたくなる名言
絶望と悲哀と寂寞とに堪へ得らるる勇者たれ
絶望と悲哀と寂寞とに
堪へ得らるる勇者たれ、
運命に従ふものを勇者といふ。
文豪『谷崎潤一郎』 が読みたくなる名言
だれしも離別は悲しいものにきまっている。
だれしも離別は悲しいものにきまっている。
それは相手が何者であろうとも、
離別ということ自身のうちに
悲しみがあるのである。
文豪『武者小路実篤』 が読みたくなる名言
この道より 我を生かす道なし
この道より
我を生かす道なし
この道を行く
文豪『中勘助』 が読みたくなる名言
『中勘助随筆集』人間のいるところに喧噪はあり
人間のいるところに喧噪はあり、醜悪はある。
この肉の鼓は人に触れ物に触れて
醜く喧しく音を出さずにはいない。
中勘助『菩提樹の蔭』世間は自分に不都合の生じないかぎり
世間は自分に不都合の生じないかぎり
おおかたは善良なものを愛する。
文豪『井伏鱒二』 が読みたくなる名言
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
コノサカズキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
ああ寒いほど
ああ寒いほど独りぼっちだ!
文豪『中原中也』 が読みたくなる名言
山羊の歌
汚れつちまつた悲しみは
倦怠のうちに死を夢む
在りし日の歌 ~ゆきてかへらぬ~
名状しがたい何者かが
たえず僕を促進し
目的もない僕ながら
希望は胸に高鳴っていた
文豪『五重塔』 が読みたくなる名言
世に栄え富める人々は
世に栄え富める人々は
初霜月の更衣も何の苦慮なく、
紬に糸織に自己が好き好きの衣着て
寒さに向う貧者の心配も知らず。
と思うのもやっぱり愚痴か。
夢のように生きて
夢のように死んでしまえばそれで済むこと、
あきらめて見れば情けない、
つくづく世間がつまらない、
あんまり世間が酷過ぎる、
と思うのもやっぱり愚痴か。
文豪『室生犀星』 が読みたくなる名言
『室生犀星詩集』の名言 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
『犀星王朝小品集』の名言
人は決して倖せを避けて通る者ではない、
花を見ないで道を通ることはできない。
文豪『菊池寛』 が読みたくなる名言
『私の日常道徳』の名言
人への親切、世話は、慰みとしてしたい。
義務としてはしたくない。
菊池寛『話の屑篭』の名言
人間は生きている間に、充分仕事もし、
充分生活も享しんで置けば、
安心して死なれるのではないかと思う。
文豪『有島武郎』 が読みたくなる名言
僕は一生が大事だと思いますよ。
僕は一生が大事だと思いますよ。
来世があろうが、過去世があろうが、
この一生が大事だと思いますよ。
行け。勇んで。小さき者よ。
前途は遠い。
そして暗い。
しかし恐れてはならぬ。
恐れない者の前に道は開ける。
行け。勇んで。小さき者よ。
文豪『宮沢賢治』 が読みたくなる名言
いまこそおれはさびしくない
いまこそおれはさびしくない
たったひとりで生きて行く
こんなきままなたましひと
たれがいっしょに行けようか
梶井基次郎『檸檬』 が読みたくなる名言
妄想は自分を弱くみじめにした。
妄想は自分を弱くみじめにした。
愚にもつかないことで
本当に弱くみじめになってゆく。
どうして引返そうとはしなかったのか。
どうして引返そうとはしなかったのか。
魅せられたように滑って来た自分が恐ろしかった。
──破滅というものの
一つの姿を見たような気がした。
成る程こんなにして滑って来るのだと思った。
文豪『川端康成』 が読みたくなる名言
国境の長いトンネルを抜けると
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
自分の幸福なのだ。
一生の間に一人の人間でも
幸福にすることが出来れば、
自分の幸福なのだ。
小林多喜二『蟹工船』 が読みたくなる名言
蟹工船はどれもボロ船だった。
蟹工船はどれもボロ船だった。
労働者が北オホツックの海で死ぬことなどは、
丸ビルにいる重役には、どうでもいい事だった。
皆は死ぬことを覚悟した。
皆は死ぬことを覚悟した。
漁夫は何時でも
「安々と」死ぬ覚悟をすることに
「慣らされて」いた。
ものを云うだけのぜいたくな
ものを云うだけのぜいたくな
「余分」さえ残っていなかった。
堀辰雄『風立ちぬ』 が読みたくなる名言
風立ちぬ
風立ちぬ、いざ生きめやも。
幸福の思い出ほど
幸福の思い出ほど幸福を妨げるものはない
文豪『中島敦』 が読みたくなる名言
人間は誰でも猛獣使いであり
人間は誰でも猛獣使いであり、
その猛獣に当るのが、各人の性情だという。
己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。
至射は射ることなし。
至為は為す無く、
至言は言を去り、
至射は射ることなし。
文豪『坂口安吾』 が読みたくなる名言
俺にもこの白痴のような心
俺にもこの白痴のような心、幼い、
そして素直な心が何より必要だったのだ。
人間は生き、人間は堕ちる。
人間は生き、人間は堕ちる。
そのこと以外に人間を救う便利な近道はない。
文豪『三島由紀夫』 が読みたくなる名言
世界を変貌させるのは決して認識なんかじゃない。
世界を変貌させるのは決して認識なんかじゃない。
世界を変貌させるのは行為なんだ。
それだけしかない。
青春の特権といえば、
青春の特権といえば、
一言を以ってすれば無知の特権であろう。
思想は覚悟である
思想は覚悟である。
覚悟は長年にわたって日々
確かめられなければならない。
安部公房『砂の女』 が読みたくなる名言
孤独とは
孤独とは、幻を求めて満たされない、
渇きのことなのである。
罰がなければ、
罰がなければ、逃げるたのしみもない。
遠藤周作『沈黙』 が読みたくなる名言
人間とは妙なもので
人間とは妙なもので他人はともかく
自己だけはどんな危険からも免れると
心の何処かで考えているみたいです。
お前は自分の弱さを
お前は自分の弱さを
そんな美しい言葉で誤魔化してはいけない
大江健三郎『死者の奢り』 が読みたくなる名言
僕には希望を持ったり
僕には希望を持ったり、
絶望したりしている暇がない
井上靖『氷壁』 が読みたくなる名言
努力する人は希望を語り
努力する人は希望を語り、
怠ける人は不満を語る。
文豪『司馬遼太郎』 が読みたくなる名言
土方歳三の名言「目的は単純であるべきである」
目的は単純であるべきである。
思想は単純であるべきである。
新選組は節義のみ生きるべきである
でなければ、この世で大事業は成せぬ
男子はすべからく酒間で独り醒めている必要がある。
しかし同時に、
おおぜいと一緒に酔態を呈しているべきだ。
でなければ、この世で大事業は成せぬ
豊臣秀吉の名言 「人間一生のうち」
人間一生のうち、
飛躍を遂げようとおもえば生涯に一度だけ、
渾身の智恵をしぼった悪事をせねばならぬ。
村上龍『寂しい国の殺人』 が読みたくなる名言
現代を覆う寂しさは
現代を覆う寂しさは、
過去のどの時代にも存在しなかった。
近代化以前には、近代化達成による
喪失感などというものがあるわけないから、
わたしたちは、現代の問題を、
過去に学ぶことができないことになる。
今の子どもたちが抱いているような
寂しさを持って生きた日本人は
これまで有史以来存在しない。
文豪『村上春樹』 が読みたくなる名言
現代文学を信用しないというわけじゃないよ。
現代文学を信用しないというわけじゃないよ。
ただ俺は時の洗礼を受けてないものを読んで
貴重な時間を無駄に費したくないんだ。
人生は短い
はっきり言ってしまえば、
はっきり言ってしまえば、
君の頭の中にあるのは、
ほとんどゴミや石ころみたいなものなんだよ
あなたがピンボール・マシーンから 得るものは殆んど何もない
あなたがピンボール・マシーンから
得るものは殆んど何もない。
数値に置き換えられたプライドだけだ
森鷗外『青年』 が読みたくなる名言
われわれ青年の特権だね。
一々のことばを秤の皿に載せるような事をせずに、
なんでも言いたい事を言うのは、
われわれ青年の特権だね。
現在は過去と未来との間に画した一線である。
現在は過去と未来との間に画した一線である。
この線の上に生活がなくては、
生活はどこにもないのである。
二葉亭四迷『平凡』 が読みたくなる名言
人生は
いや、人生は気合だね。
海外の文豪の名言一覧
文豪『アーネスト・ヘミングウェイ』 が読みたくなる名言
人間の人間たる価値は
人間の人間たる価値は、
敗北に直面していかにふるまうかにかかっている。
敗北とは、決して屈服ではないのだ。
人生というのは
それは小さなしるしに過ぎなかった、
しかし人生というのは
小さなしるしから成り立っているのだ
人間は、負けるように造られてはいないんだ
人間は、負けるように造られてはいないんだ。
そりゃ、人間は殺されるかもしれない、
けれど負けはしないんだぞ
文豪『ドストエフスキー』 が読みたくなる名言
もし悪魔が存在しないとすれば
僕が考えてみるのに、
もし悪魔が存在しないとすれば、
つまり人間が創り出したものということになるね。
そうすれば人間は自分の姿や心に似せて、
悪魔を作ったんだろうじゃないか。
苦痛こそ生活なのだ。
苦痛こそ生活なのだ。
苦痛がなければいったい
人生にどんな快楽があろう
一杯の茶のためには
一杯の茶のためには、世界など滅びていい。
エドガー・アラン・ポー『マルジナリア』 が読みたくなる名言
卑怯であるのが必要な時に
卑怯に見えるか、
卑怯であるのが必要な時に、
それができないのは、
本当に勇気のあるものではない。
ディケンズ『クリスマス・キャロル』 が読みたくなる名言
あなたは世間を恐れすぎてる。
あなたは世間を恐れすぎてる。
あなたのいろんな希望は、
世間に蔑まれたくないという
ただひとつの願いに呑みこまれてしまったのよ。
文豪『ヴィクトル・ユーゴー』 が読みたくなる名言
海よりも雄大な光景がある。
海よりも雄大な光景がある。それは天だ。
天よりも雄大な光景がある。それは良心だ。
死刑台はもろもろの革命から
死刑台はもろもろの革命から
転覆されていない唯一の建物である。
文豪『シェイクスピア』 が読みたくなる名言
人生はただ影法師の歩みだ。
人生はただ影法師の歩みだ。
哀れな役者が短い待ち時間を
舞台の上で派手に動いて声張り上げて、
あとは誰ひとり知る者もない。
悪魔でも聖書を引くことができる
悪魔でも聖書を引くことができる、
身勝手な目的にな
恋ってどんなものか教えてあげてよ。
フィービ
ね、お前さん、この若いかたに、
恋ってどんなものか教えてあげてよ。
シルヴィアス
それはもう、溜息と涙とでできたもんです。
メルヴィル『白鯨』 が読みたくなる名言
老人は眠ることが少いが
老人は眠ることが少いが、
ながく生命と連れそったために、
死をおもわせるような何ものとも
交りたくないというのでもあろうか。
笑うってことが一番かしこい
何でも妙なことにぶつかったら、
笑うってことが一番かしこい
手っ取り早い返答なんで、
どんな目に逢おうと、
取っておきの気休めにならあ。
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