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小説の名言 偉人の名言(芸能人)

『三島由紀夫』の名言集:おすすめ本6冊がわかる名言36選(『金閣寺』など)

この記事を読むと

  • 『三島由紀夫』の名言がわかる。
  • 『三島由紀夫』のおすすめ作品がわかる。
  • 読みたい小説が見つかる。

2万以上の名言を集めた、
名言紹介屋の凡夫です。

この記事は、
『三島由紀夫』の
おすすめ作品と名言を紹介します。

上から順に読んでほしい作品です。

ネタバレがあるかもしれません。
ネタバレを気にしないという方は、
このままお読みください。

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三島由紀夫『金閣寺』の名言

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暴君や大芸術家たらんとする夢は

暴君や大芸術家たらんとする夢は
夢のままで、
実際に着手し、
何かをやり遂げよう
という気持がまるでなかった。

孤独はどんどん肥った

孤独はどんどん肥った、
まるで豚のように。

私が人生で最初にぶつかった難問は、

私が人生で最初にぶつかった難問は、
美ということだった
と言っても過言ではない。

美ということだけを思いつめると、

美ということだけを思いつめると、
人間はこの世で最も暗黒な思想に
しらずしらずぶつかるのである。

世間の人たちが

世間の人たちが、
生活と行動で悪を味わうなら、

私は内界の悪に、
できるだけ深く沈んでやろう。

どうぞわが心の邪悪が、繁殖し、

どうぞわが心の邪悪が、繁殖し、
無数に殖え、きらめきを放って、

この目の前のおびただしい灯と、
ひとつひとつ照応を保ちますように!

それを包む私の心の暗黒が、
この無数の灯を包む夜の暗黒と
等しくなりますように!

たとえ些細な悪にもせよ、

たとえ些細な悪にもせよ、
悪を犯したという明瞭な意識は、
いつのまにか私に備わった。

勲章のように、それは私の胸の内側にかかっていた。

自分をみじめに見せないことは、

自分をみじめに見せないことは、
何より他人の魂のために重要だ。

だから俺はさらりと言ってのけた、
「愛していない」と。

ふしぎなことだ。

ふしぎなことだ。
私は虚無とさえ、
連帯感を持っていなかった。

孤独がはじまると

孤独がはじまると、
それに私はたやすく馴れ、

誰ともほとんど口をきかぬ生活は、
私にとってもっとも
努力の要らぬものだということが、

改めてわかった。
生への焦燥も私から去った。
死んだ毎日は快かった。

私は凡庸さというものが

私は凡庸さというものが
年齢を重ねても、

少しも衰えぬのに改めて感心した。

母を醜くしているのは、

母を醜くしているのは、
……それは希望だった。

世界を変貌させるのは

世界を変貌させるのは
決して認識なんかじゃない。

世界を変貌させるのは行為なんだ。
それだけしかない。

美は……美的なものはもう

美は……美的なものはもう
僕にとっては怨敵なんだ。

死の空は明るくて

死の空は明るくて、
生の空と同じように思われた。

そして私は暗い考えを忘れた。
この世には苦痛は存在しないのだ。

そうした予兆は

そうした予兆は、
虚無の兆だったのである。

虚無がこの美の構造だったのだ。

三島由紀夫『憂国』の名言

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軍人の妻たる者は

軍人の妻たる者は、
いつなんどきでも
良人の死を
覚悟していなければならない。

それが明日来るかもしれぬ。
あさって来るかもしれぬ。

いつ来てもうろたえぬ覚悟があるか。

かれらは床の中でも怖ろしいほど

かれらは床の中でも怖ろしいほど、
厳粛なほどまじめだった。

おいおい烈しくなる
狂態のさなかでもまじめだった。

良人がこのまま生きて帰らなかった場合

良人がこのまま
生きて帰らなかった場合は、

跡を追う覚悟ができている。
彼女はひっそりと
身のまわりのものを片づけた。

良人はすでにただ一つの

よくわかるのだが、良人はすでに
ただ一つの死の言葉を語っている。

中尉は悩みを語っているのに、
そこにはもう逡巡がないのである。

しかし自分が身を滅ぼしてまで

しかし自分が身を滅ぼしてまで
諌めようとするその巨大な国は、

果たしてこの死に一顧を
与えてくれるかどうかわからない。

それでいいのである。

戦場の孤独な死と目の前の美しい妻と

戦場の孤独な死と目の前の美しい妻と、
この二つの次元に足をかけて、
ありえようのない
二つの共在を具現して、

今自分が死のうとしている
というこの感覚には、

言いしれぬ甘美なものがあった。

これはすでに良人のための化粧

これはすでに良人のための
化粧ではなかった。

残された世界のための化粧で、
彼女の刷毛には
壮大なものがこもっていた。

三島由紀夫『花ざかりの森』の名言

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この土地へきてからというもの

この土地へきてからというもの、
わたしの気持には
隠遁ともなづけたいような、

そんな、ふしぎに
老いづいた心がほのみえてきた。

真の矜持はたけだけしくない。

暴露主義や独断が、
いつから「正当な」位置を
もちはじめたのであろう。

真の矜持はたけだけしくない。
それは若笹のように小心だ。

きのう川であったものは

きのう川であったものは
きょう川ではない、

だが川は永遠に在る。

我を没し去るとき

我を没し去るとき、そこには又、
あの妖しくもたけだけしいいのちが、
却ってはげしくわきでてくるのである。

黒百合だけがさくような季節は

ながい喪の季節、そこでは百合さえも
黒百合だけがさくような季節は
ゆるやかにすぎていった。

「死」にとなりあわせのように

「死」にとなりあわせのように
まろうどは感じたかもしれない。

生がきわまって独楽の澄むような静謐、
いわば死に似た静謐ととなりあわせに。

三島由紀夫『葉隠入門』の名言

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これは自由を説いた書物なのである

これは自由を説いた書物なのである。
これは情熱を説いた書物なのである。

「武士道といふは」

「武士道といふは、
 死ぬ事と見付けたり」
というその一句自体が、

この本全体を象徴する逆説なのである。
わたしはそこに、
この本から生きる力を与えられる
最大の理由を見いだした。

美しく死に、美しく生きることは

美しく死に、美しく生きることは
困難であると同時に、

徹底的に醜く生き、醜く死ぬことも
困難なのが人間というものである。

人間が自由を与えられるとたんに

人間が自由を与えられるとたんに
自由に飽き、
生を与えられるとたんに
生に耐えがたくなることも知っていた。

思想は覚悟である

思想は覚悟である。
覚悟は長年にわたって日々
確かめられなければならない。

三島由紀夫『私の遍歴時代』の名言

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青春の特権といえば、

青春の特権といえば、
一言を以ってすれば
無知の特権であろう。

三島由紀夫『剣』の名言

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「……したい」などという心は

「……したい」などという心は
みな捨てる。その代わりに、
「……すべきだ」ということを
自分の基本原理にする。
そうだ、ほんとうにそうすべきだ。

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