この記事は、詩人『中原中也』の名言を紹介します。
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詩人『中原中也』の名言集
死別の翌日
生き残るものはづうづうしく、
死に行く者はその清純さを漂わせ、
物言いたげな瞳を床にさまよわすだけで、
親を離れ、兄弟を離れ、
最初から一人であったもののように死んでゆく
書簡
思惟せねばならぬ、
思惟したらば忘れねばならぬ。
行為は直観でなされるばかりだ
山羊の歌
汚れつちまつた悲しみは
倦怠のうちに死を夢む
在りし日の歌 ~ゆきてかへらぬ~
名状しがたい何者かが
たえず僕を促進し
目的もない僕ながら
希望は胸に高鳴っていた
未刊詩篇 ~昏睡~
何ももう要求がないといふことは
もう生きてゐては悪いといふことのやうな気もする
それかと云つて生きてゐたくはある
それかと云つて却(かえって)死にたくなんぞはない
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最期まで読んでいただきありがとうございます。
心に響いた言葉をきっかけに本を読んでくれたら、
こんなに嬉しいことはありません。
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