この記事を読むと
- 『中島敦』の名言がわかる。
- 『中島敦』のおすすめ作品がわかる。
- 読みたい小説が見つかる。
1万以上の名言を集めた、
名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、
『中島敦』の
おすすめ作品と名言を紹介します。
上から順に読んでほしい作品です。
名言を読めば、この作品の魅力がわかり、
あなたが読みたい本なのかわかります。
ネタバレがあるかもしれません。
ネタバレを気にしないという方は、
このままお読みください。

作品は人生を変えるキッカケになる。
ジャンプできる目次
名言で紹介する
『中島敦』おすすめ小説
中島敦『山月記』の名言集
曾ての同輩は既に遥か高位に進み、
曾ての同輩は既に遥か高位に進み、
彼が昔、鈍物として
歯牙にもかけなかった
その連中の下命を拝さねばならぬことが、
往年の儁才李徴の自尊心を
如何に傷けたかは、想像に難くない。
我々生きもののさだめだ。
理由も分らずに押付けられたものを
大人しく受取って、
理由も分からずに生きて行くのが、
我々生きもののさだめだ。
虎としての己の残虐な行のあとを見
人間の心で、
虎としての己の残虐な行のあとを見、
己の運命をふりかえる時が、
最も情なく、恐しく、憤ろしい。
どうして虎などになったかと
今までは、どうして
虎などになったかと
怪しんでいたのに、
この間ひょいと気が付いて見たら、
己はどうして以前、
人間だったのかと考えていた。
嗤ってくれ。
嗤ってくれ。
詩人に成りそこなって
虎になった哀れな男を。
人間であった時
人間であった時、
己は努めて人との交を避けた。
人々は己を倨傲だ、
尊大だといった。
実は、それが殆ど
羞恥心に近いものであることを、
人々は知らなかった。
内なる臆病な自尊心を
己は次第に世と離れ、
人と遠ざかり、
憤悶と慙恚とによって益々己の中の
内なる臆病な自尊心を
飼いふとらせる結果になった。
人間は誰でも猛獣使いであり、
人間は誰でも猛獣使いであり、
その猛獣に当るのが、
各人の性情だという。
己の場合、この尊大な羞恥心が
猛獣だった。
人生は何事をも為さぬには
人生は何事をも為さぬには
余りに長いが、
何事かを為すには余りに短い
などと口先ばかりの警句を弄しながら、
事実は、才能の不足を暴露するかも知れない
との卑怯な危惧と、
刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。
ちょうど、人間だった頃、
ちょうど、人間だった頃、
己の傷つき易い内心を
誰も理解してくれなかったように。
己の毛皮の濡れたのは、
夜露のためばかりではない。
こんな獣に身を堕すのだ。
飢え凍えようとする妻子のことよりも、
己の乏しい詩業の方を
気にかけているような男だから、
こんな獣に身を堕すのだ。
中島敦『李陵』の名言集
むしろ己の為に身命を惜しまぬ部下
確かに無理とは思われたが、
輜重の役などに当てられるよりは、
むしろ己の為に身命を惜しまぬ
部下五千と共に
危きを冒す方を選びたかったのである。
帝が一度言出したら
帝が一度言出したら、
どんな我が儘でも
絶対に通されねばならぬ。
口を緘して意見を洩らさぬ者が、
口を緘して意見を洩らさぬ者が、
結局陵に対して最大の好意を有つ者だったが、
それも数える程しかいない。
司馬遷にとって
司馬遷にとって、
単なる編年体の事件列挙は未だ
「述べる」の中にはいらぬものだったし、
又、後世人の事実そのものを
知ることを妨げるような、
余りにも道義的な断案は、
寧ろ「作る」の部類に入るように思われた。
こんな熱に浮かされたような
こんな熱に浮かされたような
書きっぷりでいいものだろうか?
彼は「作ル」ことを
極度に警戒した。
自分の仕事は
「述べル」ことに尽きる。
ただ大きいものは
ただ大きいものは、
その欠点までが大きく写ってくるのは、
これは已むを得ない。
当座の盲目的な獣の苦しみに代って、
当座の盲目的な獣の苦しみに代って、
より意識的な・人間の苦しみが始まった。
涙は一滴も出ない。
涙は一滴も出ない。
余りに強い怒りは
涙を涸渇させて了うのであろう。
ただ漢人は
ただ漢人はこれをごまかし飾ることを知り、
我々はそれを知らぬだけだ。
この意地こそは
想像を絶した困苦・欠乏・酷寒・孤独を、
平然と笑殺して行かせるものが、意地だとすれば、
この意地こそは
誠に凄まじくも壮大なものと言わねばならぬ。
中島敦『名人伝』の名言集
先ず瞬きせざることを学べ。
先ず瞬きせざることを学べ。
次には、視ることを学べ。
瞬かざるのみでは
未だ射を授けるに足りぬ。
次には、視ることを学べ。
視ることに熟して、さて、
小を視ること大の如く、
微を見ること著の如くなったならば、
来って我に告げるがよい。
老師の技に比べれば
老師の技に比べれば、
我々の射の如きは
殆ど児戯に類する。
儞の師と頼むべきは、
今は甘蠅師の外にあるまい。
一通り出来るようじゃな。
一通り出来るようじゃな。
だが、それは所詮射之射というもの、
好漢未だ不射之射を知らぬと見える。
弓矢の要る中はまだ射之射じゃ。
弓矢の要る中はまだ射之射じゃ。
不射之射には、烏漆の弓も粛慎の矢もいらぬ。
至射は射ることなし。
至為は為す無く、
至言は言を去り、
至射は射ることなし。
我と彼との別、是と非との分を知らぬ
既に、我と彼との別、
是と非との分を知らぬ。
眼は耳の如く、耳は鼻の如く、
鼻は口の如くと思われる。
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