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小林多喜二『蟹工船』の名言11選「蟹工船はどれもボロ船だった」

この記事は、小林多喜二の小説『蟹工船』
の名言を紹介します。

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小林多喜二『蟹工船』の名言集

又、長げえことくたばるめに合わされるんだ

俺アもう今度こそア
船さ来ねえッて思ったんだけれどもな。

周旋屋に引っ張り廻されて、文無しになってよ。
又、長げえことくたばるめに合わされるんだ

蟹工船はどれもボロ船だった。

蟹工船はどれもボロ船だった。
労働者が北オホツックの海で死ぬことなどは、
丸ビルにいる重役には、どうでもいい事だった。

生命的だな!

生命的だな! 
やっぱり炭山と変わらないで、

死ぬ思いばしないと、生きられないなんてな。
瓦斯も恐ッかねど、波もおっかねしな

皆は死ぬことを覚悟した。

皆は死ぬことを覚悟した。
漁夫は何時でも
「安々と」死ぬ覚悟をすることに
「慣らされて」いた。

ものを云うだけのぜいたくな

ものを云うだけのぜいたくな
「余分」さえ残っていなかった。

人間の身体には、どの位の限度があるか、

人間の身体には、どの位の限度があるか、
然しそれは当の本人よりも監督の方が、よく知っていた。

歴史が何時でも書いているように、

歴史が何時でも書いているように、
それはそうかも知れない気がする。
然し、彼の心の底にわだかまっているムッとした気持が、
それでちっとも晴れなく思われた。

公平に云って、上の人間はゴウマンで

公平に云って、上の人間はゴウマンで、
恐ろしいことを儲けのために「平気」で謀んだ。
漁夫や船員はそれにウマウマ落ち込んで行った。

本当の目的は、俺達をウンと働かせて

本当の目的は、俺達をウンと働かせて、
締木にかけて、
ギイギイ搾り上げて、
しこたま儲けることなんだ。

そいつを今俺達は毎日やられてるんだ

たった一人の寝がえりものは、

たった一人の寝がえりものは、
三百人の命を殺すということを知らなければならない

そんな先きの成算なんて、どうでもいいんだ。

本当のことを云えば、
そんな先きの成算なんて、どうでもいいんだ。
死ぬか、生きるか、だからな

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