岩永亮太郎『Pumpkin Scissors』の名言集(パンプキンシザーズ)

伍長は村人を救った
世界から見ればほんの一部ではあるけれど
伍長(オマエ)が成し得た”戦災復興”だ!!

ねえ　少尉・・・・患者は医者に───
自分と同じ病気に罹って欲しいと思うでしょうか
痛みや苦しみをわかって欲しいわけじゃない
仲良しこよしになりたいわけじゃない
望むことはひとつ──
“救って欲しい”それだけです!

3課が大尉と私だけの頃・・・・そう
隊章も無き設立当初だ
憤慨の日々だった
任務を全うせんとする度に現れる”障害”・・・・そのほとんどが
私利私欲のために民を貪る”人為戦災”だった
奴らは いつも手の届かぬ所にいた・・・・
金で
暴力で
権力で
その身を幾重にも守っていた
そう・・・・ まるでブ厚い南瓜の皮のように
・・・・刃が必要だった
万聖節の前夜に南瓜に細工を為す鋏──
『南瓜抜き鋏』のような頑健で強大な刃──!!
だから我々は名付けたのだ
いかな外皮をも切り裂き断ち割るために
だから我々は名乗るのだ・・・・
そう───!
誇りをもってパンプキン・シザーズの名をッ!!!!

その小隊長である私が言おう──
アルバート・ミヨンの外皮を喰い破ったのは紛れもなく──
メッツ　おまえだ!
ネズミの牙も侮れん!

ランデル・オーランド伍長・・・・
そも拝命十三貴族とは多大なる功績を収めた者に与えられる字
我がマルヴィン家の字は”L”(レイ)
『切り裂きし者』”L”──!
戦場にありて常に先陣の路を斬り開く騎士の字
おまえが私に──
私に戦場を与えた!!
臆さぬならばかかってこい!!

玉入れ競技の玉じゃねェんだぞ
千人いて・・・・1人しか助けられなかったら”失敗”なのか!?
助かった そのたった1人に──
「おまえは助かったけど意味はない」って言うのか!?

やがて失うものに意味がないのなら
あなたの命もまた無意味でしょう

殺すしか能がないならそれでいい
悪夢を見続けたって構わない
俺の全部で少尉を守る・・・・
きっと それが・・・・
この図体の使い途だ

〝不公平〟が許せないからだ
貴族だから裁かれない
平民だから赦される
笑止
罪あらば裁く!
悪あらば斬る!
それが貴族でも平民でも皇帝陛下であろうとも!

アリス・L・マルヴィンと
ランデル・オーランドは
この先も
ずっと独りかもしれない・・・・
でも俺が出会ったのは貴族じゃなくて・・・・
もしかしたら軍人ですらない
パンプキン・シザーズの『少尉』だから
だから・・・・
少尉を守りたい
だって俺は
パンプキン・シザーズの伍長だから

今から ここは戦災復興部隊
パンプキン・シザーズの作戦区域だ!!

“民衆に恐れられること”
それが我々(クレイモア・ワン)の最大の任務です

うむ!
“そのうち誰かがやる仕事”・・・・
まさに公務の神髄だな!!

その二つはきっと繋がっているんです
街が復興するには力がいると思うんです
生きていくための活力っていうか・・・・・・
それは・・・・
普通に恋愛を楽しむことだったり・・・・
温かい家が待ってることだったり・・・・
それを根こそぎ奪われたら・・・・
命が残ってても
諦めてしまいそうになる