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おすすめラノベここにあり!過去10年分の「このライトノベルがすごい!」の1位作品まとめ

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このライトノベルがすごい! 2015

昔はこのラノを毎年購入していた凡夫です。今は・・・・・・ノーコメントで。

過去10年分の「このマンガがすごい!」の1位作品まとめ(Kindle版) – ゆとり世代がストレス社会から逃げる方法.

この記事のライトノベル版です。このネタ、やろうと思ったけどWiki見ればわかることだしいいかとスルーしたらすごい人気出ていました。やってみないとわからないこと多いですね。少し悔しいので2匹目のドジョウを全力で狙っていくスタイルです。

『このライトノベルがすごい!』は、宝島社が発行するライトノベルのガイドブックである。2004年11月発売の「このライトノベルがすごい! 2005」から、年1回発行されている。

引用元: このライトノベルがすごい! – Wikipedia.

アンケート集計でランキングが発表される関係で長期シリーズ作品が上位に食い込むことが多いです。BEST10までは常連になっている作品がいくつかあります。ちなみに1冊完結作品としての最高位は2006年度3位、桜庭一樹の砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないです。

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桜庭一樹というと直木賞作家というイメージの方が強いのでしょうが、凡夫にとってはGOSICKの作者で、今はなき富士見ミステリー文庫出身の作家です。厳密に言うと、デビューはファミ通文庫なんですけどね。

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2005年度のおすすめライトノベル 

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東中学出身、涼宮ハルヒ
ただの人間には興味ありません。
この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上

凡夫はどっぷりラノベにはまっていたのはこの頃です。いわゆる0年代というやつですね。2005年度はこのラノが初めて刊行されたということもあり、ランキングも結構荒ぶっていました。とくにラノベ原作の人気女性キャラクター。作品部門1位のハルヒシリーズのヒロインを抑えて見事、初代ヒロインになったのはこの方でした。

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これ知ってる人はどのくらいいるのだろう? アニメ化されたこともあるんだけどな。しかも2期。わからない人のためにあらすじを引用するけど読んでも分からないと思います。

普通の中学2年生である草壁桜(以降「桜」)の机の引き出しから突然現れた天使・ドクロちゃん。桜を想うがあまり魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、その度に謎の擬音(魔法?)「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪」によって復活させる愛と涙の血みどろ物語。

引用元: 撲殺天使ドクロちゃん – Wikipedia.

まぁ、つまりあれです。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪な頭おかしい作品でした。これが1位でした。出オチと言いますかとにかくキャラが尖ってるどころインパクト重視でまさに撲殺級のキャラの濃さでした。

ちなみに2位は読子・リードマン。3位は長門、もちろん戦艦じゃない方の長門。そして4位がハルヒでした。ハルヒシリーズのヒロインはキョンなのでしかたがないね。

男性キャラクター部門は戯言シリーズが人気です。西尾維新と言えば今は物語シリーズなんでしょうね。凡夫は戯言シリーズから入ったので古参になっているのでしょうか? そういえば戯言シリーズってネウロとか暗殺教室に似たものを感じます。たぶんこの手の作品が好きならどっぷりはまると思います。本格ミステリの皮をかぶった娯楽作品です。

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文庫版は嬉しかったな。小さいんだもん。分厚いけど。

2位はフルメタル・パニック!の相良宗介。3位は終わりのクロニクルの佐山御言でした。この二人は反則的にカッコイイです。特に終わりのクロニクルは4期以上かけてじっくりアニメ化して欲しい。 

2006年度のおすすめライトノベル

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「いーちゃん、ひょっとして退屈してる?」
「ぼくは人生に退屈してるんだよ」
「それ、格好悪いよ」

2005年度は2位だった戯言シリーズが、ノベルス版の最終巻が 2005年11月7日に出たこともあり、1位を見事に奪いました。このラノはアンケート集計でのランキングのために集計時期によっては1位をとれないということが結構あります。例えばキノの旅や物語シリーズは上位陣ではあるのですが1位受賞を逃しています。

2位はキノの旅でキノの旅としては最高順位です。ただキノは女性キャラクター部門で1位をとりました。・・・・・・そういえばキノは女性でしたね。3位は冒頭に紹介した砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない。

好きって絶望だよね

この台詞に撃ち抜かれた方も多いはず。

7位のわたしたちの田村くんが懐かしいです。とらドラ!の竹宮ゆゆこのデビュー作です。ヒロインが女性キャラクター部門の7位に入ってます。

男性キャラクター部門は昨年度とほとんど同じなのですが、何故か3位にされど罪人は竜と踊るのガユス・レヴィナ・ソレルが入っています。何でだ? そういえばこの頃はスニーカー文庫でしたね。・・・・・・色々とあるんだよね。ラノベ業界。特にスニーカー文庫は色々とある印象があります。特に歴代大賞受賞者。呪われてるのか?

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2007年度のおすすめライトノベル

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経済ライトノベルという初めてのジャンルに加えてホロという天下無双のヒロインが読者全員をホロホロにして見事に1位を受賞しました。キャラクター女性部門も1位はホロです。当然の結果だな。

男性部門の1位は終わりのクロニクルの佐山御言。作品が見事に大団円を迎え、最高の悪役を貫き通しました。2位・3位は戯言シリーズ。そして4位はデュラララ!!の平和島静雄。凡夫も好きです。

この年に注目したいランキングの変化は14位にとある魔術の禁書目録が入りました。2004年から刊行しているのですが、ランキング入り遅かったんですね。アニメがはじまってからはすごいことになるんだけど。

狼と香辛料はもうとにかく好きな作品でアニメも素晴らしかった。ホロとロレンスがまんまコードギアスだったけれど、あの2人の演技は素晴らしかった。1期のオリジナルキャラも声が綾辻さんだったし、本当にヘヴンでした。だから完結したからまた1期から制作してくれないものだろうか。ハガレンみたいな感じで。

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そうそう。女性部門2位は長門です。長門は上位常連なのに1位はとれませんでした。安定した人気ではあるのですが、1位をとってほしかった。今度アニメ放送される長門有希ちゃんの消失で1位になって欲しいけど無理だろうな。

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消失長門もかわいいので2度美味しいみたいなキャラですね。でも僅差でノーマル長門の方が好き。最強は長門有希ちゃんの消失で記憶喪失時に、ノーマル長門っぽくなったときの長門。死ぬかと思った。長門有希ちゃんの消失は特殊な設定がないからか、キョンの良い奴っぷりがストレートに伝わってくるね。そして朝倉さんがすんごい良い子。

2008年度のおすすめライトノベル

[amazonjs asin=”4829128399″ locale=”JP” title=”戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (1) (富士見ファンタジア文庫)”]

獲物を前に舌なめずり。三流のすることだな

フルメタの最新刊が出たので1位を獲得しました。そりゃあそうだ。待ちに待った最新刊だもの。本当に完結してから読んでよかった。当時のフルメタファンは悲惨でした。どんだけお預け食らってるんだよ。・・・・・・まぁ田中芳樹作品よりはましですね。男性キャラクター1位は相良宗介でした。

戯言シリーズが完結した関係で男性キャラクター部門のランキングは大きく動き、キョンや上条当麻がBEST3に入りました。涼宮ハルヒシリーズはアニメ化の影響で作品もキャラクターも順位が上昇しましたね。もともと人気作品だから常連組ですが。この頃からアニメ化の影響が大きくなってきましたね。

そういえばライトノベル原作のアニメが増えたのもこの頃からもしれませんね。きちんと分析していませんが、ハルヒ以前と以後でライトノベル市場が様変わりした気がします。女性キャラクター1位もハルヒです。それまでは長門の方がハルヒよりも順位が高かったのに長門と文学少女シリーズの天野遠子を抑えて1位。

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2009年度のおすすめライトノベル

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「さっきから、ぼくの話ばっかりじゃないですか」
遠子先輩が、清楚な花のように微笑む。
「だって、心葉くんが書いてくれたお話ですもの・・・・・・。
全部覚えてるわ・・・・・・ひとつも忘れたりしないわ」

本編完結した文学少女が圧倒的大差で1位。もちろんキャラクター部門も1位。名作です。読んでくれ。アニメ、というか劇場版は原作を読んでいると楽しめるのですが、未読の方が視聴すると情報不足で混乱すると思います。遠子先輩を花澤香菜が演じていて、聞くまではイメージできていなかったのですが、まぎれもなく遠子先輩でした。

琴吹ななせは本当に見事なツンデレでした。そして切なすぎて泣いた。ななせには本当に幸せになって欲しいです。女性ランキングは4位でした。主人公の井上心葉も男性部門で5位と健闘しました。

2位はとらドラ!。アニメ放送が2008年10月。本編では物語佳境だったので高順位につけました。デビュー作から読んでいたので、感慨深かったです。

気になるのはバカとテストと召喚獣シリーズ。08年度に8位で09年度に3位と躍進しました。バカテスは読みやすく、とにかく笑えるのでバカテスきっかけでラノベにはまったという人が結構います。

 

2010年度のおすすめライトノベル

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9年度の勢いのままそのままトップをとりました。

10年度から女性人気キャラクター1位がずっと御坂美琴という長期政権に移行します。これはおそらくアニメや映画の影響でしょう。とある魔術ととある科学とずっと出てますから。アニメの影響は強いです。・・・・・・殿堂入りさせたらどうだろうか? ちなみに凡夫は御坂妹が好きです。

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2位と3位は文学少女シリーズからランクインしました。作品部門は3位でした。ちなみに2位は物語シリーズ。アニメがはじまった影響です。ヒロインはひたぎさんが4位にランクインしています。

この年の珍事は男性部門。男性キャラクター1位、バカテスより木下秀吉。なお女性部門7位という男女両部門でBEST10入りという快挙。

2011年度のおすすめライトノベル

[amazonjs asin=”4048663046″ locale=”JP” title=”とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)”]

アニメ2期を放送していた影響で1位。女性部門も男性部門もイラストレーターも1位の四冠でした。その上、男性部門2位は一方通行さん。いい加減にしろ。・・・・・・そういえば一方通行は男性確定でいいんですよね。明言してましたっけ? 二次創作だと女性設定も結構根強かったりします。そうそう。とあるシリーズのヒロインのインデックスさんは3位でした。・・・・・・あれ? 2位は何故か神様のメモ帳からアリス。

さりげなく3位にはSAOのキリトさんがランクインしています。翌年から無双する片鱗が見え隠れしますね。

作品部門2位ははがない。はがないは・・・・・・どうなるんだろうね。

さすがにこの年は男女両部門ランク入りという珍事は起きませんでした。残念。俺ガイルの戸塚が達成するかなと予想していたのですが、今のところランキング入りすらしていません。なぜだ。天使だぞ。

2012・13年度のおすすめライトノベル

[amazonjs asin=”4048677608″ locale=”JP” title=”ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)”]

この年からランキングにあまり変化がなくなります。ソードアート・オンラインととあるシリーズの2大政党がランキングを席巻しています。キャラクター部門も女性は1位御坂、2位明日菜。男性部門は、1位キリトさん、2位上条当麻。なんぞこれ? おまえら夫婦でランキング入りしすぎだろ。・・・・・・とあるだと正妻はインデックスっぽいけどね。

2014年度のおすすめライトノベル

[amazonjs asin=”4094512624″ locale=”JP” title=”やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)”]

「お前さ、友達いんの?」
俺がそう言うと、雪ノ下はふいっと視線を逸らした。
「……そうね、まずどこからどこまでが友達なのか定義してもらっていいかしら」
「あ、もういいわ。そのセリフは友達いない奴のセリフだわ」

俺ガイル政権誕生。作品部門と男性部門で1位。女性部門も2位に雪ノ下雪乃で4位が由比ヶ浜結衣。アニメが13年春に放映されたので一気に伸びた気がします。2期放送が決定しているのでい今から楽しみです。1期OPのやなぎなぎ「ユキトキ」は名曲です。

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結構知らない作品が増えました。2位のねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンも知りませんでした。ライトノベルも読書量減ったな。ちょっと飽和状態というのか過去の名作を再読したい症候群になっているので、新作まで手が出せない。

[amazonjs asin=”4048865595″ locale=”JP” title=”ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (1) (電撃文庫)”]

最近はアニメ視聴したら満足で原作を読まないことが増えてしまいました。残念。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている[俺ガイル]SS おすすめ二次小説作品まとめ【随時更新】

俺ガイルの二次小説作品をまとめました。良かったら読んでください。特にクロスオーバー作品はおすすめ。

地味に凡夫がおすすめしたいライトノベル

ランキング下位であったり一度しか登場していない作品からおすすめライトノベルを紹介します。

[amazonjs asin=”4840220603″ locale=”JP” title=”アリソン (電撃文庫)”]

2005年度8位受賞した後、シリーズは刊行されているのにランキングに登場していません。ですが名作です。ジュブナイルの王道を行く、ジブリ作品になっても違和感がない作品です。

「先ほどあなたは、『もし自分に殺してやりたい人ができたら』って言いましたね?」
「ええ」
「そうなってもあなたが殺す必要はありません。あなたはそんなことをしてはいけません。
 そのかわりに――
 私がその人を殴ります。ぐーで殴ります」
「……“ぐーで殴る”の?」
「はい。私はぐーで殴ります」

つまらないとか言う人がいたらぐーで殴ります。  

ライトノベルの名言

そうそう。このラノにはライトノベルの名言コーナーがありました。凡夫が名言収集するきっかけの1つはこのラノです。ライトノベルの名言はいくつか書いているのでついでに読んでいってください。

  1. 昔ラノベ読みだった貴方のために!おすすめのライトノベルの名言集.
  2. 小説・ライトノベルの名言 | 凡夫の特記事項.

手元にあるのが2012年までのこのラノなんだけど、12年から名言コーナーはなくなってますね。好きだったのに。

 

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