『羽生結弦』の名言集│おすすめ本がわかる名言

自分が負けたくないと思ったときには
やりたいと思っていたことが全部できるんです。
それが幸せ。
負けたくないと思って
アドレナリンのような興奮物質が出たとき、
僕の中の引き出しが開けられる。

今できることは何なのかを考えついた。
そこにちゃんと心を持っていけたからこそ、
今、ここまで回復できた。

五輪、世界選手権で優勝したので、
よく次のモチベーションについて質問されますけど、
逆に”五輪王者らしい演技をしよう”
と思うことがモチベーションになるんです。
”じゃあ、羽生結弦としてもっと成長してみろよ”って。

練習でもアイスショーでも
つらいときは必ずあるけれど、
そういうときに関しては
〝五輪王者だから
　こんなことしてる場合じゃない〟と思って、
自らに発破をかけている。

やっぱりひとりの表現者としては、
どれだけうまくできるか追求することは、
答えがないのですごく楽しいと思うんです。
ただ逆に、答えが見えないから
どうすればいいかわからないつらさもある。

ガラスのピースをもっともっと
きれいに積み上げていくのではなくて、
粗くてもいいから
頂点まで絶対にたどり着けるという地力も必要。

世界で誰よりも早く、
公式戦で4回転アクセルを決めたい。

これで、君の人生は永久に変わった。
君は世界王者なんだ。永遠の名誉だ。
その称号を誰にも奪われることはない。
世界タイトルを勝ち取ると人生が変わるよ。

The first pancake is always spoiled.
（1枚目のパンケーキは必ず失敗する）。
1枚目のパンケーキは、火が強すぎたり、
小麦粉を入れすぎたり、
焼き時間を間違えたりするものです。
成功するためではなく、
何を調整すればいいかをチェックするために焼きます。
スケートも同じです。
何を調整し、変更すべきかを見極めるために、
あえてグランプリシリーズの前に
小さな試合に出るのです。
ユヅルの1枚目のパンケーキは失敗し、
とてもたくさんの収穫がありました。

他の選手のことで
エネルギーを無駄にするんじゃない。
そんな価値はない。
エネルギーを自分のために使うんだ。

いまこの瞬間にも、
誰かが挫折を体験しています。
スケートを嫌いになってしまいそうな
崖っぷちで戦っているのです。
本当の王者は、その辛さに打ち勝てる者です。
問題が起きたときにどうやって解決するのか?
どうやって状況を好転させるのか?
明日はどんな態度でリンクに戻り練習するのか?
どうやってこの問題に区切りをつけるのか?
どんなトップ選手でも、
そうやって自問自答を繰り返すことで、
最後にはやっぱりスケートが好きなんだ
と初心に戻るのです