タレント『上白石萌音』のおすすめ本がわかる名言集

幼い頃から、本が大好きだ。
鞄のなかには必ず本が1冊入っている。
旅行に行くときは2、3冊、
長期滞在なら5冊以上。
そうじゃないと落ち着かない身体になってしまった。

家のなかでは絶えず歌っている。
特にお風呂場はライブ会場だと思っている。
歌っていない時は身体か
心が不調な時なので、
歌が健康のバロメーターにもなっている。

このお仕事をしていると、
〝言葉〟に殴り倒されることが
しょっちゅうある。
顔も名前も知らない、
会ったこともない誰かの言葉に。

鋼の精神は手に入らない。
自分は商品で、寄せられる言葉は
そのレビューなのだと割り切ってみても、
痛みまでは切り離せない。
うまく付き合っていくしかないのだろう。

傷つくのは嫌だけど、
傷つくことができている自分に
ホッとしたりもする。
まだ感覚が麻痺していないことに安心するのだ。
もう、いよいよよくわからない。

どの会話がその人との最後になるかわからない。
だからどんなに最低な日でも、
別れ際は気持ちよく手を振りたい。