『久保りこ』の名言│おすすめ作品ランキングと名言集

きっと僕に出逢うために、
携帯を鳴らしてみたくなったのさ。
運命の仕業だね。
捨てたけれどその携帯をまた使い続けることになった。
物語は短編から長編に変わる。

下準備していることはあるけど、
それを必ず実行するかというとそうとも限らない。
空想してれば十分だと思えることもある。
こうなったら、ああなったら
と色々考える方が楽しいだろ。
たった一つの揺るぎない現実はつまらないよ。

幸せだよ。でもね、
哀しい寂しい比率は私の体の殆どで、
嬉しい楽しい比率は指先くらいなの。

冬の満月は、高い位置にあるから見つけやすい。
それに空気が冷たくて澄んでいるから、
地上を明るく照らすことができる。
いつもの満月の百倍くらい。
嘘、言い過ぎた。二倍くらい。
それでも、誰もが冬の満月の威力を思い知る。

まず言わなきゃ、今だよ。
今、すぐに言うべき。
歳取ったね。昔の速攻はどこにいったの。
年月は行動力を奪い去る。
大人になるって身を削っていくことだね。

普通じゃないは、特別ってこととほぼ同じだ。
お父さんは、光が特別だよ
っていつも言っているだろ。
もちろん褒めているのさ。
だから普通じゃないって言われたら、
特別だよと言われたと思えばいい。

お母さんは悲しくて泣いている訳じゃないよ。
だけど嬉しくてでもないよ。
しいて言えば安心したのかな。