- 『水木しげる』の名言と出典わかる。
- 『水木しげる』のおすすめ本がわかる。
- 偉人(芸能人)の名言の考えがわかる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『水木しげる』の名言とおすすめ本を紹介します。紹介する名言が、本と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
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- 『水木しげる』の名言集とおすすめ本ランキング
- 水木しげる『がんばるなかれ』 が読みたくなる名言22選
- 水木しげる『生まれたときから「妖怪」だった』の名言
- 『完全版水木しげる伝』 が読みたくなる名言8選
- 水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』 が読みたくなる名言37選
- 水木しげる『妖怪ワンダーランド』 が読みたくなる名言10選
- 水木しげる『ほんまにオレはアホやろか』の名言
- 水木しげる『妖怪になりたい』の名言
- 水木しげる『のんのんばあとオレ』の名言
- 水木しげる『妖怪天国』の名言
- 水木しげる『紙魚』の名言
- 『水木サンの猫』の名言
- 『猫楠 南方熊楠の生涯 』の名言
- 水木しげる『マンモスフラワー』の名言
- 『妖怪と歩く―評伝・水木しげる』の名言
- 『トペトロとの50年―ラバウル従軍後記』の名言
- 『ワールド・ミステリー・ツアー13〈11〉アジア篇』水木しげるの名言
- 『水木しげるの妖怪探険―マレーシア大冒険』の名言
- 『水木しげるの大冒険』の名言
- 『夢を操る マレー・セノイ族に会いに行く』の名言
- 『水木しげると行く 妖怪極楽探検隊』の名言
- 『妖しい楽園―水木しげるができるまで』の名言
- 『本日の水木サン―思わず心がゆるむ名言366日』の名言
- 水木しげる『劇画ヒットラー』 が読みたくなる名言6選
- 水木しげる『劇画近藤勇―星をつかみそこねる男』 が読みたくなる名言9選
- 水木しげる『コミック昭和史』の名言
- 水木しげる『妖怪博士の朝食』が読みたくなる名言
- 水木しげる『神秘家列伝』の名言集
- 『水木さんの「毎日を生きる」』の名言
- 水木しげる『悪魔くん 』の名言
- 水木しげる『河童の三平 』の名言
- 『河童千一夜』の名言
- 『木槌の誘い』
- 『ゲゲゲの人生 わが道を行く』の名言
- 水木しげる『総員玉砕せよ!』の名言
- 水木しげる『ちゃんと食えば、幸せになる』の名言
- 水木しげる『ビビビの貧乏時代』の名言集
- 水木しげる『ゲゲゲのゲーテ』の名言集
- 水木しげる『人生をいじくり回してはいけない』 が読みたくなる名言9選
- 『水木サンの幸福論』 が読みたくなる名言5選
『水木しげる』の名言集とおすすめ本ランキング
『水木しげる』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
水木しげる『がんばるなかれ』 が読みたくなる名言22選
わけがわからないうちにアタフタと働いて、
わけがわからないうちに
アタフタと働いて、
アタフタと死ぬのはつまらない
いまの人たちは必死に働いて、
いまの人たちは必死に働いて、
いつも悲壮な決意を顔にみなぎらせているが、
もうちょっと優雅に
かまえたほうがいいかもしれませんね。
そんな顔では妖怪もこわがりますよ
我が道を熱心に進めばいつかは、
我が道を熱心に進めばいつかは、
神様が花を持たせてくれる
神様が花を持たせてくれなくても、
それはそれなりまた救いがあるものだ
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水木しげる『生まれたときから「妖怪」だった』の名言
「好きの力」を
「好きの力」を、信じればいい。
努力は
努力は、人を裏切る。
才能と収入は
才能と収入は別なんですよ。
しないではいられないことを
しないではいられないことをし続ける
他人との比較ではない、
他人との比較ではない、
あくまで自分の楽しさが大切。
成功や栄誉を目的にして、
成功や栄誉を目的にして、
事をおこなうべきではない。
うまいまずいや、好き嫌いを言ったら
「うまいまずいや、好き嫌いを言ったら、
戦地で死んだ人間に申し訳ない」
という気持ちがあるからだ。
『完全版水木しげる伝』 が読みたくなる名言8選
みえんからおらんというのが
みえんからおらんというのが
まちがいのもとじゃがナ
長い時が理解を深めるとは限らない
長い時が理解を深めるとは限らない
一瞬は永遠であり永遠は一瞬である
これほど偉大な人物を途中で誰も気づかなかったんだ
あの頃……
すなわち子供のとき水木サンは
バカだバカだと言われていたから
バカかなと思っていたら
近頃になって考えてみると
違うんだナァ
これほど偉大な人物を
途中で誰も気づかなかったんだ
健康の秘訣は、簡単なことです。
健康の秘訣は、簡単なことです。
睡眠時間が人より多い。
よく、禅宗なんかで悟りだの何だのって色々いうけど、
よく、禅宗なんかで悟りだの何だのって色々いうけど、
あれは一種のマスターベーションみたいなもんでね。
自分だけがそう思っているだけで、
別に高僧になってどうこうというものは、
そこには何もないように思います。
勿体つけてるだけでね。
人間が生きるか死ぬかということには
人間が生きるか死ぬかということには
イロイロな運命の糸によって
あやつられているのです
その人個人の力だけではありませんネ
切った腕からかすかに赤ん坊の匂いがする
ある日 切った腕からかすかに赤ん坊の匂いがする……
なんだか生命が底の方から
わき上がってくる匂いだった……
人は気が付かないだけで
人は気が付かないだけで、
二・三匹、目に見えない存在がみんなに必ず、
ちゃんと憑いとる気がするんですよねぇ。
こういうものを感じられるようになるとね、
何か人生が豊かに思えて来るんですよ。
さっきの祖霊の話にしてもね、
そういうものが自分を見守って、
働きかけて来ていると感じるだけでね、
自分の人生の意味が深まるように思えて来るんです。
水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』 が読みたくなる名言37選
目玉おやじの名言 「そんなふまじめな妖怪ってあるかね」
おい ねずみ男
おまえ敵なのか味方なのか
いまは味方だ
そんなふまじめな妖怪ってあるかね
ねずみ男の名言「けんかはよせ」
けんかはよせ
腹がへるぞ
ねずみ男「人間はおたがいに助け合い」
人間はおたがいに助け合い、
そして利用し合わねばいかんよ。
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水木しげる『妖怪ワンダーランド』 が読みたくなる名言10選
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すべてがまやかしじゃないか
だけど錬金術からはいつまでたっても
金は出なかったじゃないか
錬金術は金を得ることではなく
そのことによって
金では得られない希望を得ることにあるんだ
人生はそれでいいんだ……………
この世の中にこれは価値だと
声を大にして叫ぶに値することがあるかね
すべてがまやかしじゃないか
ねずみ男の名言「幸福を追求する行為自体が」
幸福を追求する行為自体が、
彼らにとっては幸福なんだ
世の中はヘンなもので
世の中はヘンなもので
他人が幸せすぎると
いたずらしてみたくなるやつがいるんだな
水木しげる『ほんまにオレはアホやろか』の名言
ゆるやかに進むことは、生を豊かにする
アフリカのピグミーたちは、
「急ぐことは、死につながり、
ゆるやかに進むことは、生を豊かにする」
と、信じているらしいが、全くその通りだ。
水木しげる『妖怪になりたい』の名言
太宰治を読んで
(太宰治を読んで)
南方で原始的な土人の生き方に
共鳴して帰ってきたものだから、
ぼくはひどく病的な文学に出くわした感じがした。
人間は本質的には犬、猫、シラミ、毛ジラミのたぐいと
たいして変わらないものだから、
あまりくよくよしたって始まらないのだ。
まあ一例が、原爆一つにしても、
悪いことだと思っても
いまだに製作を中止することもできないのが人間なのだ。
人間サマだからって別にシンコクがることはない。
失格したって落第したってどうっていうことはない。
すべては大地に帰るのだ。
定年をすぎるような齢になって、
定年をすぎるような齢になって、
言葉の不思議を感ずるようになった。
言葉というものは何気なく使ってきたわけだが、
これはひとこと多くてもいけないし、
すくなくてもおおすぎてもいけない。
日常使っている言葉というものは、
案外、その人の運命を
少しずつ変えているのかもしれない。
水木しげる『のんのんばあとオレ』の名言
人の心はなあいろんな魂が宿るけん
人の心はなあいろんな魂が宿るけん
成長するんだよ
水木しげる『妖怪天国』の名言
人間は誰でも仕事をするのはいやなものだ。
人間は誰でも仕事をするのはいやなものだ。
仕事がめしより好きだという成功者に
時たまお目にかかることがあるが、
目の玉がつりあがって、どことなくおかしい。
それは勉強が大好きだという子供と同じように、
そういう人間はオカシイのだ。
あれが長年の〝ボクの夢〟なのだが、
よく大臣方が失敗される、
あの女性関係というやつ、
あれが長年の〝ボクの夢〟なのだが、
多忙のため、いまだに実現できない。
水木しげる『紙魚』の名言
「成功というやつもそれを手にしてないまでは」
成功というやつもそれを手にしてないまでは
いろいろと空想をたのしませてくれるものだが
手にしてみるとそれほどじゃない。
『水木サンの猫』の名言
猫はかしこいネ
猫はかしこいネ
自分で食うために働かないヨ
『猫楠 南方熊楠の生涯 』の名言
猫はカシコイ
かのアフリカのドゴン族もいっとるが
猫はカシコイ
なぜならば彼等は食う為に働かない
めしのために汗をながすのが
めしのために汗をながすのが人間どもだ
水木しげる『マンモスフラワー』の名言
四百四十もある何をしているかわからない外郭団体……
そういうものに助成金を出したり……
アメリカの都市とお友達になってみたり
どうでもいいようなことをするために
ムダな役人をふやすのが政治よ
『妖怪と歩く―評伝・水木しげる』の名言
私(水木しげる)と手塚治虫の違いは
私と手塚治虫の違いは、
生活を楽しむってことじゃないですかね?
仕事がこれ以上増えちゃいかんのです。
こういう時間がなくなりますからね。
……マンガを描きながら死んでゆく、
なんて大嫌いです。
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『トペトロとの50年―ラバウル従軍後記』の名言
〝ブンメイ〟が妙な方向に向かってしまったのだ。
人間が動物や虫や石よりも
エライと考えるようになってから
人類はおかしくなったのではないか。
〝ブンメイ〟が妙な方向に向かってしまったのだ。
そして、生きがいをなくし、
幸福を忘れてきた、とみている。
『ワールド・ミステリー・ツアー13〈11〉アジア篇』水木しげるの名言
ところが、〝土人〟たちは
ところが、〝土人〟たちは、
ゆったりと楽しそうに暮らしている。
それを見た軍曹などは、
「馬鹿だから、ああいうふうにしているんだ」
と言う。しかし、賢いはずの日本人は、
意味のない戦争という
馬鹿馬鹿しい生活環境の中で
一生懸命になっている。どう考えても、
彼らの方がずっと幸せで、考え方もよい。
『水木しげるの妖怪探険―マレーシア大冒険』の名言
軽い気持ちでマンガ家を志望する人間について聞かれて
(軽い気持ちでマンガ家を志望する人間について聞かれて)
餓死です、そういう連中を待ってるのは。
私はそういうヤツには
「死にたければやれ」と言うんです。
最近は素人と玄人の
中間みたいなヤツはたくさんいますから、
それが何かカンチガイしているわけです。
ですから「死にたければやれ」と言うんです。
「死んでもいいです」
と言ったところから、出発するんです。
死ねば大地に食べられるわけですよ。
人間はいろんなものを食べますが、
死ねば大地に食べられるわけですよ。
しかし、夢というのはあれですな
しかしねえ、好きというのがまた曲者なんですよ。
夢ねえ。しかし、夢というのはあれですな
〝屁〟に似ていますな
娯楽をバカにすることはないですよ。
マンガというのはね、パチンコと同じで、
ストレス解消をしなくちゃならん。
だからそんなに名作である必要はないんです。
ましてやあんた、マンガ批評家だなんて。
だからパチンコ屋の隣でいいんですよ。
娯楽をバカにすることはないですよ。
『水木しげるの大冒険』の名言
(マイレージカードについて)
(マイレージカードについて)
ああいうものを作ると、
人生が複雑になりゃしませんかねぇ。
地球の言葉なんです。
虫とか草とかが吐く言葉は、
地球の言葉なんです。
水木さんにも俗人が半分入ってます。
水木さんにも俗人が半分入ってます。
入ってないと描いたものも売れんです。
皆で楽しむというのがないとね。
やはりこういう素朴な精霊信仰が重要なんです。
やはりこういう素朴な精霊信仰が重要なんです。
霊が見守って、多少手助けしてくれるんです。
今の日本を見てみなさい。
忙しくて精霊を感じられない。
生きながら死んだ者ばかりです。
『夢を操る マレー・セノイ族に会いに行く』の名言
人間が救いや癒しをせっかちに求めるから、 ああやっていろんな宗教ができる。
宗教の背後にはキリスト教でも
仏教でも霊がいるわけだけれども、
人間が救いや癒しをせっかちに求めるから、
ああやっていろんな宗教ができる。
みんなエゴイストです。
この前も京都で世界宗教会議ってのがあって、
いろいろ慈悲深い崇高な偉い人が来るから、
話しがまとまるかと思ったら、
一つもまとまらなかった(笑)。
『水木しげると行く 妖怪極楽探検隊』の名言
水木さんは小便して大地の霊と交信するんです。
水木さんは小便して大地の霊と交信するんです。
この前もカナダでたっぷり交信してきました。
わたしは幸せのことしか考えないからよかったのです。
わたしは幸せのことしか
考えないからよかったのです。
今の人々は、わざと
幸せにならないよう努力している。
水木さんが考えているよりも、 偶然のほうが賢かったです。
水木さんが考えているよりも、
偶然のほうが賢かったです。
偶然のほうが賢いんですよ、
人間が考えているより(笑)。
『妖しい楽園―水木しげるができるまで』の名言
僕はいわゆる流行歌
僕はいわゆる流行歌
といった類はほとんど聞かない。というのは、
他人が解決してやれそうもない恋愛問題なんかを、
もの哀しい声で、むせび泣かれることは
愉快ではないからだ。
いずれも生きるのをしんどくする連中だと思った。
僕は軍隊が終わったら、
坊主になろうと思って、
日曜日の外出のとき、
岩波文庫の『佛説四十二章経』
なるものを買って読んだ。
そのなかには、
眠りを「睡魔」と称し、
いかにも眠らないのが美徳
みたいに書いてあるので、
極めて不快になった。
次いで、宗教関係は
楽な生活ができると思い、
こんどは新約聖書をひらいてみた。
「色情を抱きて女をみるものは、
その目をえぐり捨てよ」とあり、
これもおどろいてやめた。
いくら目があってもたりないと思った。
次いで『論語』。
「男女七歳にして席を同じうせず」
という不快な文字からはじまって
「四十にして惑わず」といった
鼻持ちならぬ自信満々。
これも僕と意見を異にしていた。
いずれも生きるのを
しんどくする連中だと思った。
『本日の水木サン―思わず心がゆるむ名言366日』の名言
自殺できるってことはね、ある意味、
自殺できるってことはね、ある意味、
ぜいたくなんですよ。
少年よ
少年よ
がんばるんかれ
土人というと差別語のようにいわれるが、
昔から私は南方志向で〝土人崇拝者〟でもある。
土人というと差別語のようにいわれるが、
水木世界では〝最高の人間〟ということになっている。
文豪とか下らぬ文学者のために
ノイローゼになってしまっている〝文明人〟には、
あの明るい土人たちの笑いはない。
自由業というのは、
自由業というのは、
ビンボーになるのも自由なんです。
妖怪というのはね、
妖怪というのはね、
くだらんものを一生懸命見る努力をして、
見えないものを無理矢理見るということなんです。
秋の叙勲で、旭日小綬章をもらった。
秋の叙勲で、旭日小綬章をもらった。
ぼくは名誉なことだとは思うが、
生きたくてたまらんかったのに
戦争で無念に死んだ人たちにあげたい。
水木しげる『劇画ヒットラー』 が読みたくなる名言6選
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これで役者はそろった
錠前屋のドレクスラー
変人経済学者で土木技師のフェーダー
酔っぱらい詩人エッカルト
散弾で鼻のちぎれたレーム大尉
新聞記者のハラ―
元浮浪者アドルフ・ヒットラー
これで役者はそろった
まさかこの男たちが
ヨーロッパを征服するまでになろうとは
だれも思わなかった
水木しげる『劇画近藤勇―星をつかみそこねる男』 が読みたくなる名言9選
人間が満ち足りた気持ちになるには
人間が満ち足りた気持ちになるには
なによりもこの勘違いが必要なのかもしれない
土方歳三の名言 「いまの時代はかっこつかねえんだ」
「尊王攘夷」と一声さけんどかないと
いまの時代はかっこつかねえんだ
近藤勇の名言「人殺しは武士道に限るよ」
武士道ってほんとにすばらしいですね
そうだ
なにかというと腹を切るのだ
これがまたすんばらしいじゃないか
ほんとですね
人殺しは武士道に限るよ
近藤勇の名言「きっと幸運をつかめるよ」
お互いに幸運の星をつかみましょう
原田くん
見給え たくさんの星が
われわれをまっているではないか
ほんとですねえ
きっと幸運をつかめるよ
土方歳三の名言 「どん欲な奴ほど無欲ぶるのですよ」
世の中の奴はどん欲な奴ほど無欲ぶるのですよ
そして一番よけい物をとるものです
人情のないものはけだものと同じです
私は京へ上がるとき
もう妻子の顔の見おさめだと思っていましたが……
こうして会うことができるとは………
うれしいものです
こんな国家大事のときにこんな心境になるのは
お恥ずかしいしだいですが……
いやあ近藤さん
それが本当の人間です
いくら文武に富んでいても
人情のないものはけだものと同じです
生きるってことだって立派な星ですよ
先生 ひさしぶりに星空ですよ
俺はもう見たかあねえ
俺にゃあもう
つかむ星がねえんだ
先生 星の数はたくさんありますよ
富と名声を得なかったからって
生きるってことだって立派な星ですよ
結局人間は生きている限り
結局人間は生きている限り
意味もなくめったやたらにうごめいていなきゃ
おさまらねえんだ
真面目であればあるほど またコッケイなものだ。
「ひょっとすると、近藤勇というのは、
剣豪というよりも、
いささかコッケイな
豪傑であったのではないだろうか」
と思うようになった。
いや、人間というものは近藤勇だけでなく、
真面目であればあるほど
またコッケイなものだ。
水木しげる『コミック昭和史』の名言
しばしば軍隊と衝突する。
ぼくはその頃、無反省に、
世界はぼくの興味のためにある
と思い込んでいたものだから、
しばしば軍隊と衝突する。
それは最後までそうだった。
水木しげる『妖怪博士の朝食』が読みたくなる名言
ねずみ男の名言「ラクこそ幸福と違うか?」
ラクこそ幸福と違うか?
年神様「本当の安心は〝死〟だようョ。」
人間の〝幸福度〟は
思ってるほどの差はないものだョ。
本当の安心は〝死〟だようョ。
ねずみ男の名言「〝人生を不幸がる文化〟ってのは」
それにしても
〝人生を不幸がる文化〟ってのは
どういうものですかねえ?
私は〝人生は無限だ〟という
新文化をつくりたいと思うんですよ。
人間は一本線だと思っているから
人間は一本線だと思っているから
胸が痛くなるほど…
心配したり、心臓がとび出るほど
うろたえたりするのです。
そうです。
宇宙の仕組みは、
なにも心配しなくてもいいように
作られているのです。
死は永遠の〝無〟ではなく、
死は永遠の〝無〟ではなく、
一時的な〝下車〟にすぎないのです。
〝下車〟!?
そう、電車は山の手線みたいに
グルグル回っていますから……
どこからでも乗ろうと思えば
いつでも乗れますよ。
なるほど。
東海道線みたいに一本になってないのですヨ。
ねずみ男の名言「死とは大地に食べられるわけか」
なるほど、死とは大地に食べられるわけか。
水木しげる『神秘家列伝』の名言集
神秘家列伝 其ノ弐
文明とは奇人がつくるものなのだ!!
神秘家列伝 其ノ参
要するに〝霊〟とか〝霊界〟
といったものはないわけではない
それを静かに観察すればよいのだが
すぐに〝カミ〟の声だの
何々神のお声だのと〝宗教〟にして
ある種〝利〟をむさぼるのはどの宗教も同じで
有難がりすぎて〝真〟を見失うのだ
『水木さんの「毎日を生きる」』の名言
水木サンは、どんなときでも生きたかったから。
水木サンは、どんなときでも生きたかったから。
自殺する人は、それが幸せだと思って死ぬんです。
止める必要はないんじゃないですか。
人は、好きなことを続けていればいいのに、
人は、好きなことを続けていればいいのに、
ほとんどの人は好きでもないものをやっているから、
生き方も下手くそです。
そこが、問題なのです。
好きなことをやっていないから、
9割以上の人が不満に
満ち満ちているんじゃないですか。
だからといって、
好きじゃないことはしなくてよろしい
というわけでもありません。
じっとしていても、
金は入ってこないわけですから、
好きでも嫌いでも働いて、
お金を獲得しなきゃならん。
言葉にすると簡単なように聞こえるけど、
それが意外に大変なんですよ。
金儲けというヤツがね。
自分で勝手に発明して、創造できないといけない。
自分で勝手に発明して、
創造できないといけない。
これができないのは、
惚れられていないのに惚れられたと
錯覚する作家みたいなもんです。
錯覚する作家というのは、
実際、多いんじゃないですか。
6~7割はいそうな感じがする。
好かれていないのに、
好かれていると錯覚する鈍感な作家たち。
作家でいるには敏感でなきゃならんのに、
鈍感になっとる。
水木しげる『悪魔くん 』の名言
[st-card id=58861]
ぼくわるい政治家みたいに
ぼくわるい政治家みたいに
人のこと考えないの
水木しげる『河童の三平 』の名言
水木しげる貸本漫画傑作選 河童の三平(3)
かけ声からして普通じゃない
三船敏郎と仲代達矢以上の迫力だ
『河童千一夜』の名言
なるほど人間には
いや生物には満ちたりない
不足感が常に必要なんだなあ
『木槌の誘い』
人々は神をもてあそびすぎるのです。
人々は神をもてあそびすぎるのです。
自分のつごうのいいようにナ。
『ゲゲゲの人生 わが道を行く』の名言
正しいだけじゃマズイんです
主人公がいいことばっかりすると、
話は面白くならないんです。
だから、悪いことも少しやっていい
ということにしておくと、
面白いストーリーができる。
いいことばかりやって感心するようなストーリーは、
やがて人気がなくなるんです。
「墓場鬼太郎」の頃の鬼太郎は、
多少は悪い子なんです。
ところがアニメの鬼太郎は、いい子なんですよ。
制作する側が、悪い子を主人公にして
ケチつけられちゃたまらんというので、
どうしてもいい鬼太郎になりがちなんですよ。
でも、それだけでは、面白くなりかねるところがある。
正しいだけじゃマズイんです。
水木しげる『総員玉砕せよ!』の名言
僕は戦記物をかくと
わけのわからない怒りがこみ上げてきて仕方がない。
たぶん戦死者の霊がそうさせるのではないかと思う。
水木しげる『ちゃんと食えば、幸せになる』の名言
自分の好きなことをやる。
自分の好きなことをやる。
そのために人は
生まれてきたのだと私は思っています。
やりがいだとか、
充実感といった言葉をよく耳にしますが、
結局は自分が好きなことにしか、
そういうものは見つからないような気がします。
嫌なことをさせられるとヘマばかりだが、
好きなことはとことん集中する。
絵を描くのもそのひとつだが、
生まれつき蒐集癖があって、虫も集めたし、
漂流物の採集にも打ち込んだ。
現代人は、好きなことがみつからなくて困っている、
なんてよく言われるけれど、
それは悪い言葉で言うと無能なの。
無能は悪いことじゃない。
なにも無理に成功を目指さなくてもいい。
近頃は無能の人の多さより、
自分が「無能街道」を歩いていることを
知らない人が多いことにビックリする。
自分のことなのに、流されすぎているんじゃないかな。
水木サンのように
好きなことだけやって生活できているのは、
世の中には一割もいないでしょう。
残りの九割の人たちは、
カネのために多少はイヤなことを我慢しながら
生きているのだと思うんです。
結局、死ぬ人は死ぬし
結局、死ぬ人は死ぬし、
死なない人は死なない。
親からもらった遺伝子ですよ
水木しげる『ビビビの貧乏時代』の名言集
食うために働くのは
食うために働くのは
バカバカしいですからねえ
だいたい自由業って肩書きには
だいたい自由業って肩書きには
失業者も入ってるんじゃないの?
希望だけ紹介してもらっても
希望だけ紹介してもらっても
なにもないのと同じだった
水木しげる『ゲゲゲのゲーテ』の名言集
他人と比べるから不平不満を感じるわけですよ。
他人と比べるから不平不満を感じるわけですよ。
本人が納得して満足すれば、
それが幸せってことになるんじゃないですか。
後になって思えば
後になって思えば、諦めんからよかったんです。
描きつづけられたのは、好きだったからで、
生きがいをなくし、幸福を忘れているような人には、
〝成功や栄誉を目的にして、
事をおこなうべきではない〟
と、水木さんはいいたい。
必死で努力したけど
必死で努力したけど、ちっとも報われない。
自由業というのは、
ビンボーになるのも自由なんです。
人間、なにをいわれても
人間、なにをいわれても
自信をなくしたらダメです。
私は自分のことにしか関心がなかったから、
私は自分のことにしか関心がなかったから、
他人を誹謗中傷するようなことはしませんでした。
だいたい、ケンカは腹がへるだけです。
水木しげる『人生をいじくり回してはいけない』 が読みたくなる名言9選
妖怪の棲みにくい国は、
妖怪の棲みにくい国は、
われわれ人間にとっても住みにくい。
つまらない常識に左右される、
つまらない社会です。
水木さんは、それほど頭がよくなかったけれども、
水木さんは、それほど頭がよくなかったけれども、
「生きる勘」を心得ていた。
お金を少し儲けて、
楽して生きることが本当の幸せだと思ったんだ。
今も、その考えは変わらない。
成功を欲しがるのは、
成功を欲しがるのは、
無能なヒトなんですよ。
優秀なヒトなら、
放っておいても成功しますよ。
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『水木サンの幸福論』 が読みたくなる名言5選
水木サンが幸福だと言われるのは、
水木サンが幸福だと言われるのは、
長生きして、勲章をもらって、
エラクなったからなのか? 違います。
好きな道で六十年以上も奮闘して、
ついに食いきったからです。
ノーベル賞をもらうより、
そのことのほうが幸せと言えましょう。
古今東西の奇人変人を研究した結果、
水木サンが長年にわたって
古今東西の奇人変人を研究した結果、
彼らには幸福な人が多いことがわかりました。
奇人は貴人。
奇人は貴人。
最も愛着深い作品は何かと聞かれれば、 『総員玉砕せよ!』と答える。
自作の劇画や漫画の中で、
最も愛着深い作品は何かと聞かれれば、
『総員玉砕せよ!』と答える。
ラバウルでの体験をもとに書いた戦記ものだが、
勇ましい話ではない。
誰に看取られることもなく、
誰に語ることもできずに死んでいき、
そして忘れられていった若者たちの物語だ。
ではまた、あの世で。
ではまた、あの世で。
水木先生は2015年に亡くなったのですが、
どうも亡くなった気がしない。
訃報を聞いた時も、別の世界に旅立ったんだな。
妖怪に会いにいったんだなと、
納得してしまい、
悲しくありませんでした。
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