『中谷彰宏』の名言│おすすめ本ランキングと名言集

自己肯定感の反対は、他者承認です。
情報化社会は、他者承認社会です。
他者承認を求めることは、結果として、
他者の奴隷になることです。

他者承認に割いているエネルギーを最小限にします。
もしくは、ゼロにします。
それだけで自己肯定感が上がっていくのです。

普通は自己肯定感を下げるワードです。
一人一人は、みんな違います。
普通も平均値も幻想です。
普通の人という具体的な誰かは、いないのです。

自信と自己肯定感は違います。
自信は、長所で余裕を感じることです。
自己肯定感は、短所も嫌いじゃないと思えることです。

他者否定を恐れないことです。
他者否定をされても、
どうということはないのです。
他者否定をする人は、影響力を持っていません。
それよりは、自分の信じる人に認めてもらうことです。

自力でできたことは、
自己肯定感が上がります。
助けてもらったことは、
自己肯定感が下がります。
自分でできないことはしないで、
自分でできることをすればいいのです。

イヤホンをしていると、
本来出会えたはずの静寂の美に出会えなくなります。
静寂の中で、初めて見えてくる景色、
聞こえてくる音があるのです。

美意識のある人は、余白に美を感じます。
余白は何も書いていない場所ではありません。
何かを削った場所です。

社長室に入ったら、するべきことは2つ。
壁には必ず絵があるから、その絵を見ろ。
もう1つは、お茶を出されるから、その器を見ろ。

長所だけが美ではありません。
むしろ欠点に美を見い出すのが美意識です。
欠点があっても
むしろそこがいいよねということです。

美意識を磨くには、とにかく移動中のクルマで寝るな。
とにかく目を見開いて景色を見る。
何か面白いものが目に入ってくると、
そこからインスピレーションが湧くから。

部分から全体を想像する。
ゴジラも、まずしっぽを見て、足跡を見て、
壊された屋根を見ることで、
大きさを感じるのです。

忙しいからこそ、美に触れて、
余裕を取り戻すのです。

買い物は、モノを買いに行くことだけが目的ではありません。
ホテルやレストランも、ただ泊まったり、
ごはんを食べに行く場所ではありません。
すべては美意識を学びに行っているのです。