『大前研一』の名言集17選「人間が変わる方法は3つしかない」

人間が変わる方法は3つしかない。
1つは時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは
「決意を新たにする」ことだ。

今は、道なき道を国も個人も
見つけていかなければならない
時代になりました。
模倣ではもうダメなのです。

「これ以上悪くなったら、
　いくらなんでも…自覚して、
　何とかしようと立ち上がるでしょう」
と言うかもしれません。
しかし、世界には
それをしなかった国が沢山あります。

この子は才能がないからと
やめさせるようなことを
してはいけません。
たとえ才能がなくても
あふれる情熱があれば、
破壊力や持続力が生まれてきます。

やる前から「無理だ」「できない」
と言っていたら問題解決はできない。
すべての問題は解決できる。
そう強く信じることが問題解決の第一歩だ。

目の前の問題だけを脂汗を流しながら
凝視していても発想は広がらない。
歴史や地理、ほかのジャンルなど
いろいろなところにアンテナを伸ばしてみるといい。

「自分から最も遠い人こそ自分の人脈にする」
これが人脈づくりの最大の要点である。

すべて安全な橋を渡って、
どの瞬間も必要十分条件を満たして、
順風満帆だったという新事業は存在しない。

明治維新のときでも、
国民の１％も参加していません。
国民全部が動く革命なんて存在しない。
激しい革命の中を全速力で走り抜けた人間だけが勝ちます。

自分はどうなりたいのか。
何が自分の本当の望みであり、夢なのか。
この自問自答を繰り返してこそ、
プロフェッショナルへの道が開ける。

情報が本当に自分の血となり肉となるためには、
その情報を自分で加工しなければならない。

自分が「もっと知りたい」と思うことこそ、
他人も知りたがっていることである。

日本には「大器晩成」という言葉があるが、
実際にそういう人はあまりいないと思う。
私に言わせれば、それは最初にサボっているだけだ。

40歳になってから
キャリア・プランを立てるのでは遅いのではないか、
と心配する人もいるかもしれない。
だが、少しも遅くない。
大学を卒業して就職したとしたら、
40歳は中間折り返し地点に過ぎない。

「腐っても鯛」「寄らば大樹の陰」
という諺が日本にはあるが、
私に言わせれば、
腐った鯛は単なる腐った魚である。
倒れる大樹の陰にいたら潰されてしまう。

仕えた大将をヒーローにするのが
参謀の仕事だと私は考えている。

ビジネスでは「真実」が
ボスの言うことよりも上位概念である。