- 『稲垣えみ子』の名言と要約がわかる。
- 『稲垣えみ子』のおすすめ本がわかる。
- 名言をキッカケに本が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『稲垣えみ子』のおすすめ本を名言で紹介します。紹介する名言が、本を読むキッカケになれば嬉しいです。
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名言で紹介する『稲垣えみ子』のおすすめ本ランキング
『稲垣えみ子』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
稲垣えみ子『老後とピアノ』 が読みたくなる名言
大人のピアノ、つまり中高年になってから
大人のピアノ、つまり中高年になってから
やおらピアノを弾くって、
その〝思うようにならなさ〟といったらあーた!
指は動かないわ頭は動かないわ
楽譜は老眼で見えない。
1ヶ月も地道に練習を重ねてきて、
1ヶ月も地道に練習を重ねてきて、
その成果が全く発揮できないってのはどうなんだ。
実力以上のことを見せたいなんて思わない。
でも身につけた力は、
普通に発揮できる自分でありたい。
大人とはハードルが高いほど
大人とはハードルが高いほど
意地になるものらしい。
すぐに投げ出す子供とは違うのである。
っていうかこれって……老い?
老人とは〝できない〟ことを認めたくない生物だ。
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いま自分にできることをすれば良いのだ。
いま自分にできることをすれば良いのだ。
ただ懸命に弾けばいいのだ。
ぐちゃぐちゃになったって、
きっとそこには間違いなく美しい
〝何か〟があるはず。
衰えていくものを受け入れつつ、
衰えていくものを受け入れつつ、
まだ使っていない自分の可能性を
粘り強くトコトン掘り起こしていくことは、
たとえどれほど掘るスピードが遅くなろうが、
チャレンジはいくらでもできる。
肝心なのは結果じゃない。
肝心なのは結果じゃない。
自分をとことん使い果たして生きて、
死んでいくこと。
それでいいのだ。
そのことをピアノが
教えてくれているんじゃないだろうか。
稲垣えみ子『魂の退社』 が読みたくなる名言
幸せとは努力したその先にあるのではなくて、
幸せとは努力したその先にあるのではなくて、
意外とそのへんにただ転がっているものなんじゃないか?
あれはあれで必死だったのです。
あれはあれで必死だったのです。
何かが違う気がする、
このまま突き進んで行った先は
もしや果てしのない地獄なのではないか、
このままではヤバイのではないかと
奥底で密かに恐れつつ、ただひたすらに、
それなりに一生懸命だった。
いざ表立って取り組んでみれば、
いざ表立って取り組んでみれば、
批判する人と同じくらい、
影になり日向になり
応援してくれる人たちがあちこちにいた。
何かをなくすと、そこには何もなくなるんじゃなくて、
何かをなくすと、そこには何もなくなるんじゃなくて、
別の世界が立ち現れる。
それは、もともとそこにあったんだけれども、
何かがあることによって見えなかった、
あるいは見ようとしてこなかった世界です。
で、この世界がなかなかすごい。
稲垣えみ子『一人飲みで生きていく』 が読みたくなる名言
そもそも一体なぜ、私はこんなに一人飲みが怖いのか?
そもそも一体なぜ、私はこんなに一人飲みが怖いのか?
一人で店に入り、飲み食いする。
それだけのことだ。
命をかけた戦いを挑みに行くわけじゃない。
何はともあれ自分は一旦脇に置いておくこと。
何はともあれ自分は一旦脇に置いておくこと。
いわば無念無想。
まずは先客の皆様に敬意を表し、
場の空気を乱さぬところから。
少なくとも邪魔にはならないところから。
自分を消したら周囲が見える。
自分を消したら周囲が見える。
ここで一言発するべきか、
あるいはニッコリ笑うべきか、
それとも何もしないべきか、
つまりは私がどう行動したら
皆様に喜んでいただけるのかが、
ふと気づけばハッキリと見えてきた。
一人だと手持ち無沙汰なあまり、
一人だと手持ち無沙汰なあまり、
つい間を埋めようと、
矢継ぎ早に酒と料理に手が伸びてしまうのである。
イカンイカン。もっとゆるりと楽しまねば。
一人飲みの醍醐味とは、まず何よりも、
一人飲みの醍醐味とは、まず何よりも、
頼れるものなど何もないアウェイすぎる状況の中で、
孤独に正面から向き合うことだ。
一人では何もできない無力な自分を知り、
ウッとなることである。
そこにいるのはおそらく、
そこにいるのはおそらく、
見たくなかった自分である。
でもそれを見る。嫌だけど見る。
怖いけど見る。
それは多分、めちゃくちゃ意味があることなのだ。
感謝と関連記事の紹介
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