- 『桜木紫乃』の名言がわかる。
- 『桜木紫乃』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『桜木紫乃』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
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名言で紹介する『桜木紫乃』のおすすめ本ランキング
『桜木紫乃』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
桜木紫乃『ホテルローヤル 』 が読みたくなる名言
ドラマチックなひとときを持つ男のそばにいるだけで、
ドラマチックなひとときを持つ男のそばにいるだけで、
自分も彼のドラマの一部になれる気がした。
客は日が高くても夜を求めてここにくる。
客は日が高くても夜を求めてここにくる。
後ろめたさを覆う蓋に金を払う。
大切に思えるものは、
大切に思えるものは、
明日の自分しかなくなった。
ではどんなタイプなら成功するんだと訊ねてくる。
ではどんなタイプなら成功するんだと訊ねてくる。
「ひたむきでしたたかで、
人を騙すことに立派な理由をつけられる女」
「加えて美人」という言葉はのみ込んだ。
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桜木紫乃『妄想radio』 が読みたくなる名言
小説はおそらく人の辛苦を書くものだ。
小説はおそらく人の辛苦を書くものだ。
自分とは違う、あるいは似た辛苦から
微かな光を感じ取ってもらえれば、
と祈りつつの作業。
共感は遅発性の感情だと思っている。
共感は遅発性の感情だと思っている。
ふと気づいたときに思い出してはしみじみするもの、
というと伝わるだろうか。
他人の辛苦を見たり読んだりして、
すぐに立ち現れる感情は同情だろう。
共感と同情の区別くらいは、
すっきりとできる大人になりたい。
人を笑わずに済んでいるので、
どちらかというと他人様に笑われながら生きてきた気がするが、
人を笑わずに済んでいるので、
何にでも良いこととそうでないことがあるのだろう。
一期一会なのだ、小説も人も。
一期一会なのだ、小説も人も。
次に会うときはお互い違う表情、
違う気持ちになっている。
会うということが贅沢な世の中になってみて、
改めて瞬間の尊さに気づくとは。
倖せを粗末にした報い、
倖せを粗末にした報い、
ってなかなか若いうちはわかんないかもよ。
若さも時間も、未来永劫じゃないなんて、
つい最近まで気づかなかったもん。
内面なんて、外側からは見えないからいいんであってね。
内面なんて、外側からは見えないからいいんであってね。
コンビニの肉まんみたいに中身の表示があるわけじゃなし。
外からじゃ何が入ってるかわからないからこその
人間同士ですよ。
素直に感謝できないのも、
この世はすれ違いと勘違いで立体を保ってるっていうし、
素直に感謝できないのも、
この場合の必然なのかもしれなくてよ。
なにか始めることに、遅いことなんてない。
なにか始めることに、遅いことなんてない。
とりあえず、大声で言ってみる。
楽しいのだからいいではないか。
笑える日々がいちばんです。
桜木紫乃『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』 が読みたくなる名言
つまんないわねえ、なんでもいいって言う男は。
つまんないわねえ、なんでもいいって言う男は。
女は多少のわがまま言ってくれるくらいの男が好きなのよ。
自分に甘えてくれてると勘違いできるじゃない。
こういうのが一番タチが悪いのよね。
こういうのが一番タチが悪いのよね。
自分は女の望むようにやってきたって言い切るヤツ。
控えめに開き直られると
そこから先は何も言えなくなるって、
本能的に知ってるのよ。
いっぺん、しっかりと格好良く挫折しなよ。
いっぺん、しっかりと格好良く挫折しなよ。
若いんだからさ。
挫折って自立してないと味わえないことだから。
桜木紫乃『光まで5分』 が読みたくなる名言
人にいたわられたことがないから、
人にいたわられたことがないから、
どうやったら自分を
いたわることが出来るのかが、わからない。
一度陸に上がってみたかったんだろう。
一度陸に上がってみたかったんだろう。
この先何度も上がれるよ。
海の底も悪いところじゃない。
その時いちばん楽なところで踊るがいいよ。
その時に、自分がそこに居たい、
その時に、自分がそこに居たい、
と思う場所で生きる。
今、ここにいるのが心地よい、という場所で過ごす。
自分の流れを見つけて光までの時間を過ごす自由が一番。
この世には居場所を移動させながら流れてゆく女と、
この世には居場所を移動させながら流れてゆく女と、
その場から一歩も動かずに心を流してゆく女がいる。
幸せな人は、人と繋がりたいし、
幸せな人は、人と繋がりたいし、
自分を知る人がいないことで不安になるものだ。
でも自分の過去を消したい人や、
自分の役割から逃れたい人、
自分を縛るものを捨てたい人は、
自分を知る人がいない場所だけが
心を休ませてくれることを知っているし、
その場所だけに自由と解放がある。
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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