政治家『菅義偉』の名言集・発言集

私は雪深い秋田で農家の長男として生まれました。
子どもの頃は水道がなく、
家の前の堰に流れる水で
毎日顔を洗っていた。
すごく冷たくて、
には手がしびれるほどでした。

世の中がおぼろげに見え始めた頃、
〝もしかしたら、
　この国を動かしているのは政治ではないか〟
との思いにいたります。そして、
〝自分も政治の世界に飛び込んで、
　自分が生きた証を残したい〟
と思うようになった。

私の持論は、国の基本は
〝自助、共助、公助〟。
自分でできることはまず自分でやってみる。
そして、地域、自治体が助け合う。
その上で、政府が必ず責任を持って対応する。

人事権は大臣に与えられた大きな権限です。
どういう人物をどういう役職に就けるか。
人事によって、大臣の考えや目指す方針が
組織の内外にメッセージとして伝わります。

人事権はむやみに行使するものではありませんし、
感情に左右されてはなりません。
まわりから支持が得られ、
納得されるものでなくては、反発を招き、
官僚の信頼を失うことになります。

大臣はあずかった組織を
活性化させ、一体感をもたせ、
統率しなければなりません。
人事もそのために活用するのであって、
まちがっても恣意的に利用してはなりません。

歴史を振り返れば、
いわゆるスキャンダルなどに対し、
説明責任を果たせず、
時の政権が窮地に立たされたこともありました。
私にはそうしたスキャンダルはありません。
三十年以上政治家を続けていますが、
ケジメは明確につけています。