『反田恭平』の名言集：おすすめ本がわかる名言

ああ、自分はなんと幸せ者なのか。
ショパンに出会えたおかげで、
僕の人生はこんなにも豊かになった。
ピアノをやっていて本当に良かった。

コンクールというのは残酷なものだ。
いくらうまく演奏しようが、
審査員の価値観一つで落とされてしまうこともある。
それがいつ自分の番になるのかわからない。

あなたが今考えていること、
思い悩んでいること、
あなたの人間性が全部演奏に表れるのよ。

偽りの自分のままピアノを弾くのはやめなさい。
若い時期は、どうしてもカッコつけようとしたり、
自分を身の丈以上に良く見せようとしたがる。
そんな姿勢はただの虚飾だ。

客がスマートフォンを見ながら
上の空で聴いている会場であっても、
雑音の行き交うカフェであっても、
絶対に手抜きをしない。
一人でも自分の演奏を通して
心に染みる経験をしてくれるなら、
それだけで自分が奏でた音には意味がある。

結果が何位であろうが、
偉ぶることなく増長することなく、
腐らず永遠の成長を続ける。
挑戦者としての真摯な姿勢を、
僕たち音楽家は絶対に忘れてはならない。

あきらめず、続けることの意味を
僕の人生をもって証明できました。
人生とは、終止符のない音楽なのだ。