この記事は、上橋菜穂子の小説『鹿の王』
の名言を紹介します。
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上橋菜穂子『鹿の王』の名言集
奴隷は家畜と同じ。
奴隷は家畜と同じ。
手間がかかると思われれば殺されるし、
生かした方が利益になると思われたとしても、
人として扱われない。
病も同じよ。
幽霊に身体があって、捕まえることができるなら、
きっと誰も怖がらないわ。
病も同じよ。
実体をつかまえることができたら、
対処する方法を探ることができる。
食われるのであれば、巧く食われればよい。
オタワル人は、この世に勝ち負けはないと思っているよ。
食われるのであれば、巧く食われればよい。
食われた物が、食った者の身体となるのだから。
病に情けはない。
人が犯した罪ゆえに病に罹るのであれば……
そんなことがあるのなら、
この世はとうの昔に楽園になっている。
病に情けはない。
善悪も関係ない。だからこそ恐ろしいのだ。
救いでもあるんでしょうね
虚しいことですけど……
救いでもあるんでしょうね、
忘れられる、ということは。
辺境の民にとって、なにより大切なのは
辺境の民にとって、なにより大切なのは
自分たちの故郷で営む平穏な暮らしだ。
それさえ守れるのであれば、王国の統治者が誰であろうとも、
故郷の存亡をかけるほどの大事とは思わない。
人というのは哀しいもので、
人というのは哀しいもので、
なにをやっても、どこかに悔いが残るもんだ。
才というのは残酷なものだ。
才というのは残酷なものだ。
ときに死地にその者を押しだす。
そんな才を持って生まれなければ、
己の命を全うできただろうに、
なんと、哀しい奴じゃないか、と。
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最期まで読んでいただきありがとうございます。
心に響いた言葉をきっかけに本を読んでくれたら、
こんなに嬉しいことはありません。
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上橋菜穂子『鹿の王』
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