働く大人は絶対に泣く『宇宙兄弟』の名言集・名セリフ77選

チクショー日々人め……
俺のことずっと……
つまんねえって思ってたんなら……
…………もっと早く言ってくれよ

今のあなたにとって……
一番金ピカなことは何?
さあトランペット持って音を出して
上手くなくてもいいし
間違ってもいいのよムッタ
まずは音を出して
音を出さなきゃ
音楽は始まらないのよ

メロディなきメロディを奏で
道なき道へ行こう　
そこに俺にとって
一番の金ピカがあるのだ

あのな日々人　
お前は手ェ出すな強ーんだから
本当に強い奴はな
手を出さないんだよ
だからお前はガマンしろ
ムカつく奴がいたら
かわりに兄ちゃんがな
頭出してやる

宇宙行くの夢なんだろ諦めんなよ
もし諦め切れるんなら
そんなもん夢じゃねえ

情をはさむなってんなら
パソコンにでも決めさせりゃいい
人を選ぶのは結局
人の“情”の部分でしょう
私は南波君と
仕事がしたいと思いました　
だから彼を推すんです

宇宙飛行士になってからの役割は
そりゃ色々あるだろうけど
最初の動機なんて
みんな大差ないわよ
好奇心だったり憧れだったり
入り口は夢見る少年少女よ
ムッタと同じ
はいできた
きっとそのせりかちゃんってコも
着メロはスター・ウォーズだったりするのよ
悩むならなってから悩みなさい

俺は死にたくはない！
だけど……もうやることは決まってる
死ぬのは嫌だが
死ぬまでに宇宙に行けないってのはもっと嫌だ

胸を張れ！　
ここまで来たんだ
自分の“年”なんて忘れよう
私の夢は年をとっていない

この中には……悪い奴は一人もいない
それがわかっただけで
俺はもう今日ぐっすりだ

迷った時はね「どっちが正しいか」
なんて考えちゃダメよ
日が暮れちゃうわ
頭で考えなきゃいいのよ
答えはもっと下
ほらムッタ下げて下げて
あなたのことなら
あなたの胸が知ってるもんよ
「どっちが楽しいか」で決めなさい

この5人はまあ…アレだ
みんなジャンケンみたいなもんだ
グーみたいな奴がいて
チョキみたいな奴もいて
パーみたいな奴もいる
誰が一番強いか
答えを知ってる奴はいるか?

父の期待を裏切ることが
ずっと怖かったんですが……
今――ようやく気づきました
俺は――――自分の父には逆らえますが
自分のやりたい事には逆らえません

一番宇宙飛行士に
ふさわしいと思うのは誰だ?

………一番ふさわしいのはケンジです
でも一番なって欲しいのは……せりかさん
ところが実は―――
一番なりたがってるのは……俺です

すみませんウソつきました
本当は死ぬ覚悟……………できてません
多分「こりゃもう死ぬな」って
瞬間が来たとしても
ギリギリまで「生きたい」と思いそうです

たいていの飛行士は
“YES”と答えるけどな
口では何とでも言える
薄っぺらい“YES”だ
死ぬ覚悟なんていらねえぞ
必要なのは“生きる覚悟”だ
“NO”と言える奴がいたら
そいつは信じていい

世の中に“絶対”なんて
ないんじゃねーかなぁ……

そうだな世の中には
“絶対”はないかもな

え……

でもダイジョウブ　
俺ん中にあるから

ところでムッタ「空」と「人生」の
一番の違いは何だか知ってるか　お?
「空」は誰のもんでもない
「人生」は自分のもんだ
人生はコントロールが効く

ずっと知りたかったことがある
“日々人が月に降りた時―――”
私の顔は笑っているだろうか
それとも泣いているだろうか
それがどっちか今わかった――――
両方だ

つまり私が言いたいのは
人という字は
支え合っているのではない
「支える者がいて」
「その上に立つ者がいる」
我々JAXA職員のほとんどはこっち
あなた方宇宙飛行士はこっちです！
あなた方は表舞台に立ち
宇宙へと飛び立つのです
我々はそれを支える
発射台にすぎませんが
あなた方を宇宙へ送り出すためならば
全力で支えていく覚悟です

天国も地獄もどっちも……生きてる時に見るもんだ

“原則にあるのは……
「仲間より自分の命を優先しろ」
　ってことだ”
“ただし仲間を捨ててもいいのは”
“「仲間の命が助からないと判断できる時」って話だろ”
“俺はさダミアン……”
“あんたの命を
  助けられると判断してるよ”

君はリーダーとしてこれから
どんな職場でもトップに立てる
人材だと思う
だが一つ足りないことがある

足りないこと……?

「仲間に頼る」ということだ

日々人……お前はいつ実感した?
自分が宇宙飛行士に
選ばれたってことを
合格の電話があった時か?
それとも記者会見で
フラッシュを浴びた時か?
俺は飲み屋のトイレで
友がくれた
11件目のメールを読んだ時だ

もし……これを見ている人の中に
今……「自分の居場所がない」
と強く感じていて……
小さな世界に閉じこもっている人がいたら聞いてください
それこそが外に飛び出す原動力です

最下位でも何でもいいから
絶対……ゴールまで歩いてやる
1位と最下位との差なんて
大したことねーんだよ
ゴールすることと
しないことの差に比べりゃ

大事なのは……動くこと
何もせずに止まっているのは
道端の石コロです
動いて動いて輝く石は流れ星………
「生きた石コロ」です

モノ作りには……
失敗することにかける
金と労力が必要なんだよ
………いい素材使ってるモノが
いいモノとは限らねえんだ
だけど――失敗を知って
乗り越えたモノなら
それはいいモノだ

繊細で妥協が許されない作業が
女向きだからという説もあるがな
起源を言えば第二次大戦だ
戦場へ行った夫や恋人に
“無事に帰ってきてほしい”
っていう願掛けの意味で
パラシュートが開く
生命線の収納作業は
女がやるようになった
要するにパラシュートってのは……愛で開く
おっとうっかりだぜ
パラシュートの
「ト」まで教えちまった

俺の敵はだいたい俺です
自分の〝宇宙へ行きたい〟
っていう夢を
さんざん邪魔して
足を引っぱり続けたのは
結局俺でした
他に敵はいません

本気でやった場合に限るよ
本気の失敗には価値がある

僕はもう決めたんだ
迷ってるヒマなんてない……!
人生は短いんだ………！

ああ……そうだ……！
テンションの上がらねえことに………
パワー使ってる場合じゃねぇ………！

お前という奴は……こんな貴重な物を
そこらへんの
石みたいに投げやがって

ムッちゃんも行くんだろ月っ
月で見たら―――
“そこらへんの石”だったよ

うまくいくかわからないけど
想像ではうまくいってる！

ふっまあ……そーだよな
技術者ってのはそーいう生き物だ

ネクタイを締める理由なんてのは
1コしかねえ
仕事が無事に終わった後に
“緩める”ためだ

子どもの頃プラネタリウムでしか
見たことがないような
満天の星に出会った時
私の心臓がドキドキと
鳴っている音がきこえました
初めて望遠鏡をのぞいて
土星の環が見えた時も
同じようにドキドキしました
私が夢だった天文学者になれたのはきっと――
若き日の“ドキドキ”を
信じたからです
もしあなたが何かの瞬間
抑えきれない
心臓の高鳴りをきいたら――
信じてみてください

個人の願いが集まって…
“みんなの夢”って
呼べるようになったら
それはきっと叶うわ

It’s a piece of cake.

飛行前のチェック作業は
気を抜くなムッタ
事故った時
整備士に責任を押しつけるのは
パイロットの恥っちゅうもんだ
今のは“心のノート”にメモっとけ
メモる場所を間違えるなよ　
ムッタ

ワシらは死ぬまで生きるだけだ
コントロールが出来る限り
自由に飛び回るだけだ

ワシはなムッタ…お前に
“一流の宇宙飛行士”になってもらいたいと思ってるんだ
しかしワシには
一流の宇宙飛行士になる方法など
わからんし教え方も知らん
だが……一流のパイロットになる方法なら教えられる
やれるとこまでやって
何か見つけろよムッタ
どーせやるなら
その道の一流を目指そうぜ

まてよ　
諦めるのはまだ早いぜみんな

お…っ　何かいい考えがあんのか?

ああ　それをみんなで考えよう

でも……今みんなが笑ったことが
もし実現できたらさ
誰も文句言わなくなるよ
新しいモノ作ろうって話なんだ
最初は何だって“仮説”だろ

NASAにいて訓練を続けていれば
宇宙へ行けるなんて――
そんな保証はないじゃないですか

ああないな
だが宇宙へ行った人間ってのは皆――
そんなこと承知で続けた者たちだ

苦しくて苦しくて
大変な演技ほど美しく見えるの

“危機感のない者には”
“成長もない”

みんな……今朝の俺の発言　
諦めると言ったこととり消したい
俺ら宇宙飛行士は宇宙へ行けるかわりに…
誰かの願いに応えないと
科学とか医学とか天文学とか
学者たちの手足になることも大事な仕事だよな
俺は本当は必要だと思ってる
“大容量通信アンテナ”も
“月面望遠鏡”も
時間内でどこまで作れるのか
みんなであがいてみませんか

大きな事を言い切らねえと
大きな事は実現できない

アンディとここで話してさ……
目が覚めたよ俺
それで……先のこと
考えるのやめたんだ
わかってたけど…
大事なのは結局…“今”だ
今この訓練がどうやったら
最高のもんになるかだけを考えることにした
やったことはきっと
俺らの力に変わるはず…
だからケンジ…
ちょっとだけ無理なことに
挑戦してこーぜ

なんだかお悩みの様子だねぇ
じゃあ一つ教えよう―――
死人やら神様に答えを求める前に
周りをよく見るこった
生きてる兄貴と話せ

タクシーで発作が出たことで
不安になってるだろうけど
俺はそれをきいて
逆にちょっと安心したぞ

え…何でだよ

宇宙服着てるかどうかは
発作と関係ないってことだろ?
子どもん頃からの
〝憧れ〟だったじゃねーか
宇宙服は俺らの味方だ

また積めばいいよ
次はもっと上手く
積めるようになってるよ

なあエディ
これは……あんたの心の片隅に
留めといてくれりゃいんだが…
私はあんたのピアノが聴きたいんだ

一瞬にして――わかってしまった
リーダーというのはやはり
安心と興奮を同時にくれる
この人は俺たちのリーダーだ

バトラーさん…
“NASA”に意思があるとして――
その目で見たらヒビトは
不運な弱者に見えますかね?

い…いや…
決してそんなことはないが…

俺の目で見たヒビトは真逆です
月の事故では暗闇の谷底から
仲間を救い出し
最善の判断で無事生還しました
その後のパニック障害も　
もちまえの根性で克
服して見せたんです
ヒビトは他のどの宇宙飛行士よりも
本当の恐怖を知っていて――――
それを乗り越えた男です
今のあいつは俺から見れば
最強の宇宙飛行士です

私も…そう思う……！

“訓練は本番のつもりで”
“本番は訓練のつもりで”
我々に必要なのはその姿勢です

多分あいつなら大丈夫だ　
うまくやれる
だから俺はもう何も心配してない　
たまに世の中のつまらない考え方に
残念な気持ちになるだけだ

父さんは
「宇宙に憧れる者は行かずしても
　必ず一度は宇宙を目にする」
――って言うんですけど
ないですよね?　そんなこと

……いや…あるよ
真っ暗なねフトンの中で

ビンスとうまく
つき合ってくことってね
実は案外単純なことなのよムッタさん
無理にビンスに合わせていく必要はないわ
あの人は誰よりも静か～に誰よりも熱心な人なのよ
やる気がないような人には
冷たくてまるで見向きもしないけど…
ムッタさんはただ自分のやるべきことだけを
存分にやればいいと思うわ
そういう人にビンスは気付くから

リック・ターナー今日の格言！
“宇宙に憧れるヤツは皆――――”
“宇宙に行かずとも”
“必ず一度は宇宙を見る”

私は必死について来ようと
手をのばし続ける者には
こちらも手を差し出します

日々人はNASAから
逃げたわけじゃない　
NASAが日々人から逃げたんだ
逃げ道ってのは甘えの道だ　
誰でも楽に歩けるかわり
どこにも辿り着けない
日々人はちゃんと険しくも
楽しい宇宙への道を歩いてるよ
だからあいつの夢は
いつも現実になるんだ

現実はいつも自分次第　
君にもそれは分っていたと思います

彼はよく合言葉のように
こう言ってました
Vinceの”V”はVictory（勝利）の”V”
Picoの”P”はPower（力）の”P”
そしてRickの”R”は――
“Real”（現実）の”R”
夢は”現実”に変えていこう！
……今では君にも……Rickを感じます

着陸の前に――おそらく今
この中継を見ているであろう
“RICK”の開発者ミスター”P”に
一言言わせてください

……あ?

君の作った物に搭乗し
月に着陸するなんて
私は未だに恐ろしくて仕方がない
だが同時に例えようもなく
誇らしく思っている
着地まで2000M

Rickの”R”は――
“Real”（現実）の”R”――！
Vinceの”V”はVictory（勝利）の”V”――！
Picoの”P”はPower（力）の”P”――！

……

おいっMutaの”M”は！

え…っムッタの”M”!?
……ム…Mutaの”M”は…
Mild（温和な）の”M”―――！

……

あれ…っダメ!?　マイルド……

もっとイカしたの考えろ

……

早くしてください

……Mutaの”M”――
Miracle（奇跡）の”M”――！

アイデアはまだない…！
…が！　とりあえず
……カンパイから始めよう

割と大事なことを1個教えてやろうか
「”真実”は見つけ出そうとするな」「作り出せ」
お前の役に立つ脳みそは1個だけじゃねぇだろ
使える脳みそは―――全部使っとけ
周りにいくらでもあんだろ

突破口はね　これから作る

果敢に挑んでいく
勇気を手に入れるチャンスです

やめてしまうのは簡単だ
続けた先に得るものは必ずある

ダメですかね?

いや面白いと思うよ　
やるべきでしょ
大丈夫　俺が責任もつから　
そのかわり思いっきりやれよ

ベテランの存在が重要なのは当然だ
だが特に大事なミッションこそ
勇気を持って
期待の新人を起用するべきなんだ
それが組織を育てる
俺はやるぞウォルター

俺は”宇宙”をテーマに生き
宇宙飛行士達の救いになるような
仕事がしたかったのさ
つまり……この店もそうだと気付いた
客として通ってたあの頃から
それは感じてた
この店の店主も
NASAの一員なんだってな　
そして今は俺がその立場にいる
“日陰部署”に飛ばされ――――
あげくNASAを去った俺を
夢破れた敗者だと思っていたか
ウォルター?　逆だよ

パーカー……私はあんたが飛ばされるのを見て――――
自分はそうはなりたくない
と思うようになったんだ

ああ間違っちゃねえよ
誰でもそう思うさ

「一度たりとも
　ミスをしてはならない」
と私はただその思いだけで
生きてきた

ああ…そうだろうと思ってたよ
気楽にこの店に飲みに来るような
男ではなくなった―――ってな
噂をきいてりゃ察しがつく
だがそれはもういいよウォルター　
肝心なのは――――
なぜ今日君が
この店へやって来たかだ
思い出すためだろ?　
本当の自分を

なんだかずいぶん変わりましたね

……

前向きな発現が増えたし
ここへもよく
足を運んでくださるようになった
見上げた変化です

……いえ　恥ずかしながら…
私の友人が言うには
「お前はようやく」
「昔に戻った」―――と

自分でも………わかってる
私は部下に信頼されるような
上司にはなれてはいない
“ミスをしない男”として――――
上からは認められていたかもしれんが…
いや…上は私という人間など
見てはいなかっただろう
ただ役職に付けて
一度もミスのない男を
他の者に替える理由が
見つからないだけだ
思えば私は一度も…
仕事を楽しんだことがない

…ウォルター……君のそのクソマジメなところは
君のいい所であり君の”力”でもある
だが”力”ってのはそれを注ぐ方向が
肝心なんだよウォルター
俺の知ってる君は―――
何回失敗してもまた作り直していた

……?

「このモジュールの居住性」
がどうだ
「機能性」がどうだ
見えねえような細部を
コチョコチョ作ってるかと思えば
基地の全体像を何度も見返してたり
材料費まできっちり
メモつけてたりな　フフ…
ジオラマを熱心に作ってる君は――――
クソマジメで実に楽しそうだった
あのジオラマを現実にするために
君はNASAにいるんだと
俺は思ってたよ