この記事は、民俗学者『柳田國男』の名言を紹介します。
ネタバレになる台詞も含まれている場合があります。
ネタバレを気にしないという方は、
このままお読みください。
紹介した名言が、
新しい作品との出会いになることを願っています。
これだけ読めば見逃さない!
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ジャンプできる目次
民俗学者『柳田国男』の名言集
柳田国男『遠野物語・山の人生』の名言
我々が空想で描いて見る世界よりも
我々が空想で描いて見る世界よりも、
隠れた現実の方が遥かに物深い。
柳田国男『木綿以前の事』の名言
日本の男子には妙な習癖があって
日本の男子には妙な習癖があって、
不景気な考え方だ引込思案だと言われると、
随分尤もな意見を持っていてもすぐへこたれ、
明らかに無謀な積極政策を提案しても、
大抵は威勢がいいの進取的だのと言って誉められる。
柳田国男『不幸なる芸術・笑の本願』の名言
諷刺の笑いというのは淋しいもので
諷刺の笑いというのは淋しいもので、
それの出しゃばる時世はきっと明朗でないのだが、
また一方に牽制するところがあって、
我がおろかを棚へ上げている者を自粛せしめる。
今の事滋く気遣いの多い時代に際して、
今の事滋く気遣いの多い時代に際して、
心ゆくばかりの好き笑いを
味わわしめるということは慈善事業である。
人生には笑ってよいことが誠に多い。
人生には笑ってよいことが誠に多い。
しかも今人はまさに笑いに餓えている。
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最期まで読んでいただきありがとうございます。
心に響いた言葉をきっかけに本を読んでくれたら、
こんなに嬉しいことはありません。
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