- 『宇佐見りん』の名言がわかる。
- 『宇佐見りん』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『宇佐見りん』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
サイドバー下に目次があるのでご利用ください
名言で紹介する『宇佐見りん』のおすすめ本ランキング
『宇佐見りん』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
宇佐見りん『推し、燃ゆ』 が読みたくなる名言
推しを推さないあたしはあたしじゃなかった。
推しを推さないあたしはあたしじゃなかった。
推しのいない人生は余生だった。
やめてくれ、あたしから背骨を奪わないでくれ。
やめてくれ、あたしから背骨を奪わないでくれ。
推しがいなくなったら
あたしは本当に生きていけなくなる。
あたしはあたしをあたしだと認められなくなる。
推しは人になった。
もう追えない。
アイドルでなくなった彼をいつまでも見て、
解釈し続けることはできない。
推しは人になった。
推しを取り込むことは自分を呼び覚ますことだ。
推しを取り込むことは自分を呼び覚ますことだ。
諦めて手放した何か、
普段は生活のためにやりすごしている何か、
押しつぶした何かを
推しが引きずりだす。
だからこそ、推しを解釈して、わかろうとして、
その存在を確かに感じることで、
あたしはあたし自身の存在を感じようとした。
見返りを求めてるわけでもないのに、
見返りを求めてるわけでもないのに、
勝手にみじめだと言われるとうんざりする。
あたしは推しの存在を愛でること自体が幸せなわけで、
それはそれで成立するんだから
とやかく言わないでほしい。
お互いがお互いを思う関係性を
推しと結びたいわけじゃない。
11月16日の買わなきゃ損! |
||
50%OFF | 50%OFF |
50%OFF |
【開催中】Kindle本ストア11周年キャンペーン(最大60%OFF) | ||
宇佐見りん『くるまの娘』 が読みたくなる名言
喜びっていうのは、
喜びっていうのは、
ひとりで抱え込むと、辛いんだよな。
愛されなかった人間、
愛されなかった人間、
傷ついた人間の、そばに居たかった。
背負って、ともに地獄を抜け出したかった。
そうしたいからもがいている。
そう出来ないから泣いているのに。
過去に身を投じ、傷をあじわいなおさなければ、
過去に身を投じ、傷をあじわいなおさなければ、
痛みをともなう言葉は出てこない。
記憶が自分に流れ込むのは
自分のものとまるっきり違う他人の記憶が自分に流れ込むのは、
合わない型の血液を流し込まれるように苦痛である。
痛みにかろうじて耐えられるのは、
痛みにかろうじて耐えられるのは、
それが、痛みだとわかるからだ。
だがそれをないものとされると、
人はそのズレに苦しむ。
みんな傷ついてどうしようもない、
みんな傷ついてどうしようもない、
だから助けるなら全員を救ってくれ。
誰かを加害者に決めつけるなら、
誰かがその役割を押し付けられるのなら、
そんなものは助けでもなんでもない。
感謝と関連記事の紹介
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
心に残った名言をコメントかTwitter・Instagramのどれかで教えてくれると嬉しいです。
紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。
コメント