色々な作品に登場するけど夢枕獏の陰陽師を一番おすすめしたい凡夫です。
この記事は、陰陽師『安倍晴明』の名言を紹介します。
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夢枕獏の小説『陰陽師』より、 安倍晴明の名言
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陰陽師
奇妙な男の話をする。
たとえて言うなら、風に漂いながら、
夜の虚空に浮く雲のような男の話だ。
闇に浮いた雲は、一瞬前も一瞬後も、
どれほどかたちを変えたようにも見えないが、
見つめていれば、いつの間にかその姿を変えている。
同じ雲であるはずなのに、
その在様の捕えどころがない。
そんな男の話だ。
名は、安倍晴明。
陰陽師である。
知らんのか、博雅、優しい言葉ほどよく効く呪はないぞ。
相手が女ならば、もっと効きめがあろうな――
陰陽師 飛天ノ巻
博雅よ、人は仏になるというのは、幻よ。
仏教も、あれだけ、この天地の理について、
理づめの考え方をもっていながら、
その一点において何故と、おれは長い間不思議であった。
しかし、この頃になってようやくわかってきたのだが、
その幻によって、仏の教えは支えられており、
その幻によって、人は救われるのさ
陰陽師 醍醐ノ巻
おれは、聖になれぬよ、博雅……
なれぬか
ああ、なれぬ。おれは、何事かのために、自らを捨てて、
生きたいとは思わぬからな
どうしてじゃ
おまえと、こうやって酒を飲みたいからよ、博雅――
ばか……
平野耕太の漫画『ドリフターズ』より、 安倍晴明の名言
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ドリフターズ(3)
せいめいと避諱読まれているそうで
私はそれほど大した者ではありませんよ
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時間がある時に読んでくれると嬉しいです。
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