- 『アリ・スミス』の名言がわかる。
- 『アリ・スミス』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『アリ・スミス』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
サイドバー下に目次があるのでご利用ください
名言で紹介する『アリ・スミス』のおすすめ本ランキング
『アリ・スミス』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
アリ・スミス『秋 (CREST BOOKS)』 が読みたくなる名言
時間旅行は本当にあるよ。
時間旅行は本当にあるよ。
私たちはいつも旅行をしている。
今という瞬間から次の瞬間へ。
この一分から次の一分へ。
人ではなく、その目に恋をするということがあるのさ。
人ではなく、その目に恋をするということがあるのさ。
つまり、人の目を通じて、自分の姿が見える、
自分が何ものかが分かる。
そんな目に恋をしたということ。
知恵。正義。思いやり。誠実。
知恵。正義。思いやり。誠実。
ポイントは誠実という言葉ね。
毎回、それが涙腺を刺激する。
その言葉を耳にするたびに、
嘘つきどもの顔が思い浮かぶの。
いつも何かを読んでいなくちゃ駄目だ。
いつも何かを読んでいなくちゃ駄目だ。
文字通りに本を読んでいないときでも。
じゃないと、世界を読むなんて不可能だろう?
読むというのは不断の行為だと考えた方がいい。
人の寝姿を見るのは特権だ。
人の寝姿を見るのは特権だ。
人がそこにいると同時にそこにいない、
そんな状態を見られるのは特権だ。
人の不在に立ち会うのは名誉であり、
その際には静寂が求められる。
歴史の中に足を踏み入れたみたいな感じね。
歴史の中に足を踏み入れたみたいな感じね。
もろくて悲しいお話が無限に重なり合っている
場所に入り込むみたい。
ちょっと爪先が当たったら大惨事。
足元に気をつけないと。
忘れるのは悪いことじゃない。
忘れるのは悪いことじゃない。
それでいいんだよ。
というか、時には忘れないといけないことだってある。
忘れることも大事なんだ。
とにかく試してみない?
とにかく試してみない?
世間の人が思い込んでいることが
間違いだと証明できるかもしれないよ。
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アリ・スミス『冬』 が読みたくなる名言
大交響曲のような冬の光景は憂鬱だけども明るい。
大交響曲のような冬の光景は憂鬱だけども明るい。
すべてが分厚い霜に覆われる美しさ。
道路のアスファルト、足下の舗装でさえ、
冷え込んだ日には光を放つ。
クリスマス音楽に関連して特に興味深いのは、
クリスマス音楽に関連して特に興味深いのは、
同じ曲が一年の別の時期であれば完全に無力で、
まったく人の心を動かさないということです。
ところが、この冬のさなかの荒涼とした時期には、
孤独と絆について繰り返すその歌が
心の琴線に触れる。
無垢と辛辣は昔からそこら中にある。
無垢と辛辣は昔からそこら中にある。
インターネットはただそれを
以前よりも目に見えやすくしただけ。
ひょっとするとそれはいいことなのかもね。
私みたいな人間が息子について
私みたいな人間が息子について
知っていると言えるのかしら?
ただ母親というだけ。
息子の人生については何も知らない。
真実を知っていると思い込むほど馬鹿じゃない
何も音なんてしてない。
何も音なんてしてない。
あなた一人の睡眠を邪魔しようとして、
成層圏にある惑星が暴れ回ってるんじゃないの?
私たちがものを所有することはない。
私たちがものを所有することはない。
ほら見て、ものの方が私たちを見つめ返してる。
ものは別に知能なんて持ってなくても、
人間こそが使い捨て商品だと知ってる。
私は家族を愛しています、みんなを愛してる。
私は家族を愛しています、みんなを愛してる。
でも、家族と一緒にいると、傷がまた開いてしまう。
だから一緒には暮らせない。
一緒にはいられない。
美こそが物事をよい方向に変える真の方法。
美こそが物事をよい方向に変える真の方法。
物事をよくする方法。
人生にはもっとたくさんの美があるべき。
美はいろいろなものを和らげる。
アリ・スミス『春』 が読みたくなる名言
三月の晴れた日、夜明けに起き出すと、
三月の晴れた日、夜明けに起き出すと、
春のエッセンスが詰まった
空気の塊を捕まえることができるらしい。
この国境が二つの土地を分けている
たとえば仮に
この国境が二つの土地を分けている
と言う代わりに、
この国境が二つの土地をくっつけている
と言ったらどうかな。
違いを持った二つのとても興味深い土地を
国境がつないでいるわけ
物事は時間とともに変わる。
物事は時間とともに変わる。
人生において固定していて、
変わることがなくて、
蓋がかぶせられているように見えるものも、
変化するし、蓋が開くことがある。
今は私の普段じゃない。
今は私の普段じゃない。
私の普段はずっとずっと遠いところにある。
それはつまり、
私はどんな人間にもなれるってこと。
人の行動の理由は時によくわからない。
人の行動の理由は時によくわからない。
私たちにできるのは
精いっぱいの努力をすることだけだ。
その状況下でできる努力を。
そしてそれと同時に、
できるだけその場を楽しむこと。
彼らはきっと
彼らはきっと
あなたの話を聞かせてほしいと言うでしょう。
でも教えては駄目。
あなたは誰の物語でもないのだから。
あなたが考えたことや思い付いたことを
あなたが考えたことや思い付いたことを
このノートの中に書いてもらいたい。
そうすればこのノートとここにあなたが書き込んだことが、
あなたの足を地面から浮かせる力になる。
手を貸してくれた他人に感謝、
手を貸してくれた他人に感謝、
これが床に就くときに私が唱える祈り。
そして私もたくさんの私みたいな人にとって
そんな他人になれますように。
アリ・スミス『冬』 が読みたくなる名言
神様、もしもそこにいらっしゃるなら、
神様、もしもそこにいらっしゃるなら、
太陽に照らされた夏の一日をもっと長く、
そして暗い日々をもっと短くしてください。
私はあなたを許しますと言う行為は、
私はあなたを許しますと言う行為は、
あなたは私より劣っている、
道徳的にも立場的にも
私の方があなたより上だと言うのに似ている。
床に尻餅をつくたびに、また立ち上がった。
床に尻餅をつくたびに、また立ち上がった。
俺は頭の中で 言い聞かせる。おまえにはできる。
チャップリンの真似をしろ。起きろ。立て。
そうだ。いくぞ。上着の埃を払え。
放っておいても時間は経つ。間違いない。
放っておいても時間は経つ。間違いない。
でも僕たちは、できる限り注意深く
日々を生きるようにしないといけない。
だから、僕らの毎日のスケジュールについて
話がしたかったんだ。
耳に聞こえないメロディーは、
耳に聞こえないメロディーは、
聞こえるメロディーよりも甘い。
聞こえない話を聞くことができる人はめったにいないから。
現代における英雄は必要な問題に
現代における英雄は必要な問題に
明るい光を当てる人なのだと私は思います。
だから誰かがそうすると、
厳しい結果が付いてくる。
私たちは何歳であれ、
私たちは何歳であれ、
いつでも目の前にある時間と
正面から全身全霊で向き合うものだと思います。
生きるってそういうことじゃないでしょうか。
夏とは、想像の中の結末をめぐる物語だ。
夏とは、想像の中の結末をめぐる物語だ。
私たちは本能的に、
夏が何かの意味をもっているかのようにそこに向かう。
私たちはいつも夏を探している。
夏を探し、一年中夏に向かっている。
必ずいつか日が沈む地平線をじっと見つめるように。
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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