顎木あくみ『わたしの幸せな結婚』の名言集「そうして支えあうのが夫婦だろう？」

今のは、謝るところではない。
お前は、息をするように謝るのだな。なぜだ？

謝るな。
謝罪は、しすぎると軽くなる

私たちはこのままいけば結婚する仲だ。
思ったことは何でも言え合えるほうがいいだろう。
私も、お前が今のように素直な言葉を口にするほうがうれしい。
謝罪ではなく

誰かの喜ぶ顔を想像して何かをすることが
これほど楽しいとは知らなかった。
たとえ長くは続かないとしても、
こんな幸せな時間を味わわせてくれた清霞には感謝しかない。

「どうしたら、自信を持ってくれるのだろうな」
「決まっています、坊ちゃん。
　女は、愛されて自信をつけるのですよ」

自分の感情をさらけ出して、甘えてもいいんだ。
そうして支えあうのが夫婦だろう？

だから、いくらでも泣け。
そして涙が枯れたら、また笑ってほしい

「旦那さま。わたし、本当にずっと、このまま、
　あなたのそばにいても、いいのですか」
「当たり前だ。ここにいろ、死ぬまで」

わたしは……わたしが、旦那さまの、久堂清霞の婚約者です。
絶対に、譲れません！

お前のくだらん自慢は、もうたくさんだ。
顔だの、才能だの、どうでもいい。
私がお前のような傲慢な女を選ぶことなど、
天地がひっくり返ってもありえん。どけ

旦那さまがわたしのためにしてくださったことは、
余計では、ありません