レヴィの名言集・名セリフ14選『BLACK LAGOON （ブラック・ラグーン）』

ロック、言っとくがな、
同情ってならねえ話だぜ。
不憫だろうよ、どっかの変態の慰み物になるか――
内臓抜かれるかしか先はねえからな。
でもな、うちの商売の足しにさえなってりゃあ、
そいつは問題なしだ、わかるか？　
ノー・プロブレムだよ。
正義がなくとも地球は回るぜ？ 

そいつがマジならよ、
ルート66をイエス様が
チョッパー乗ってぶっ飛ばしてた、
つっても信じるぜ!!

ロック。あたしは今
テールライト並に真っ赤っ赤になる寸前なんだ。
そいつが灯っちまったが最後、
お前のケツ穴を増やす時にも警告はしてやれねえ。
わ、わ、わかるか？　わかるだろう？
あたしにぶち込んだ弾丸はな、
あのアマが手前の尻にぶち込んだどんな物より
いっとう高いもんについてンだよ。
そいつを嫌ってほど、
思い知らせてやりにいく。

息がつまって死んだってことは、
息がつまって死ぬような気持ち以外のなんでもねえ。
他人の死に方は他人の死に方だ。
考えたところで屁の役にも立たねえさ、ロック。
損のねェことだけ考えな。

神もいねえ中国人のメスガキに
頼れるものはいったいなんだ？
そいつは金だ。そして銃だ。
この二つがありゃ天下太平だ。

…金は、神か？

力、さ。神よりゃよほど役に立つ

一ついいことおせえてやるよ。
こんなもんはな、
撃てて当たりゃいいんだよ。

大事なことを忘れてたよ
――ここじゃあたしは、あんたの銃だ。
あたしの役目はあんたの生命（ライフ）を護ることで――
あンたの生き方（ライフ）を
邪魔することじゃねェものな。
だから――ついていくよ、マスター。

“死に急ぐ”？　”死に急ぐ”だって？
大変な勘違いさ、
あたしたちは――歩く死人なんだぜ、ロック。

生きるの死ぬのは大した問題じゃねえ。
こだわるべきは、地べた這ってくたばることを、
許せるか許せねェか、だ。
生きるのに執着する奴ァ怯えが出る、眼が曇る。
そんなものがハナからなけりゃな、
地の果てまでも闘えるんだ。

――――ロック、…ベイビィこのクソッたれ…！
あたしらが今、ここで息してられてンのはな、
神の恵みと、コートをはおったイカれた戦争マニアが
どういう訳だか銃を収める気になったからだ。
ここじゃあたしはあんたの銃だ。
タラワだろうがアラモだろうが
守ってやる自信はある。
でもな、くたばりたくてたまらねェ奴は、
どんなにしたって守りようがねェんだよ、
このアンポンタン。

お前、生きようとしたな。
遅いぜ、遅い。
あたしらの行きつく果てはな、
泥の棺桶、だけだ。

周りで撃ち合ってる連中は、
お前のことを街境の看板としか思ってない。
どろ酔いしながらドライブとしゃれ込む時、
決まって弾丸を叩き込む例のアレだよ。
――安い命。
そういう手合いと殺し合うこつを教えてやる。
こっちも連中を、看板だと思うことだ。
歩いてしゃべくってるだけの、
腐った錆びた看板だ。

組織に所属してねェ
ロクデナシやアンポンタンが、
どれだけこの街にいると思ってやがる。
そいつらが皆、ピザ屋のバイトで
生計を立ててると思ったら大間違いだぜ。