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和田竜『のぼうの城』が読みたくなる名言集「それが世の習いと申すなら」

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  1. 『のぼうの城』の名言・名セリフがわかる。
  2. 『のぼうの城』の魅力がわかる。映画もおすすめ!
  3. 名言をキッカケに小説が読みたくなる。

2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。

この記事は、和田竜の小説
『のぼうの城』が読みたくなる名言を紹介します。紹介する名言が、本を読むキッカケになれば嬉しいです。

ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。

ぼんぷ
ぼんぷ

サイドバー下に目次があるのでご利用ください

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和田竜『のぼうの城』が読みたくなる名言集・名台詞

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作品を見るまでは、
なんでのぼうが野村萬斎なんだよ! 
体型が違うだろ!
と怒っていたのですが、
野村萬斎じゃないとあの踊りは出来ないですね。
凡夫が間違っていました申し訳ないです。

参戦武将は石田三成、大谷吉継、
長束正家、真田昌幸、信繁父子など。

これを踊って撃退とか無双プレイヤーキャラ昇格の暁には、
孔明並みにビームをばらまくキャラになるに違いない。

満座の中でただ一人の勇者であった

だが、馬鹿者はこのとき、
侍でもなければ
成田家の一門でもない、
ただの男になり果てていた。

強者の侮蔑に
へつらい顔で臨むなら、
その者はすでに男ではない。

強者の侮蔑と不当な要求に断固、
否を叫ぶ者を勇者と呼ぶのなら、

紛れもなくこの男は、満座の中で
ただ一人の勇者であった。

この文章でテンションがうなぎ登りですよ。
そしてこの後に続く場面がたまりません。

それが世の習いと申すなら、このわしは許さん

「武ある者が武なき者を足蹴にし、
 才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。
 これが人の世か。
 ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ」

強き者が強きを読んで
果てしなく強さを増していく一方で、
弱き者は際限なく虐げられ、踏みつけにされ、
一片の誇りを持つことさえも許されない。

小才のきく者だけがくるくると回る頭で
うまく立ち回り、
人がましい顔で幅をきかす。

ならば無能で、人が良く、
愚直なだけが取り柄の者は、
踏み台となったまま死ねというのか。

「それが世の習いと申すなら、このわしは許さん」

この作品では長束正家が、
とても傲慢でイヤな人物として描かれていますが、
関ヶ原でとても苦労します。
だから溜飲を下げてください。

……こんなにイヤな奴かな? 
有能で悪い印象ないんだけどなこの人。
信長の野望だと内政しかできないけど、
内政めちゃくちゃできる子だから、
印象には残りづらいけど使いやすい子。

噂は真実をもって人から人へと伝わる

隠せば噂は広がる。
洗いざらい話せばみんなわかってくれる。
脅しあげて口を封じるからこそ、
噂は真実をもって人から人へと伝わる。

三成にとって戦とはこういうものである

三成にとって戦とはこういうものである、
おのれが認める者とこそ、雌雄を決する戦がしたい。
くだらぬ者どもと交わす戦に
どんな価値があるというのか。

読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。

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ぼんぷ
ぼんぷ

紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。

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