- 『彩瀬まる』の名言がわかる。
- 『彩瀬まる』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『彩瀬まる』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
サイドバー下に目次があるのでご利用ください
名言で紹介する『彩瀬まる』のおすすめ本ランキング
『彩瀬まる』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
彩瀬まる『かんむり』 が読みたくなる名言
私の体は生まれたときからずっと
したくなかったら
一生誰ともしなくたっていいんだよ、
と言ってくれる人はいなかった。
私の体は生まれたときからずっと、
私が自由に扱っていいものではなかった。
なにか一つの才能に恵まれていることは、
なにか一つの才能に恵まれていることは、
それを理由に他の人を侮辱していいってことには、
絶対にならない。
うまくいってもいかなくても、
うまくいってもいかなくても、
愛は素晴らしくて、
でもとても難しくて重たい一事業だ。
どのようなかたちであれ、
ともかくそれが終わった。
始まったものをきちんと終わらせた。
祝ったっていいんじゃないか。
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彩瀬まる『さいはての家』 が読みたくなる名言
なんで逃げたことを
なんで逃げたことを
奥さんに許してもらわないといけないんだ?
逃げなきゃ死んじまう
って思ったから逃げたんだろう。
あんただけじゃない、誰だってそうだよ。
それを許さない、なんて言われても、
困るじゃないか。
俺は自分を締め殺すような場の流れに
俺は自分を締め殺すような場の流れに
幾度となく同意してきた。
自分がなにを感じているかなど考えず、
周囲の正しさに自分の感覚をあわせてきた。
俺は俺の味方をしていなかった。
逃げる、引き返すって判断は、
逃げる、引き返すって判断は、
時に現状維持の何倍も勇気が要るんだ。
そこで逃げられないで死んじゃう人もいる。
ちゃんと逃げて生き延びた自分を褒めなよ、少しは。
彩瀬まる『新しい星』 が読みたくなる名言
負った傷は大人になったら自分で治すよ。
負った傷は大人になったら自分で治すよ。
私たちだってそうだったじゃないか。
だから子どもをどうにかしようとするんじゃなくて、
まずは自分を満たすことを考えて生きた方がいい。
好きなことしたり、どこかに出掛けたりさ。
楽しそうにしてるお母さんをきっと子どもも見てるよ。
大人になってからの付き合いには
大人になってからの付き合いには
どうしたって肩書きがつきまとう。
散歩中の犬みたいに
気が合っただけで友達になれるほど
簡単な仕組みではないのだ。
みんな立派になって安心したいのだ。
みんな立派になって安心したいのだ。
そのために立派じゃなさそうな自分を一生懸命に隠す。
立派に思われようとする。
もしくは立派であろうとして無理をする。
なんかね、わかったんだよ。
なんかね、わかったんだよ。
私が変えられるのは自分の運命だけなんだ。
子どもの運命はそれがどんなものであっても、
その子が一人で背負うしかない。
親ができるのは、
それを全うする姿を褒めて敬意を持つだけ。
いつしか悲しみが
いつしか悲しみが
ちょっとしたお守りみたいになってしまった。
それがあると落ち着く。
油断するとぽっかりと空いてしまう
心の穴が満たされ安定する。
ずっと嫌われたのは自分のせいだと思っていた。
ずっと嫌われたのは自分のせいだと思っていた。
周囲から無能扱いされ続けるうちに、
いつしか自分でも自分のことをそう思うようになった。
あの場所で嫌われた自分は、
きっとこの世界のあらゆる場所で
嫌われるのだと思い、恐ろしかった。で
も、あれはもしかしていじめだったんじゃないか。
彩瀬まる『不在』 が読みたくなる名言
自分を幸せにできるのは自分しかいないんだ。
自分を幸せにできるのは自分しかいないんだ。
幸せになろうと努力するのは、
義務みたいなもんだよ。
子供は、どうしようもない親でも
子供は、どうしようもない親でも
神様みたいになっちゃうから。
愛されていた自信みたいなものが
欲しくてたまらない時期があるのよね。
本当に優しい人がこんな風に、
本当に優しい人がこんな風に、
あなたや私を傷つけるかな。
優しいってさ、こんなどうしようもないことでは
人を傷つけないってことなんじゃないのかな。
あんたが欲しがってるのは忠誠だ。
あんたが欲しがってるのは忠誠だ。
それがあんたの中では愛なんだ。
首に縄をひっかけられる奴じゃないと
安心できないんだ。
恵まれているのに幸せじゃないのね。
恵まれているのに幸せじゃないのね。
きっとお金っていうのは
あれば幸せになれるわけじゃなくて、
それを使う才能みたいなものが必要なのね。
愛っていうのは気持ちの悪い言葉だよ。
愛っていうのは気持ちの悪い言葉だよ。
使われるのは、基本的に
そうじゃないものをそう見せようとする時だ。
そしてその意味はどれだけ表現を変えたって、
突き詰めれば誰かに干渉したいってことだ。
無理に愛さなくていいし、愛されなくていいんだ。
無理に愛さなくていいし、愛されなくていいんだ。
自分とは違うってそれだけを思って、
憎むより先に遠ざかろう。
私はそう、思う。
愛は花だ。
愛は花だ。
運がなければすぐに枯れるし、
腐ってなくなってしまう。
だけど咲いていたことまでは否定しなくたっていい。
なくなったからって、偽物だったわけではない。
昔、きれいな花が咲いていた。
それでいいんだ。
彩瀬まる『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』 が読みたくなる名言
家族には手間と時間をかけた料理を出して当然、
家族には手間と時間をかけた料理を出して当然、
って平成を飛び越えて昭和じゃなーい?
家族の食卓って、忖度の積み重ねでできてるよね。
家族の食卓って、忖度の積み重ねでできてるよね。
自分がこれを食べたい、
以外の理由で組み立てた料理を毎日作り続けるって、
考えてみると結構クレイジーだよ。
本当はなにを感じているのだろう。
本当はなにを感じているのだろう。
この人、外面を作りすぎてる感じで、
何を考えてるのかよく分かんないな。
普段の生活では
普段の生活では
まったく接点のない人たちの集まりは気楽でいい。
就活とか、家族との軋轢とか、
答えの出ない悩み事とか、
すべてを横に置いて楽しむことができる。
家庭は、異世界だよ。社会とは違う。
家庭は、異世界だよ。社会とは違う。
ちょっとずついろんなものがずれる。
愛情で、なんらかの磁場が狂う。
家の中でだけ当然になってるルールとかあるしさ。
ずっと頼ってきたものを捨てるのは怖いでしょう。
ずっと頼ってきたものを捨てるのは怖いでしょう。
仕方ないですよ。
たぶんそんな日のためにお酒とかおいしい食べ物とか、
こういうお店はあるんです。
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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