シャルル・モーリス・ド・タレーラン=ぺリゴールの名言です。
それは悪魔のように黒く
地獄のように熱く
天使のように純で
まるで恋のように甘い
言葉が人間に与えられたのは、
考えていることを隠すためである。
誹謗中傷よりも酷いことがひとつある。
それは真実だ。
暗殺とは、ロシアでもっともよく用られる免職方法である。
私はナポレオンを裏切ったり、陰謀を企んでいたことはない。
私自身が人生において策略を用いたとすれば、
フランス人が共犯であった時に限られるのであり、
私は救国を望んでいた……誓って言うが、
ナポレオンより危険な陰謀家はいなかったのである。
私は不徳義漢で権謀術数の徒であると見られているが、
実は物に動じないで人間を見下していただけなのだ。
あのような偉大な方がここまで育ちが悪いとは、残念ですな。
私がどんな人間だったか、
何を考えていたのか、何を望んでいたのか。
それを数世紀間にわたって論議してもらいたいのですよ。