- 『吉田修一』の名言がわかる。
- 『吉田修一』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『吉田修一』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
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名言で紹介する『吉田修一』のおすすめ本ランキング
『吉田修一』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
吉田修一『犯罪小説集』 が読みたくなる名言
新しい世界に飛び込んでみる
新しい世界に飛び込んでみる
って本当に大事だと思う。
だって自分で選ぶだけだったら、
いつも同じものばっかりになっちゃうもんね。
多幸感と幸せを
多幸感と幸せを
混同してはいけないと書かれてあった。
多幸感というのは、どちらかといえば、
幸福よりも、至福、陶酔など、
神経的な喜びであり、
一種の疾患に近い超越的満足感であると。
正義を貫く代わりに暴力に屈する。
正義を貫く代わりに暴力に屈する。
悔しさは解消できても、
それから一生を
何かに支配されて暮らすことになる。
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一流にため息をつくよりも、
一流にため息をつくよりも、
二流を応援することを世間は喜んだ。
人間はどこでいつ誰に媚びるかで、
人間はどこでいつ誰に媚びるかで、
その人の価値が決まる。
本当に血が沸き立つくらいに楽しいときはさ、
楽しいときに楽しそうな顔をしてる奴なんて、
大して楽しんでなんかないんだよ。
本当に血が沸き立つくらいに楽しいときはさ、
人間、死に物狂いの顔してんだよ。
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吉田修一『ミス・サンシャイン』 が読みたくなる名言
いい映画女優ってね
いい映画女優ってね、
呼吸するみたいに演技するのよ。
あたしみたいに下手な女優は、
無意識に息を止めてたり、
大げさに深呼吸になってたり。
でも、鈴さんみたいな本物の女優は、
普段も、演技中も、
ずっと自分の呼吸なのよ。
男と女のあいだのことよ。
あなたも、つまんないこと聞くわねぇ。
あなた、モテないでしょ。
男と女のあいだのことよ。
愛も恋もあれば、計算だってあるわよ。
時間がかかるのよ。
時間がかかるのよ。
人の心ってね、大人になってもよちよち歩きなの。
ゆっくりとしか歩けないのよ。
立ち止まって、迷って、
でもちゃんとまえに進んでく。
だから、周りの人はゆっくりと待ってあげるしかないの。
いい映画の脚本にはさ
いい映画の脚本にはさ、
誰かの失敗した人生が書かれてあったのよ。
必死に生きて、失敗した人の人生。
成功した人の話じゃなくてね、
人生に、恋愛に、失敗した人たちの話。
人ってね、失敗した人から何かを学ぶのよ。
人ってね、失敗した人から何かを学ぶのよ。
決して成功した人からじゃない。
試しに世の成功した人たちに聞いてみればいいわ。
あんたたちはどちらで人生を学びましたかって。
何かを得た人の言葉と、
何かを失った人の言葉だったら、
どっちを信じますかって。
きっとみんな、何かを失った人から
人生を学んだって答えるはずよ。
吉田修一『7月24日通り』 が読みたくなる名言
わたしたちはどんなことでも想像できる、
わたしたちはどんなことでも想像できる、
なにも知らないことについては。
ほんとに自分でも情けないんだけどさ、
ほんとに自分でも情けないんだけどさ、
その間違ってばっかりいる女が、
俺、やっぱり好きで好きで仕方ないみたいなんだ。
みんなそうなんじゃないかとも思う。
みんなそうなんじゃないかとも思う。
みんな昔の自分を見返したくて、
必死に毎日を過ごしているんだと。
昔、輝いていた人であればあるほど、
その敵は手ごわくなるのだ。
あいつはこの街じゃない。
あいつはこの街じゃない。
俺と同じようにこの街を出たがってた人間で、
それができなかった女だと思う。
あいつにはこの街が似合わない。
似合わないのに、出て行けないもんだから、
いっつも不安なんだと思う。
夫婦ってさ、旦那の気持ちと女房の気持ちと、
夫婦ってさ、旦那の気持ちと女房の気持ちと、
それからなんていうか、
やっぱ夫婦の気持ちってもんがあるんだよ。
二人の気持ちだけで片がつくもんじゃないっていうか。
私、どんなことに対しても間違えたくないって、
私、どんなことに対しても間違えたくないって、
まずそう思ってからしか動けないんです。
自分が間違っているんじゃないかって思う方向に、
絶対に進めないんです。
間違っててもいい、
それでも誰かの胸に飛び込むってことが、
私にはできなかったんです。
吉田修一『泣きたくなるような青空』 が読みたくなる名言
たまにこの「朝」に出会うと、
たまにこの「朝」に出会うと、
とても新鮮な気持ちになる。
大袈裟にいえば、
たとえそれが住み慣れた街の朝でも、
まるで旅行先にいるような気持ちになるのだ。
朝が一日の始まりではなく
朝が一日の始まりではなく、
夜の終わりなのだと知ってから、
急に月日の流れが速くなったような気がする。
そして年を重ねるごとにこの月日の流れは加速していく。
そんな時、ふと「朝」に出会うと、
つい立ち止まってしまう。
切れ目もなくグルグルと続いていたコースに、
とつぜんスタートラインを見たような、そんな感覚だ。
おそらく朝と言う言葉の響きに魅かれる理由が、
これなのかもしれない。
「お前は奇跡の中にいるんだぞ」
今回、改めて一編一編のエッセイを読み返しながら、
台北や博多の屋台にいる自分や、
沖縄やスイスの青空の下に立つ自分に、
こう言ってやりたい気持ちにあふれる。
「お前は奇跡の中にいるんだぞ」と。
お前は日々、奇跡の上に立っているんだぞ。
だからこそ、こんなに空は青く、風は清らかなんだぞ、と。
吉田修一『あの空の下で』 が読みたくなる名言
普通だなぁと、ふと思った。
普通だなぁと、ふと思った。
旅先で見つける普通というのは、
なぜこんなにも愛おしいのだろうか、と。
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。
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