- 『又吉直樹』の名言と出典わかる。
- 『又吉直樹』のおすすめ本がわかる。
- 偉人(芸能人)の名言の考えがわかる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『又吉直樹』の名言とおすすめ本を紹介します。紹介する名言が、本と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。

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名言で紹介する『又吉直樹』のおすすめ本ランキング
『又吉直樹』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
又吉直樹『火花』 が読みたくなる名言12選

たとえば僕達の声が
たとえば僕達の声が
花火を脅かすほど大きければ
何かが変わっただろうけど、
現実には途方もなく小さい。
聞こうとする人の耳にしか
届かないのである。
欲望に対してまっすぐに
欲望に対してまっすぐに
全力で生きなあかんねん。
漫才師とはこうあるべきや
と語る者は永遠に
漫才師にはなられへん
これだけは断言できるねんけど、
これだけは断言できるねんけど、
批評をやり始めたら
漫才師としての能力は絶対に落ちる
又吉直樹『劇場』が読みたくなる名言10選
演出家の仕事ではない。
役者を褒め続けるのが
演出家の仕事ではない。
お遊戯会じゃないのだから、
お互いに褒めあって、偽りあって、
傷を舐めあっても
変化は起こらない。
簡単なものを複雑にすることを人々は許さないけど
簡単なものを複雑にすることを
人々は許さないけど、
複雑なことを簡単にすると
褒める人までいる。
本当は複雑なものは
複雑なものでしかないのに。
結局、自分たちの都合のいいようにしか
理解しようとしていない。
好きな仕事で生活がしたいなら、
好きな仕事で生活がしたいなら、
善人と思われようなんてことを
望んではいけないのだ。

又吉直樹『人間』 が読みたくなる名言10選
泣きたいのとは違って、
泣きたいのとは違って、
なにかに気づいた感覚だけがあった。
たとえば、世界がまったく平等ではないこと。
自分が望む役割が与えられるとは限らないこと。
嫉妬されたりするけど気にしなくていいよ。
嫉妬されたりするけど気にしなくていいよ。
あいつら自分以外の誰かが評価されることから
眼を背けたいだけだから同情もしなくていい。
自分の人生とか痛みに対して
自分の人生とか痛みに対して
自分で責任取れない甘えた奴の
作ったもんに金払えるか?

又吉直樹『東京百景』 が読みたくなる名言
こうするべきだと誰かが言う事を、
こうするべきだと誰かが言う事を、
自分が信じられない場合はやらない。
自分が信じる方法でしかやりたくない。
人間の本性は
人間の本性は窮地に追い込まれた時にこそ発露する。
自分に余裕がある時は誰でも人に優しくできる。
しかし、自分に余裕が無い時は
人のことなど構っていられない。
大人が死に物狂いになって
大人が死に物狂いになって
血だらけで作った品にしか銭を払う気がしない。
簡単に良いものを拵える天才もいるのかもしれないけれど。
死にたくなるほど苦しい夜には、
死にたくなるほど苦しい夜には、
これは次に楽しいことがある時までのフリなのだ
と信じるようにしている。
のどが渇いている時の方が、水は美味い。
忙しい時の方が、休日が嬉しい。
苦しい人生の方が、たとえ一瞬だとしても、
誰よりも重みのある幸福を感受できると信じている。
その瞬間が来るのは明日かもしれないし、
死ぬ間際かもしれない。
その瞬間を逃さないために生きようと思う。
又吉直樹, ヨシタケシンスケ 『その本は』が読みたくなる名言
もしかしたら、ぼくはもともと本だったのかもしれない。
もしかしたら、ぼくはもともと本だったのかもしれない。
そう、思えてきた。
ある時、魔がさして、
ちょっとだけ人間になってみたいと、
思ったのかもしれない。
ぼくは昔から、自分が自分でないような、
ぼくは昔から、自分が自分でないような、
本来の場所にいないような、
そんな心もとなさを、ずっと感じてきた。
それは、ぼくがもともと
人間ではなかったからなのかもしれない。
その本は、持ち主の手がまだ小さくて幼かったころ、
その本は、持ち主の手がまだ小さくて幼かったころ、
大切に抱えられてページがめくられた
遠い日のことを思い出していた。
そして、持ち主の手が大きくなり、
あたたかい手のひらにおさまって
ページをめくられた日々のことを思い出していた。
知らない人ばかりいる新しい場所にいくとき、
知らない人ばかりいる新しい場所にいくとき、
持ち主はその本を持っていって読むことが多かった。
そうするとさみしくなかった。
その本が自分を守ってくれているようだった。
どんな人も、自分自身を救うことはできない。
どんな人も、自分自身を救うことはできない。
できるのは、自分以外の誰かを救うことだけなのだ。
だからこそ、誰かを救う努力をしなければいけないのだ。
他の誰かに自分を救ってもらうために。
もしかしたらその作家は、
もしかしたらその作家は、
会ったこともない私を励ますために、
あの本を書いたのかもしれない。
そして私は、そんな経緯を一切知らないまま、
たまたまその本を読み、救われたのだ。
だとすると、場所も時代も超えて、
だとすると、場所も時代も超えて、
たった一人のために書かれた一冊の本が、
その、たった一人に届いたことになる。
そんな奇跡的なことが、はたしてあるだろうか。
私は奇跡的に彼のメッセージを受けとることができた。
私は奇跡的に彼のメッセージを受けとることができた。
そのことはつまり、誰かへの想いを載せたまま
届かなかった本たちが、
世界には星の数ほどある、
ということでもあるのだ。
そんな、ボトルに手紙を入れて海に流すようなことを、
そんな、ボトルに手紙を入れて海に流すようなことを、
人間は本という形に託して、
ずっと作り続けてきたのである。
小さい小さい、
でもかすかに存在する可能性を信じて。
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