戸坂潤『日本イデオロギー論』の名言
一切の本当の思想や文化は
一切の本当の思想や文化は、
最も広範な意味に於て
世界的に翻訳され得るものでなくてはならぬ。
というのは、どこの国のどこの民族とも、
範疇の上での移行の可能性を有っている
思想や文化でなければ、本物ではない。
R・H・ロービア『マッカーシズム』の名言
世論が力を持っていないところでは
「煽動政治家のひのき舞台は民主主義国だ」
とジェームズ・フェニモア・クーパーは
『アメリカン・デモクラット』の中で書いている。
世論が力を持っていないところでは、
世論を誤り導くものの役割はあり得ない。
橋本左内『啓発録』の名言
それを悔しく思う気象のことである。
気とは、人に負けまいと思う心、
すなわち負けじ魂と、
恥辱を知って
それを悔しく思う気象のことである。
『時代を予見する』の名言集
ローレンス・オリビエ
私の人生観は単純だ。
すなわち目をそむけることなく
人生と折り合っていくということだ。
『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』の名言
その倍も愚かなことである。
ひとりでいるとき、
独り言を言うのがばかげているとすれば、
他人がいるとき、
自分の声にばかり耳を傾けるのは、
その倍も愚かなことである。
杜荀鶴『碧巌録』の名言
心頭を滅却すれば火も亦た涼し
安禅は必ずしも山水を須ゐず、
心頭を滅却すれば火も亦た涼し
夏日題悟空上人院 夏日悟空上人の院に題す
三伏閉門披一衲 三伏門を閉ざして一衲を披る
兼無松竹蔭房廊 兼ねて松竹の房廊を蔭う無し
安禅不必須山水 安禅は必ずしも山水を須いず
滅得心中火自涼 心中を滅得すれば火も自ずから涼し
亀井勝一郎『愛と結婚の思索』の名言
お互い生きることに疲れている病人だ
お互い生きることに疲れている病人だ
という自覚あってはじめて
家庭のささやかな幸福が見出される。
沢庵『玲瓏日記』の名言
人はみな我が飢を知りて
人はみな我が飢を知りて人の飢を知らず。
トーマス・カーライル『英雄崇拝論』の名言
失敗の最たるものは、
失敗の最たるものは、
何一つそれを自覚しないことである。
『荀子』の名言
道徳をもって師友となす。
道徳をもって師友となす。
ヒポクラテス『古い医術について』の名言
治療は時の経過による
経る時の中に機会は含まれている、
しかし機会は長い時を含んではいない。
治療は時の経過による、
しかし機会によることもある。
紀貫之『土左日記』の名言
言異なるものなれど
唐とこの国とは、
言異なるものなれど、
月の影は同じことなるべければ、
人の心も同じことにやあらむ。
マルティン・ブーバー『我と汝』の名言
すべて真の生とは
すべて真の生とは出合いである。
サント・ブーヴ『わが毒』の名言
友情という言葉は
友情という言葉は
女たちが好んで口にする、
いとも立派な言葉である。
あるいは恋を招き入れたり、
あるいは恋に暇を出したりするための。
人間を良く理解する方法は、
人間を良く理解する方法は、
たった一つしかない。
彼らを判断するのに決して急がないことだ。
司馬遷『史記列伝』の名言
知ることがむつかしいのではない。
知ることがむつかしいのではない。
いかにその知っていることに
身を処するかがむつかしいのだ。
伯夷列伝
地をえらんで踏み、
時機を考えてのちに発言し、
行ないは径をとおらず、
正しきことにのみ憤りを発する、
それでわざわいに出会った者の数は、
とてもかぞえきれない。
わたしははなはだ当惑する。
岡倉覚三『茶の本』の名言
われわれが文明国たるためには、
われわれが文明国たるためには、
血なまぐさい戦争の名誉に
よらなければならないとするならば、
むしろいつまでも野蛮国に甘んじよう。
おのれに存する偉大なるものの
おのれに存する偉大なるものの
小を感ずることのできない人は、
他人に存する小なるものの偉大を
見のがしがちである。
E・S・モース『大森貝塚』の名言
われわれのいう貝塚を発見した
始めて東京を訪れた際、
私は汽車の窓からまぎれもない大昔の塵棄場、
われわれのいう貝塚を発見した。
この貝塚は、
東京から約六マイルの大森にある。
T・S・エリオット『文芸批評論』の名言
ふつうの人が懐疑家だとか
ふつうの人が懐疑家だとか
無信仰者だとか自称する時は
たいていの場合何事でも
最後まで考え抜く気持ちのないことを
おおい隠すただのポーズである。
伝統を相続することはできない
伝統を相続することはできない、それを望むならば、
たいへんな労力を払って手に入れなければならない。
ホイットマン『草の葉』の名言
今日この日から始めるのだ。
今日この日から始めるのだ。
きみ自ら剛毅と現実と矜持と
確固不動の精神と普段の向上心を身につけて、
君自信の人格をもって確立、
これを世にしめすまで安じてはならない。
寒さにふるえたものほど
寒さにふるえたものほど太陽の温かさを感じる。
人生の悩みをくぐったものほど生命の尊さを知る。
エドモンド・バーク『フランス革命の省察』の名言
偽善者は素晴らしい約束をする
偽善者は素晴らしい約束をする、
約束を守る気がないからである。
それには費用も掛からず、
想像力以外の何の苦労も要らない。
夢窓疎石『夢中問答集』の名言
人の天性まちまちなる故に、
人の天性まちまちなる故に、
甘き物をこのむ人もあり、
辛き物を愛する人もあり。
もし我がこのむ味を本として、
余味は皆いたづらなりと言はば愚人なるべし。
『荘子』の名言集
名誉をうける中心にはなるな。
名誉をうける中心にはなるな。
策謀を出す府とはなるな。
事業の責任者にはなるな。
面とむかって人を誉めたがるやつは、
面とむかって人を誉めたがるやつは、
また影にまわると悪口をいいたがる。
トモス・モア『ユートピア』の名言
戦争や戦闘は野獣的な行為として、
戦争や戦闘は野獣的な行為として、
そのくせそれを好んで用いる点にかけては
人間にかなう野獣は一匹もいない。
シャロン『智恵論』の名言
人間はいくら望んでも、絶対的善人にも、
人間はいくら望んでも、絶対的善人にも、
絶対的悪人にもなりえない。
『孫子』の名言
母国に帰る敵軍はひき止めてはならず、
母国に帰る敵軍はひき止めてはならず、
包囲した敵軍には必ず逃げ口をあけておき、
進退きわまった敵をあまり追いつめてはならない。
『結婚十五の歓び』の名言
他人の身に降りかかったことを見て、
他人の身に降りかかったことを見て、
これを愚弄し、嗤いものにすることは知っていても、
さて己が結婚してみると、
その連中以上に轡をかまされ、
痴けにされた例をわたしは見ている。
楠木正成『楠公家訓』の名言
足る事を知って
足る事を知って及ばぬ事を思うな。
トーマス・ブラウン『骨壺埋葬』の名言
人生は純粋な炎であり、我々は、
人生は純粋な炎であり、我々は、
我々の裡にある
目に見えない太陽によって生きている。
辻善之助『田沼時代』の名言
政治家は手腕ばかり如何に勝ぐれても
政治家は手腕ばかり如何に勝ぐれても、
徳望がなくてはだめである。
田沼は、名詮自称で濁ったる泥池であった。
しかしながら、その中には蓮の花も咲いた。
同時にまた根もあり、また実も結び得たのである。
しかれども泥田はやはり泥田であった。
二宮尊徳『二宮翁夜話』の名言
大事をなさんと欲せば、
大事をなさんと欲せば、
小なる事をおこたらず勤むべし。
小つもりて大となればなり。
『ポケット詩集』の名言集
茨木のり子「自分の感受性くらい」
自分の感受性くらい
自分で守ればかものよ
プレハーノフ『歴史における個人の役割』の名言
女好きの弱さをもっていたのが王でなくて、
王の料理番か馬丁だったら、
それは歴史的な意義をなにももたなかっただろう。
あきらかに、問題は、弱さにあるのではなくて、
その弱さをもった人間の社会的地位にある。
石黒忠悳『懐旧九十年』の名言
人はよほど注意をせぬと
人はよほど注意をせぬと
地位が上るにつれて才能が減ずる。
私の知っている人で
大臣などになったのも少くないが、
どうも皆そうです。
『梁塵秘抄』の名言
遊びをせんと生れけむ、
遊びをせんと生れけむ、
戯れせんとや生れけん、
遊ぶ子供の声きけば、
我が身さへこそ動がるれ。
仏は常にいませども、
仏は常にいませども、
現ならぬぞあはれなる、
人の音せぬ暁に、
ほのかに夢に見え給ふ。
ヴォーヴナルグ『省察と格言』の名言
平等を自然の法則とするのは正しくない。
平等を自然の法則とするのは正しくない。
自然は一つとして平等なものを作らなかった
信仰は悲惨な人たちには慰めであり、
信仰は悲惨な人たちには慰めであり、
好運な人たちにとっては恐怖のまとである。
高見順『敗戦日記』の名言
生の完全な燃焼が死だ。
生の完全な燃焼が死だ。
生の躍動と充実の究極が死だ。
『コーラン』の名言
地上をあまりいい気になって闊歩するでない。
地上をあまりいい気になって闊歩するでない。
別にお前に大地を裂くほどの(力がある)わけでもなし、
高い山々の頂上まで登れるわけでもあるまい。
クレッチュマー『天才の心理学』の名言
世には、成功を克ち得た発明家と、
世には、成功を克ち得た発明家と、
失敗した発明家とがある。
そして人は成功しなかった発明家を
偏執病者と呼ぶのである。
ランダ―『非現実的な会話』の名言
われわれは主義について語るが、
われわれは主義について語るが、
われわれは私欲のために行動する。
ラフカディオ・ハーン『心』の名言
およそ共感というものは、
およそ共感というものは、
理解によって限定されるものである。
われわれは、われわれの理解できる限度で、
他人に共感をもつことができるのである。
マルサス『人口の原理』の名言
人口は、制限せられなければ、
人口は、制限せられなければ、
幾何級数的に増加する。
生活資料は算術級数的にしか増加しない。
柳生宗矩『兵法家伝書』の名言
兵法は人をきるとばかりおもふは、ひがごと也。
兵法は人をきるとばかりおもふは、ひがごと也。
人をきるにはあらず、悪をころす也。
一人の悪をころして、万人をいかすはかりごと也。
ランケ『世界史概観』の名言
歴史家は、その主要着眼点を第一に
歴史家は、その主要着眼点を第一に
かれこれの時代において
人間が如何に考え如何に生活したかというところに
置かなければならない。
道徳においては進歩なるものを
道徳においては進歩なるものを
仮定することは不可能である、
なぜなら道徳はあまりに密接に
人格と結びついているから。
アンドレ・マルロー『王道』の名言
僕が死を考えるのは、
死ぬためじゃない。
生きるためなんだ。
ジンメル『愛の断想/日々の断想』の名言
幾つかの偉大な思想だけは
幾つかの偉大な思想だけは
本当に自分のものにしておかなければいけない。
明るくなるなどとは思いも及ばなかった遠いところまで、
それが光を投げてくれるから。
愛というものと
愛というものと、
一夫一婦という堅い形式との間には、
明らかに、幸福な偶然によってのみ
解決するような矛盾がある。
風巻景次郎『中世の文学伝統』の名言
草木のさやぎにも
草木のさやぎにも
神の声が聞かれた遠い古の代から、
歌は神や人とともにあった。
ジョアン・ギマランエス・ローザ 『大いなる奥地』の名言
人生が私たちに要求するものは
人生が私たちに要求するものは勇気である。
三宅雪嶺『世の中』の名言
出来ぬと思えば出来ず、
出来ぬと思えば出来ず、
出来ると思えば出来る事が随分ある。
ジョン・ラスキン『建築の七灯』の名言
想像が欺く時は、それは狂気となる。
想像が欺く時は、それは狂気となる。
想像がそれ自身の想像的なる事を自認している間は、
それは一つの貴い能力であるが、
その自意識がなくなれば、それは発狂である。
『阿佐田哲也勝負語録』の名言
なにもかもが上手くいくはずはないのだから
なにもかもが上手くいくはずはないのだから
なにもかも上手くいかせようとするのは、
方法論として間違った考え方だ。
『サムエル・ウルマンの生涯とその遺産―「青春」の詩』の名言集
青春とは人生のある時期ではなく、
青春とは人生のある時期ではなく、
心の持ち方をいう。
ルース・ベネディクト『菊と刀』の名言
本来、人は自分が侮辱された
と考えない限りは侮辱されようがない。
また、人を汚すのは、
「本人の内部からにじみ出てくるもの」
であって、その人に対する悪口や嫌がらせではない。
トマス・ア・ケンピス 『キリストにならいて』の名言
誰がそういったか、をたずねないで
誰がそういったか、をたずねないで、
いわれていることは何か、に心を用いなさい。
九鬼周造『「いき」の構造』の名言
「いき」の第一の微表は
「いき」の第一の微表は
異性に対する「媚態」である。
『フラム号漂流記』の名言
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だが、この夢なくして
だが、この夢なくして、
なんの人生だろうか
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人間は自由であり、
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