『フランク・ザッパ自伝』の名言
それは自業自得というものだ
両親や牧師、あるいは
テレビに出てくるようなやつらから、
ウンコの垂れ方までうるさく指導されたおかげで
退屈な人生を送るハメになっているとしたら、
それは自業自得というものだ
一休宗純『狂雲集』の名言
我、本来迷道の衆生、
我、本来迷道の衆生、
愚迷、深き故に迷を知らず
小林一茶『おらが春』の名言
露の世は
露の世は露の世ながらさりながら
アンピス『喜劇断片』の名言
飲め、遊べ。人は死ぬもの。
飲め、遊べ。人は死ぬもの。
地上ですごす時の間はわずか。
死んだが最後、死は不死ときている。
コリン・ウィルソン『性のアウトサイダー』の名言
客観的真実とは、
客観的真実とは、
人生は基本的に良いものだ、
ということである
徳冨健次郎『謀叛論』の名言
諸君、謀叛を恐れてはならぬ。
諸君、謀叛を恐れてはならぬ。
謀叛人を恐れてはならぬ。
自ら謀叛人となるを恐れてはならぬ。
新しいものは常に謀叛である。
『一遍上人語録』の名言
生ぜしもひとりなり、死するも独なり。
生ぜしもひとりなり、死するも独なり。
されば人と共に住するも独なり
ホルスト・ガイヤー『馬鹿について』の名言
勤勉は馬鹿の埋め合わせにはならない。
勤勉な馬鹿ほど、はた迷惑なものはない
吉本隆明『初期ノート』の名言
青春は例外なく不潔である。
青春は例外なく不潔である。
人はみずからの悲しみを純化するに
時間をかけねばならない
『オードリー・ヘップバーン物語』の名言
一個の道具のように自分を分析しなさい。
一個の道具のように自分を分析しなさい。
自分自身に対して
百パーセント率直でなければなりません。
欠点を隠そうとせずに、
正面から向かい合うのです。
『百傑スケッチ』の名言集
善を為してこれを誇らば善も善ならず。
善を為してこれを誇らば善も善ならず。
悪を為してこれを改むれば悪も悪ならず。
慎んで傲慢の念を去り、虚栄の心を捨てよ。
そして謙遜の性を養い、反省の徳を備えるのだ。
ユング『現代人のたましい』の名言
人生は精神の真贋を
人生は精神の真贋を決定する試金石であります
『浄土三部経』の名言
人、世間の愛欲の中に在りて、
人、世間の愛欲の中に在りて、
独り生れ、独り死し、独り去り、独り来る。
ポアンカレ『科学と仮説』の名言
すべてを疑うか、すべてを信ずるかは
すべてを疑うか、すべてを信ずるかは、
二つとも都合のよい解決法である、
どちらでも我々は反省しないですむからである。
バートランド・ラッセル『幸福論』の名言
幸福の秘訣は、こういうことだ。
幸福の秘訣は、こういうことだ。
あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。
そして、あなたの興味を惹く人や物に対する反応を
敵意あるものではなく、
できるかぎり友好的なものにせよ。
他人と比較してものを考える習慣は
他人と比較してものを考える習慣は、
致命的な習慣である。
ベッカリーア『犯罪と刑罰』の名言
人間はおのおのものの見方をもっている。
人間はおのおのものの見方をもっている。
そして同じ一人の人間でも、
時が変われば同じ対象に対して違った見方をする。
『易経』の名言
子曰く、書は言を尽くさず、
子曰く、書は言を尽くさず、
言は意を尽くさずと。
『ベンサム「憲法典」の構想』の名言集
いいかえれば最大多数の最大幸福である。
あらゆる政治的共同社会における
統治の正しく適正な目的は、
その社会を構成するすべての諸個人の最大幸福、
いいかえれば最大多数の最大幸福である。
アレクシス・カレル『人間、この未知なるもの』の名言
あらゆる偉大な行動の出発点である。
内面生活という個的な、隠れた、
他人と容易分かちあうことのできない
非大衆的なもの、
これこそあらゆる独創性の源泉であり、
あらゆる偉大な行動の出発点である。
『タゴール著作集』の名言
何が起ころうともまさに自分の精神力で
何が起ころうともまさに自分の精神力で
それを良い方向にむけていくのは
私たちの努力次第なのです。
『タゴール著作集第11巻』より
川本三郎『時代劇ここにあり』の名言
汚れ、追われ、世間から蔑まれる。
汚れ、追われ、世間から蔑まれる。
最低の場所まで身をやつしたところから、
逆に方の世界の悪を斬る。
正義だの道徳だのご大層なものは振りかざさない
トマス・ペイン『コモン・センス』の名言集
子孫のために計画を立てる場合、
子孫のために計画を立てる場合、
美徳は相続されない
ということを忘れてはならない。
社会はわれわれの必要から生じ、
社会はわれわれの必要から生じ、
政府はわれわれの悪徳から生じた。
石川淳『森鷗外』の名言
「別に驚きやあしねえ」
どんな事件に鼻をぶつけても、
いつも泰然と
「別に驚きやあしねえ」
と一つ覚えのせりふを愛用して
あぐらをかいているのは、
すでに思想という鯨の腹に呑みこまれたことに
気がつかない鰯に似ている。
バルザック『谷間のゆり』の名言
あまりうちとけ過ぎる人間は
あまりうちとけ過ぎる人間は尊敬を失いますし、
気やすい人間はばかにされますし、
むやみに熱意を見せる人間は
いい食いものにされます。
アンドレ・ジイド『狭き門』の名言
もう頁はめくられてしまったのですもの
「ああ! 過ぎ去ったことを悔むのはやめましょう。」
と、彼女は小声で言った。
「もう頁はめくられてしまったのですもの。」
『ホフマン短篇集』の名言
才能を疑い出すのが
才能を疑い出すのが
まさしく才能のあかしなんだよ。
ディドロ『ラモーの甥』の名言
さきへ進めば進むほど
さきへ進めば進むほど
道がひらけてくるなんてのは、神さまか
わずかなたぐい稀な天才のほかにはありませんな。
コンラッド『闇の奥』の名言
では、なぜ今の地位に上れたのだ?
彼には組織の才も、創意の才も、
いや、秩序整備の能力すらなかった。
そのことは、紊乱をきわめた出張所の有様を
一目視ただけで明らかだった。
教育もなければ、頭もない。
では、なぜ今の地位に上れたのだ?
おそらく病気をしなかったという、
ただそれだけのことだろう……
マリヴォー『愛と偶然との戯れ』の名言
少しやさし過ぎるくらいでなくちゃあ
人間という者は、
少しやさし過ぎるくらいでなくちゃあ、
十分やさしくあり得ないのだ。
フローベール『ボヴァリー夫人』の名言
偶像にふれてはならない。
偶像にふれてはならない。
金箔がはげて手に残る。
ジェイン・オースティン『高慢と偏見』の名言
結婚の幸福は、まったく運次第ですもの。
結婚の幸福は、まったく運次第ですもの。
お互いに気心がわかっていても、
前もって似ていても、
そんなことでしあわせが
増すってわけのものじゃないわ。
ウィンパー『アルプス登攀記』の名言
勇気と力だけがあっても、
勇気と力だけがあっても、
慎重さを欠いていたら、
それは無に等しい
ということを忘れないでいて欲しい。
『トリスタン・イズー物語』の名言
恋人はいずれか一方がいなくては生くることも
恋人はいずれか一方がいなくては生くることも、
死ぬこともできなかった。
別れていることはそれは生でもなく、死でもなく、
生と死とのかたまりであった。
野間宏『青年の環』の名言
忍耐は感情に属しているのよ。
忍耐は意志に属しているように普通は言われ、
また考えられているようだけれども、
そうではないわ。
忍耐は感情に属しているのよ。
だから忍耐は悲しいものだし、
苦しいものなの。
タッソ『愛神の戯れー牧神劇アミンタ』の名言
愛することを学びたいのなら
愛することを学びたいのなら
遠慮は棄てなければいけない。
勇気を出して求め、強引に迫って、
最後には自分のものにするのよ。
それがうまくいかなければ、
奪い取っても構わないわ。
コレット『牝猫』の名言
とくに嫉妬する女にとってはね……
邪魔なもの、
自分を苦しめるものを殺そうとするのは、
女にとってはあたりまえの思いつきだわ、
とくに嫉妬する女にとってはね……
シュティフター『水晶』の名言
石さまざま
没落してゆく民族が
まず最初に失うものは節度である。
ラクロ『危険な関係』の名言
手紙を書くのは相手に書くので
わかっているでしょうが、
手紙を書くのは相手に書くので
自分に書くのじゃありません。
だから自分の考えていることを言うよりは、
なるべく相手を喜ばせることを書くようになさい。
コンスタン『アドルフ』の名言
恋を汚すものは、逸楽でもなければ、
恋を汚すものは、逸楽でもなければ、
自然でもなく、官能でもない。
それは社会がわれわれに覚えさせる打算と、
経験から生まれる熟慮反省とである。
尾崎一雄『暢気眼鏡・虫のいろいろ』の名言
人間とは、そうした矛盾の上に生きている者らしい。
人間には、他人の幸せを喜ぶ気持ちがあると共に、
場合によっては、
他人の不幸を喜ぶ、という一面がある。
人間とは、そうした矛盾の上に生きている者らしい。
清沢哲夫『無常断章』の名言
この道を行けばどうなるのか、危ぶむなかれ。
この道を行けばどうなるのか、危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一歩が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
山崎今朝弥『地震・憲兵・火事・巡査』の名言
噴火口を密閉したのみで
噴火口を密閉したのみで
安泰だと思ってるは馬鹿の骨頂だ。
何時か一時に奮然として爆裂するは
当然過ぎるほど当然である。
エピクテートス『人生談義』の名言
大笑いをするな、
大笑いをするな、
多くのことに笑うな、
しまりなく笑うな。
ローザ・ルクセンブルク 『獄中からの手紙』の名言
鳥の歌声がいつも同じ調子にしか
鳥の歌声がいつも同じ調子にしか
聞こえてこないというのは、
無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです。
エマーソン『自己信頼』の名言
旅は愚者の
旅は愚者の楽園にほかならない
偉大であるということは、
偉大であるということは、
誤解されるということだ。
白隠慧鶴『白隠法語集』の名言
天地をもつてわが心とせば、
天地をもつてわが心とせば、
いたるところ安楽あり。
コメント