- 『朝井リョウ』の名言がわかる。
- 『朝井リョウ』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『朝井リョウ』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
サイドバー下に目次があるのでご利用ください
名言で紹介する『朝井リョウ』のおすすめ本ランキング
『朝井リョウ』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
朝井リョウ『何者』 を読みたくなる名言8選
想像力が足りない人ほど、
想像力が足りない人ほど、
他人に想像力を求める。
他の人間とは違う自分を、
誰かに想像してほしくてたまらないのだ。
本当の「がんばる」は、
本当の「がんばる」は、
インターネットやSNS上の
どこにも転がっていない
自分は自分にしかなれない。
自分は自分にしかなれない。
痛くてカッコ悪い今の自分を、
理想の自分に近づけることしかできない。
みんなそれをわかってるから、
痛くてカッコ悪くたってがんばるんだよ
朝井リョウ『正欲』 を読みたくなる名言
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- 通勤・通学・家事の時間が読書の時間に
幸せの形は人それぞれ。
幸せの形は人それぞれ。
多様性の時代。自分に正直に生きよう。
そう言えるのは、本当の自分を明かしたところで、
排除されない人たちだけだ。
多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。
多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。
自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。
時に吐き気を催し、目を瞑りたくなるほど、
自分にとって都合の悪いものが
すぐ傍で呼吸していることを
思い知らされる言葉のはずだ。
宗教が同じ人が
宗教が同じ人が心身共に健康で生きていると言うだけで、
手放しそうになる明日を手繰り寄せられるときがある。
その人が生きている世界なら
自分も生きていけるかもしれないと、
そう信じられる瞬間が確かにある。
朝井リョウ『もういちど生まれる』 を読みたくなる名言
気分を盛り上げるために お酒を飲むようになったのは
気分を盛り上げるために
お酒を飲むようになったのは、いつからだったろう。
初対面の人と気兼ねなく話すための架け橋が
お酒になってしまったのは、いつからだったろう。
男が言うたいしたことじゃないって
男が言うたいしたことじゃないって
女にとっては、たいしたことなのよね。
線香花火の玉は
線香花火の玉は、
あたし達の過去や未来、
期待や不安や失望や夢
すべてを含んでたっぷりたっぷりと
膨らんでいるんだと思った。
人に見下されて生きていくのって、
人に見下されて生きていくのって、
誰かを見下して生きていくよりも、
たぶん楽なんだ。
うらやましいから、だいきらい。
うらやましいから、だいきらい。
人間って単純で複雑だ。
自分は何か持っているって思う人と、
自分は何か持っているって思う人と、
自分には何もないって思う人と、
どちらが上手に生きていけるのだろう。
どちらが辛い思いが少なくて済むのだろう。
朝井リョウ『スター』 を読みたくなる名言7選
本物の料理をたくさん食べなさい。
本物の料理をたくさん食べなさい。
それが料理人にとっての
一番の勉強なのだから。
ものを作るときに、
ものを作るときに、
いろんなことの妥協点を
探り合うんじゃなくて、
質を高めることしか
考えなくていいって、
本当に特別な人にしか
許されないことなんだって
実感したよ。
時代と共に
時代と共に、映画の良し悪しを
決める物差しすら、
何もかもが容赦なく変わっていく。
その中で、変わらないように
努力することができるものは、心。
自分の感性。それしかないんだ。
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朝井リョウ『ままならないから私とあなた』 を読みたくなる名言
性格とか価値観って
性格とか価値観って
後からでも変えられるじゃない。
だから、まずはどうしたって変わらないところを
許せるかどうかだなって思ったけどね、私は。
違うから、愛しい。
違うから、愛しい。
違うから、全部知りたくなる。
意味がないこととか、無駄なこととか、
意味がないこととか、無駄なこととか、
新技術で簡単に省けちゃうようなことにこそ
人間性とか、あたたかみとか、
そういう言葉にすらできないような、
だけどかけがえのないものが宿るような気がするの。
お互いに絶対に嘘をつくべきではない、
お互いに絶対に嘘をつくべきではない、
何もかもさらけ出し合えばきっと理解し合えるはず
なんていう窮屈な思い込みが、
誰かのなけなしの一歩目を
踏みにじってる可能性だってあるよ。
時代が巡るということは
時代が巡るということは、
ひとつの大きな世界が丸ごと生まれ変わるというわけではない。
ひとつの大きな世界の中に、
価値観が異なる小さな世界が
ひとつずつ増えていくということだ。
例え自分が正しいと思っていても
例え自分が正しいと思っていても、
その正しさを押し付けられる相手の気持ちを想像し、
反射的に投げつけかけた言葉を再構築する。
自分ではない誰かと共に暮らすとは、
そういうことの繰り返しだ。
誰でも何でもできるようになったら
誰でも何でもできるようになったら、
皆同じになっちゃうから。
ままならないことがあるから
皆別々の人間でいられるんだもん。
朝井リョウ『どうしても生きてる』 を読みたくなる名言
コメント欄で芸能人に向かって
コメント欄で芸能人に向かって
死ねとか言いまくってる人とかもそうだけどさ、
マジでどんだけ満たされてなかったら
人間こういうことしちゃうんだろうって感じだよね。
羨望や嫉妬はいつだって
羨望や嫉妬はいつだって
そうなれたかもしれない自分を打ち消す為の毒ガスだ。
いつだって少しだけ死にたいように、
いつだって少しだけ死にたいように、
きっかけなんてなくたって消え失せられるように、
いつだって少しだけ生きていたい自分がいる
私が考えなければならないことは、
私が考えなければならないことは、
半径五メートル以内に山ほどあるのだ。
大人になればなるほどさ、
大人になればなるほどさ、
傷ついたときほど傷ついた顔しちゃいけないし、
泣きたいときほど泣いちゃいけないよね
毒舌で斬るとか言ってるけど
毒舌で斬るとか言ってるけど
自分の主張と違うことを言い出した人の話ガンガン遮るしさ、
毒舌じゃなくて高圧的なだけだよね。
自分はこんなにも醜いのだ、
自分はこんなにも醜いのだ、
ということを明かしたところで、
本当は何の区切りもつかない。
なぜ、吐露した側は
そこで悦に入ることができるのだろう。
こんなにも醜い部分を曝け出せたという点を、
自分の強さ、誠実さだと変換して
勘違いできるはどうしてだろう。
朝井リョウ『武道館』の名言集
いろんな苦労や努力をして
いろんな苦労や努力をして、
どうにかその狭いトンネルを
くぐり抜けることができれば、
そこにはきっと
自分のことを褒めてくれる
たくさんの人が
待っているんだろうなと、
そんなことを思っていた。
怒りが態度や言葉として
怒りが態度や言葉として
人間の外側に現れたそのとき、
その人の器にはもう
何も入らなくなっている。
つまり、怒るということは、
自分の中にある器の許容量や、
形をさらけだすということだ。
ツッコミって
ツッコミって、
大事だと思うんだよな。
その人の、
なんか触れにくいことって、
ツッコむとチャームポイントに
変わるんだよ。
正しい選択なんてこの世にない。
正しい選択なんてこの世にない。
たぶん、正しかった選択、
しか、ないんだよ。
何かを選んで選び続けて、
それを一個ずつ、
正しかった選択に
していくしかないんだよ。
朝井リョウ『発注いただきました! 』 を読みたくなる名言
現代の人間が失ってしまった一番の感情は、
現代の人間が失ってしまった一番の感情は、
待つ、という心だよ。
多くの人が失っていくものを、
お前も一緒に失ってはいけないよ。
次の会議までにアレを、昼休みまでにコレを、
次の会議までにアレを、昼休みまでにコレを、
なんて制限だらけの社会人生活を7年以上送っていると、
自ら主体的に、自由に物事を選び取っていい場面では、
何によって行動の優先順位を決めればいいのか
わからなくなってしまう。
人間は神ではない。
人間は神ではない。
誤りをするところに人間味がある。
生きていくこととはきっと、
生きていくこととはきっと、
両てのひらに溢れていた自由を一つずつ、
自分以外の誰かやなにかに差し出し、
無限にある選択肢を一つずつ減らしていくことなのだろう。
贋作ほど豪華な額縁に飾られるのは、
贋作ほど豪華な額縁に飾られるのは、
仕方のないことかもしれない。
程度の差はあれど、
どんな人間だって膿んだ部分はあり、
何かでそこを隠しながら生きている。
朝井リョウ『そして誰もゆとらなくなった』 を読みたくなる名言
私はお腹が弱い。
私はお腹が弱い。
何度この書き出しで文章を始めれば気が済むのだろうか。
今後、私の文章を学習したAIが開発されるようなことがあれば、
そいつは「私はお腹が弱い」と
書き出してしまう可能性が高い。
ここ数年は取材や対談にラジオ収録、
ここ数年は取材や対談にラジオ収録、
打ち合わせ等もすべてリモートでできるようになった。
アイデアと移動距離が比例するなら、
ソファとトイレの往復しかしていない朝井リョウさん
完全終了のお知らせでは?
ソファと一体化していた。
私はその夜、ひとりでリビングのソファに寝転んでいた。
一日のすべきことを終え、
水を吸ったとろろ昆布のようにだらんと
ソファと一体化していた。
最も幸せな時間である。
私はこの旅で学んだ。
私はこの旅で学んだ。常々、世界は
トイレがある場所と
トイレがない場所に二分されると思っていたが、
それはウユニ塩湖であっても適用されるということを。
もう生涯で二度と来られないだろうという
素晴らしい場所に立ってまで、自分は
トイレがある場所にいたいと感じる人間だということ。
私にとって本当に必要なものは、
私にとって本当に必要なものは、
旅による人生経験よりも何よりも、
いつでも清潔なトイレに行ける環境だった。
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。
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