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『島本理生』の名言│おすすめ作品ランキングと名言集

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  1. 『島本理生』の名言がわかる。
  2. 『島本理生』のおすすめ作品がわかる。
  3. 名言をキッカケに小説が読みたくなる。

2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。

この記事は、『島本理生』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。

ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。

ぼんぷ
ぼんぷ

サイドバー下に目次があるのでご利用ください

  1. 名言で紹介する『島本理生』のおすすめ本ランキング
    1. 島本理生『ナラタージュ』が読みたくなる名言
      1. 個人的で生々しいことって、
      2. 僕はそれを逃げているとは思わないよ。
      3. 普段は意識しなくても、
    2. 島本理生『ファーストラヴ』 が読みたくなる名言
      1. 女の子のまわりにはいつだって
    3. 島本理生『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』が読みたくなる名言
      1. 大人になるって、
      2. この人にもっとそばにいてほしい。
      3. どうして人生には、
      4. この世は焼き鳥とレモンサワーを
      5. 初めてだったよ。そんな人。
      6. 年収じゃない、顔でもない。
    4. 島本理生『君が降る日』が読みたくなる名言
      1. 自分を責めたり、なにかを恨んだりしないでね。
      2. 彼がいなくなって、なにもかもが虚しいでしょう。
      3. 真の軽薄というのは、
      4. これから一生だれかといることで、
      5. 彼がいなくなった今も、
    5. 島本理生『シルエット』が読みたくなる名言
      1. このまま雨の中に閉じ込められてしまえばいいのに。
      2. 冬の匂いがどことなく淋しいのは、
      3. 匂いというのは時としておそろしい。
      4. 悪口はやめな。
      5. なによりも悪いのは腐ることじゃなくて、
    6. 島本理生『あなたの愛人の名前は』が読みたくなる名言
      1. ワイドショーはあいもかわらず
      2. 一人の時間に目を閉じたときに
      3. 最初はお互い謎が多いから楽しいけど、
    7. 島本理生『Red』が読みたくなる名言
      1. 誰でもいいわけじゃない。
      2. たまたま女に生まれて、
      3. もし罰が当たるようなことがあれば、
      4. いつだっていまいち自信が持てなくて、
      5. あなたは、器用なわりにセックス以外では、
    8. 島本理生『憐憫』 が読みたくなる名言
      1. 彼が人懐こい笑みを浮かべると胸が痛んだ。
      2. 間は簡単ではないことを
      3. 音楽もそうですけど、
      4. 正直、歳をとっても変わらず綺麗
      5. あなたは相手に断られるかもしれない
      6. 断られる恐れがない女っていうのは、
      7. 捨てられないのは、
      8. 他人になんて大して興味はないし、
    9. 島本理生『星のように離れて雨のように散った』 が読みたくなる名言
      1. なんで結婚だけが責任の証明になるのか、
      2. あなたは聡明でしっかりしたお嬢さんだよ。
      3. 仲良くなる相手ってそういうものじゃない?
      4. 自分が嫌いだから。
      5. 愛とかね、そういうんじゃないんだよな。
      6. 子供のときに見た外側の景色について考えるのも大事だ。
    10. 島本理生『よだかの片想い』 が読みたくなる名言
      1. 私は羊になりたかったです。
      2. 一緒のときに、あなたが悪く言われたら、
      3. 私はずっとこのアザを通して、他人を見てた。
      4. もし無理をすれば違う自分になれるんじゃないか
      5. あなたが思っているほど、多くの人は、
    11. 島本理生『2020年の恋人たち』 が読みたくなる名言
      1. その人自身に惹かれて、
      2. 結婚している男性との恋愛がけっして、
      3. 一人の楽しさなんて、忘れていたのだ。
      4. 保証は、ないことが一番怖いことだって、
      5. 向き合えば傷つくし、逃げ続ければ
      6. 他人の責任なんて
      7. 死ぬときに、じつはけっこうな数の人が
      8. どうなるか分からない人生なんて嫌だった。
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名言で紹介する『島本理生』のおすすめ本ランキング

『島本理生』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。

島本理生『ナラタージュ』が読みたくなる名言

個人的で生々しいことって、

個人的で生々しいことって、
口にするのが苦手なんです。
できれば誰にも話さずに生きていきたいって。

僕はそれを逃げているとは思わないよ。

君よりも苦労してがんばっている人がいるんだから
君もがんばれ、なんて言葉は無意味で、
個人の状況を踏まえずに
相対化した幸福にはなんの意味もない。
誰だって本当は自分の好きなことや
明確な人生の目標に対してしか
苦しんだり努力したりはできないものなんだから。
君が本当に今の場所から離れたいと思ったとき、
僕はそれを逃げているとは思わないよ。

普段は意識しなくても、

普段は意識しなくても、
人間は実は自分が思っている以上に
多くのものに守られているし、
その状況を切り離してしまうことがいかに困難か、
君もいずれ分かるときが来るよ。

島本理生『ファーストラヴ』 が読みたくなる名言

女の子のまわりにはいつだって

女の子のまわりにはいつだって
偽物の神様がたくさんいるから

島本理生『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』が読みたくなる名言

大人になるって、

大人になるって、
この人を好きになるとは思わなかった
っていう恋愛が始まることかもしれない。

この人にもっとそばにいてほしい。

この人にもっとそばにいてほしい。
そんなことを思って積極的に恋愛を始めるには、
三十歳という年齢は
いささか現実を中途半端に知りすぎている。

どうして人生には、

どうして人生には、
結婚以外の正解が用意されていないのだろう。

この世は焼き鳥とレモンサワーを

咀嚼しながら、ふと思う。
この世は焼き鳥とレモンサワーを
一緒に楽しめる相手とできない相手に別れることに。

初めてだったよ。そんな人。

なに一つ特別じゃない
私の話をいつまでも飽きずに聞いてくれて、

真剣に心配したり、
絶対に傷つける言葉を使わずにアドバイスくれたり。

旅行すれば、楽しくて、なにを食べても二人一緒なら美味しい。
初めてだったよ。そんな人。

年収じゃない、顔でもない。

年収じゃない、顔でもない。
それよりも必要なもの。
それはなに一つ特別じゃないわたしと向き合ってくれる、
関心と愛情。

島本理生『君が降る日』が読みたくなる名言

自分を責めたり、なにかを恨んだりしないでね。

自分を責めたり、なにかを恨んだりしないでね。
それは他の人のためじゃなくあなた自身のために。
囚われば、その分だけ快復が遅くなるから。
つらいだろうけど、じっと流れるのを待つの。

彼がいなくなって、なにもかもが虚しいでしょう。

彼がいなくなって、なにもかもが虚しいでしょう。
彼のいない毎日にまだ全然慣れていないでしょう。
でも彼と偶然出会って楽しかったように、
彼のいない世界にもべつの楽しいことや
素晴らしい景色は均等にあるのよ。

真の軽薄というのは、

真の軽薄というのは、
責任を負いきれないものに対する安易な情なのだと気付いた。

これから一生だれかといることで、

これから一生だれかといることで、
彼とは違う部分に気付いて、
失ったものを思い出し続けるのか。

彼がいなくなった今も、

彼がいなくなった今も、
毎日、呼吸をし、死んだものを食べて、
疲れれば眠りに就く。
生きるということはきっと特別なことではなく、
次に必要なものに手を伸ばし続けること。

島本理生『シルエット』が読みたくなる名言

このまま雨の中に閉じ込められてしまえばいいのに。

このまま雨の中に閉じ込められてしまえばいいのに。
それで、ずっと二人だけでいられたらいいのに。

冬の匂いがどことなく淋しいのは、

冬の匂いがどことなく淋しいのは、
新たな再生にむかって
いったんすべてのものが死んでしまうからではないか。

匂いというのは時としておそろしい。

匂いというのは時としておそろしい。
視覚の記憶よりも強烈に過去を引きずり出すからだ。

悪口はやめな。

悪口はやめな。
そういう言葉は人間を表面的には変えなくても、
根っこを腐らせていくんだよ。

なによりも悪いのは腐ることじゃなくて、

なによりも悪いのは腐ることじゃなくて、
腐り続けることに慣れることなのよ。

島本理生『あなたの愛人の名前は』が読みたくなる名言

ワイドショーはあいもかわらず

ワイドショーはあいもかわらず
不倫の話題でいっぱいだった。
自分よりも窮地に陥っている人を見て安心するために、
こういう番組はあるんだろう。

一人の時間に目を閉じたときに

一人の時間に目を閉じたときに、浮かんでくるのは、
傷跡だったりすることがあります。
それは本当に、その人だけの唯一無二の形だから。

最初はお互い謎が多いから楽しいけど、

最初はお互い謎が多いから楽しいけど、
やっぱりセックスだけの関係って
お互いを知れば知るほど冷めるころもあるし。
本当に好きだったら最初から遊び相手に選ばないしさ。

島本理生『Red』が読みたくなる名言

誰でもいいわけじゃない。

誰でもいいわけじゃない。
自分を大切に扱ってくれる感触だけが
突き放された痛みを癒す。

たまたま女に生まれて、

たまたま女に生まれて、
出産する機能が勝手にくっ付いてて。
それだけで洗濯も責任も引き受けなきゃいけなくて、
産んだら産んだで母親なんだからちゃんとしろ、
とか自分の時間なんて犠牲にしろとか、
おかしくない?

もし罰が当たるようなことがあれば、

もし罰が当たるようなことがあれば、
それは見えないものじゃなくて、
君が、君自身に当てるだけだよ。

いつだっていまいち自信が持てなくて、

いつだっていまいち自信が持てなくて、
低くかまえるクセばかりがついてる。
謙虚を美徳だと言い訳にして
遠慮してはっきり言えなくて。
だけど低く構えればその分、低く扱われる。
こいつには言ってもいいだろう、
と心のどこかで思われてる。

あなたは、器用なわりにセックス以外では、

あなたは、器用なわりにセックス以外では、
ただ抱きしめたり頭を撫でたりできない。
それはそういう風に人と繋がったことがないから。
異性だけじゃなく、誰とも。

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島本理生『憐憫』 が読みたくなる名言

created by Rinker

彼が人懐こい笑みを浮かべると胸が痛んだ。

彼が人懐こい笑みを浮かべると胸が痛んだ。
泥の中で遊んでいた少年が
ふいにこちらを見て笑ったように。

綺麗。なんて綺麗な男の人だろう。
洪水のような憐憫がいっぺんに押し寄せた。
息もできないくらいに。

間は簡単ではないことを

間は簡単ではないことを知っている人に見えました。

音楽もそうですけど、

音楽もそうですけど、
短い時間で他人に影響を与えたり、
考えを変えてしまったり、
たとえば今日もう死にたいと思っていても、
その気分ごとひっくり返してしまうような仕事は尊いです。

正直、歳をとっても変わらず綺麗

正直、歳をとっても変わらず綺麗
なんていうのは幻想だけど、
女は誰でも若い頃が一番だっていうのも噓だよ。
その顔が最も映える年齢っていうのは
人それぞれあるから。

あなたは相手に断られるかもしれない

あなたは相手に断られるかもしれない
っていう恐れがないよね。
若い頃から一方的に好かれたり
嫌われたりする世界に慣れすぎて、

あなたの中ではもう、
拒絶なんて大して意味がないんだろう。

断られる恐れがない女っていうのは、

断られる恐れがない女っていうのは、
相手の中からも断るっていう
想定を消し去ってしまうのかもしれないな。

捨てられないのは、

捨てられないのは、
そこに互いの失われたものを見るからだ。
ようやく心の奥底で納得した。
彼は私だった。最初から、そうだった。

他人になんて大して興味はないし、

他人になんて大して興味はないし、
浮気にさえ罪悪感をほとんど持てない私だけど、
同じような弱さに対しては
タガが外れたような共感が溢れ出ることがある。
似たような孤独を内包した相手に出会ったときだけ、
私は境界線をなくすのかもしれない。

島本理生『星のように離れて雨のように散った』 が読みたくなる名言

なんで結婚だけが責任の証明になるのか、

なんで結婚だけが責任の証明になるのか、
俺、いまいち納得いかないんだよな。
なんかさ、契約と責任で縛れば
心を固定できるって変じゃないかな、
と思うんだよ。

あなたは聡明でしっかりしたお嬢さんだよ。

あなたは聡明でしっかりしたお嬢さんだよ。
ただ、願望と現実の区別はつけたほうがいい。
学問でも小説でもなんでも、
真実を探究したいと思うならね。

仲良くなる相手ってそういうものじゃない?

仲良くなる相手ってそういうものじゃない?
お互いに憧れるところや持ってないものがあって、
嫉妬よりは好意のほうが上回るかな
っていうくらいのバランスが、
いい友達なんじゃないかな。

自分が嫌いだから。

自分が嫌いだから。
でも恋愛なら、好きだって保証してくれる人がいるから。
少し世界が違って見えて、
それっていいことだと思ってた。

愛とかね、そういうんじゃないんだよな。

愛とかね、そういうんじゃないんだよな。
長い付き合いになるほど、
感情も呼び名がなくなるんですよ。

子供のときに見た外側の景色について考えるのも大事だ。

子供のときに見た外側の景色について考えるのも大事だ。
でも、その前に一度、
他人になったつもりで
子供だった自分をじっくり見てみるといい。

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島本理生『よだかの片想い』 が読みたくなる名言

私は羊になりたかったです。

私は羊になりたかったです。
羊じゃなくてもいい。犬とか、猫とか。
無条件に可愛いって言われる生き物になりたかった。

一緒のときに、あなたが悪く言われたら、

一緒のときに、あなたが悪く言われたら、
反論する責任が僕にはあるでしょう。
一緒にいるっていうのは、
相手を肯定しながら、
同じ場所にいることなんだからさ。

私はずっとこのアザを通して、他人を見てた。

私はずっとこのアザを通して、他人を見てた。
でも、だからこそ
信頼できる人とだけ付き合ってこられたんです。

もし無理をすれば違う自分になれるんじゃないか

もし無理をすれば違う自分になれるんじゃないか
と思っているなら、その幻想は、
捨てたほうがいいかもしれません。
たしかに、人は変わることもある。
しかし違う人間にはなれない。

あなたが思っているほど、多くの人は、

あなたが思っているほど、多くの人は、
深刻にも真剣にも生きていないんだ。
だから、真の孤独の中にいるとき、
受け止めてくれる人の存在は貴重なんだよ。

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島本理生『2020年の恋人たち』 が読みたくなる名言

その人自身に惹かれて、

その人自身に惹かれて、
ただ存在しているだけで嬉しいことが、
恋とか愛じゃない?
なにか与えてくれるから好きになるわけじゃないよ。

結婚している男性との恋愛がけっして、

結婚している男性との恋愛がけっして、
いいところ取り、ではないことを知っている。
一時の甘さの代償として、
精神的な負担の借金を重ねるようなものだ。

一人の楽しさなんて、忘れていたのだ。

一人の楽しさなんて、忘れていたのだ。
三十代になって今さら
一人になることはとても悲しくて、

おそろしいことだと思っていたから。

保証は、ないことが一番怖いことだって、

保証は、ないことが一番怖いことだって、
私自身も思ってました。
だけど、最近気付いたんです。
無理やり握りしめていた偽物の保証のほうが、
ずっと不安を生んでいたって。

向き合えば傷つくし、逃げ続ければ

向き合えば傷つくし、逃げ続ければ
いつかさっきみたいなもらい事故は起きる。
どうしたってかすり傷だけで生きることはできない。

他人の責任なんて

いいですか。他人の責任なんて、
誰にも取れませんよ。

それは精神の越境行為です。
悔やんだり、不幸になったりして
自分に酔っ払うことまで含めて、
本人の自由ですから。

死ぬときに、じつはけっこうな数の人が

死ぬときに、じつはけっこうな数の人が
ありがとうもさよならも言えないことにくらべれば、
恋愛の、好きじゃなくなりました、
さようなら、のなんて明るいことだろう。

どうなるか分からない人生なんて嫌だった。

どうなるか分からない人生なんて嫌だった。
でも、生きていれば幸も不幸も容赦なくやって来る。
だから、守ったり叶えたいなら、
ただ一つ私を手放さなければいいのだ。

読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。

心に残った名言をコメントTwitterInstagramのどれかで教えてくれると嬉しいです。

ぼんぷ
ぼんぷ

紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。

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