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『近藤史恵』の名言│おすすめ作品ランキングと名言集

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  1. 『近藤史恵』の名言がわかる。
  2. 『近藤史恵』のおすすめ作品がわかる。
  3. 名言をキッカケに小説が読みたくなる。

2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。

この記事は、『近藤史恵』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。

ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。

ぼんぷ
ぼんぷ

サイドバー下に目次があるのでご利用ください

  1. 名言で紹介する『近藤史恵』のおすすめ本ランキング
    1. 『ビストロ・パ・マル』シリーズの読む順番
    2. 近藤史恵『タルト・タタンの夢』 が読みたくなる名言
      1. 彼女には選ぶ権利があるんだ。
      2. わたしの分岐点はいつも曖昧で、
      3. カスレは煮返すと、
    3. 近藤史恵『ヴァン・ショーをあなたに』 が読みたくなる名言
      1. 料理人はなんでもできる。
      2. だがな、人は自分で
      3. ぼくが望んだのは
    4. 近藤史恵『ホテル・ピーベリー』 が読みたくなる名言
      1. ホテルに客が泊まれるのはたった一回だけ。
      2. もともとオーナーもバックパッカーだったらしい。
      3. 何度同じことを繰り返しているのだろう。
      4. 孤独はいつも、ひどく優しい。
      5. いい子の彼氏って、
      6. 死んだ人は、もう読めない本のようだ。
    5. 近藤史恵『マカロンはマカロン』 が読みたくなる名言
      1. 細やかなサービスというのは、
      2. 人がいちばん仲良くなる方法は、
      3. 異文化を知らなければ、
      4. でも、それより友達は
    6. 近藤史恵『スーツケースの半分は』 が読みたくなる名言
      1. やりたいことを誰かの決断に委ねたまま、
      2. 涙の意味は
      3. 一度友達になったからといって
      4. まるで人生は掌みたいだ。
      5. 大きな望みは叶わないことが多いんだから、
    7. 近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』 が読みたくなる名言
      1. 張り詰めているときに優しくされると、
      2. 旅に出ると、
      3. 自分が当たり前と思っているけれど、
      4. 結局のところ、
      5. 二十代の頃はどんな未来でも選べると思っていた。
    8. 近藤史恵『それでも旅に出るカフェ』 が読みたくなる名言
      1. わたしは自分がわからなくなったとき、旅に出るんです。
      2. いつからだろう。
      3. もともと正義感の強い人だったから、
      4. 適切な距離を置いたまま、
      5. こちらがうれしくなる、
      6. わたしがずっと下で、励まされる立場じゃないと
      7. 自分がどんなふうに生きたいか決めていいのは、
    9. 近藤史恵『ホテル・カイザリン 』 が読みたくなる名言
      1. ひとりでいることを寂しいと感じたことはない。
      2. 身体というのは正直だ。
      3. たぶん、わたしは何も考えたくなかったのだ。
      4. 毎日練習をしているのはわたしと同じだ。
      5. 芸術というもの自体が犠牲を必要としているのよ。
      6. あなたのように振り分けられた人がいるから、
    10. 近藤史恵『みかんとひよどり』 が読みたくなる名言
      1. 別れを知っているからこそ、彼は距離を取るのだ。
      2. 不思議だった、肉も野菜もすぐに買うことができて、
      3. 選択肢が増えることは自由になることだが、
      4. 海外に行くかどうかわからなくても、
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名言で紹介する『近藤史恵』のおすすめ本ランキング

『近藤史恵』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。

『ビストロ・パ・マル』シリーズの読む順番

①タルト・タタンの夢 
②ヴァン・ショーをあなたに 
③マカロンはマカロン

近藤史恵『タルト・タタンの夢』 が読みたくなる名言

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彼女には選ぶ権利があるんだ。

彼女には選ぶ権利があるんだ。
きみは、ほかにも幸せになれるもの、
夢を見られるものを探す事ができるんだから

わたしの分岐点はいつも曖昧で、

わたしの分岐点はいつも曖昧で、
ほんの些細なことで
運命を分けてしまうのだ。

後になって、もし、
あそこであの人に会わなければ、

あんなことを言わなければ、
わたしは確実に違うほうの運命を
選んでいただろうと思うことがある。

カスレは煮返すと、

カスレは煮返すと、
おいしくなるんですよ。

一日目よりも、二日目。
二日目よりも三日目、とね

近藤史恵『ヴァン・ショーをあなたに』 が読みたくなる名言

料理人はなんでもできる。

料理人はなんでもできる。
前の客の残り物を使うことも、
古い材料を使うことも、
安いだけで危険な素材を使うこともできる。
多少の腕があれば、
それを客にわからせないことなんて、簡単だ。
だが、だからこそ、
それはしてはいけないことなんじゃないか

だがな、人は自分で

かわいそうにな。
だがな、人は自分で
「自由じゃない」と思っているうちは、
自由になれないんだよ

ぼくが望んだのは

ぼくが望んだのは
彼女を手に入れることではない。

ほかでもない
彼女の幸せだったということを。

近藤史恵『ホテル・ピーベリー』 が読みたくなる名言

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ホテルに客が泊まれるのはたった一回だけ。

ホテルに客が泊まれるのはたった一回だけ。
リピーターはなしだ。
オーナーが言うのには、
常連客ばかりで馴れ合っている宿の空気が嫌いなんだと。

もともとオーナーもバックパッカーだったらしい。

もともとオーナーもバックパッカーだったらしい。
世界を放浪して
『長すぎる夏休みは人の心を蝕む』
という結論に達したと言っていた。

何度同じことを繰り返しているのだろう。

何度同じことを繰り返しているのだろう。
受け入れてもらったような気持ちになって舞い上がり、
有頂天になって梯子を外される。
愛情も友情も薄っぺらだ。
強い風ひとつでどこまでも飛んで行ってしまう。

孤独はいつも、ひどく優しい。

孤独はいつも、ひどく優しい。
特にぼくのように、自分に嫌気がさした人間には。

いい子の彼氏って、

いい子の彼氏って、
案外その子の価値をわかってないこともあるからね。

死んだ人は、もう読めない本のようだ。

死んだ人は、もう読めない本のようだ。
彼のことを知りたいと思っても、
知ることができるのはほんの表層のことだけだ。
ぼくは人づてに彼の人生のあらすじを聞くことしかできない。

近藤史恵『マカロンはマカロン』 が読みたくなる名言

細やかなサービスというのは、

細やかなサービスというのは、
ただ過剰に世話を焼くこととは
根本的に違うのだと、
ぼくはそのときに思った。

人がいちばん仲良くなる方法は、

人がいちばん仲良くなる方法は、
秘密を共有することだ。

異文化を知らなければ、

異文化を知らなければ、
異文化に対して寛容になれなくて当然だ。
でも、一度異文化の奥深さを知れば、
気持ちは変わるのではないですか?

でも、それより友達は

人に喜んでもらうのは、
難しいことだと思います。
でも、それより友達は
互いを尊重し合うことが大事だと思いますよ。

その上で一緒にいて楽しいともっといい

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近藤史恵『スーツケースの半分は』 が読みたくなる名言

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やりたいことを誰かの決断に委ねたまま、

やりたいことを誰かの決断に委ねたまま、
ずっと宙ぶらりんのままにするのはいやだ。
だから、真美は決めた。
行きたい場所には自分で行く。

涙の意味は

涙の意味は、
自分でもわかるようでわからなかった。

たぶん、不安やひどい緊張の後、
優しくされると人は泣いてしまうものなのだ。

一度友達になったからといって

一度友達になったからといって
永久に友達でいられるなどとは思っていない。
友情も、きちんとメンテナンスしなければ、
すぐに軋んで錆びてしまう。

まるで人生は掌みたいだ。

まるで人生は掌みたいだ。
なにかをつかみ取るためには
手の中のものを捨てなければならない。
ふいに思った。
自分はなにも捨てたくないから
変わらないままでいるのだろうか。

大きな望みは叶わないことが多いんだから、

花が欲しいときには花を買うし、
コーヒーが飲みたいときには
コーヒーを飲むのよ。

大きな望みは叶わないことが多いんだから、
小さな望みを
叶えてあげてもいいでしょう。

近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』 が読みたくなる名言

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張り詰めているときに優しくされると、

張り詰めているときに優しくされると、
人は糸が切れたような気分になってしまうのだ。

旅に出ると、

旅に出ると、
自分が知らないことが
あまりにたくさんあることを知らされるし、
自分が常識だと思ってることが、
世界のどこでも同じではないこともわかる。

自分が当たり前と思っているけれど、

自分が当たり前と思っているけれど、
本当は苦しいこと。
自分が従わなくてはならないと思い込んでいること。
全部当たり前でも何でもなくて、
逃げ出してしまえば縛られていたことが
馬鹿馬鹿しくなってしまうことなんじゃないか。

結局のところ、

結局のところ、
人は目の前の痛みと向き合い続けるしかないのかもしれない。

二十代の頃はどんな未来でも選べると思っていた。

二十代の頃はどんな未来でも選べると思っていた。
想像していた未来は思っていたのと違うけれど、
それは、私がひとつひとつ選び続けた結果なのだ。
そして、少なくとも、そうやってひとつひとつ選んだものは、
私にとって大事なものばかりだ。

近藤史恵『それでも旅に出るカフェ』 が読みたくなる名言

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わたしは自分がわからなくなったとき、旅に出るんです。

わたしは自分がわからなくなったとき、旅に出るんです。
自分を縛り付けてきたことばや、
他人の基準から離れて、たったひとりで。
そこでようやく冷静になれる。
自分が本当になにをしたいのかわかる。

いつからだろう。

いつからだろう。
旧知の人と会ったとき、
その人が元気そうだというだけのことに、
安心するようになったのは。

もともと正義感の強い人だったから、

もともと正義感の強い人だったから、
会社で理不尽な目に遭うことも多かったんだと思う。
わたしみたいに長いものに巻かれて、
ヘラヘラしてるタイプじゃなかったから、
上司ともぶつかって、
そしてもっと会社に居づらくなってしまったんでしょうね。

適切な距離を置いたまま、

適切な距離を置いたまま、
トラブル回避できるのがいちばんいいですよね。
完全に決別してしまうのもつらいですし。

こちらがうれしくなる、

こちらがうれしくなる、
気が楽になることを言ってもらえていると感じるときは、
たぶん、相手の方がこちらに気を配ってくれているのだ。
若い頃は、そのことになかなか気づけなかったし、
たぶん、気づかない人は一生気づかないままだろう。

わたしがずっと下で、励まされる立場じゃないと

わたしがずっと下で、励まされる立場じゃないと
友情って成立しないの?
わたしの励ましは聞いてもらえないの?

自分がどんなふうに生きたいか決めていいのは、

自分がどんなふうに生きたいか決めていいのは、
自分だけだと思います。
最初はイメージだけでも全然かまわないと思うし、
夢は少しずつ、現実と相談して
軌道修正していけばいいんです。

近藤史恵『ホテル・カイザリン 』 が読みたくなる名言

ひとりでいることを寂しいと感じたことはない。

ひとりでいることを寂しいと感じたことはない。
わたしはいつだってひとりだった。
夫といるときも、他の誰かといるときも。

身体というのは正直だ。

身体というのは正直だ。
普段、使っていない筋肉は衰えて錆び付く。
無理に使おうとすれば、痛みで訴える。
どうして、今まで放っておいたの、と。

たぶん、わたしは何も考えたくなかったのだ。

たぶん、わたしは何も考えたくなかったのだ。
道に迷っていれば、頭の中は正しい道を探すことでいっぱいになる。
帰ってからどうするのとか、
どうして自分はここにいるのとか、
そんなことはすべて忘れていたかった。

毎日練習をしているのはわたしと同じだ。

毎日練習をしているのはわたしと同じだ。
だが、彼女の努力は新鮮なスパイスのように、
一振りで鮮やかな効果を上げる。
わたしの努力はしけった胡椒のようなものだ。
どんなに振りかけても、
たいして味は変わらない。

芸術というもの自体が犠牲を必要としているのよ。

芸術というもの自体が犠牲を必要としているのよ。
バレエというものが、
あなたみたいな人を必要としているの。

あなたのように振り分けられた人がいるから、

あなたのように振り分けられた人がいるから、
一握りの才能が見つけ出せた。
あなたのことばを借りれば、
砂を拾い集めなければ砂金は見つからないの。
だから、あなたもバレエという芸術の一部なのよ。

近藤史恵『みかんとひよどり』 が読みたくなる名言

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別れを知っているからこそ、彼は距離を取るのだ。

別れを知っているからこそ、彼は距離を取るのだ。
その人がいなくなってしまったときに、
寂しさを感じないように。

不思議だった、肉も野菜もすぐに買うことができて、

不思議だった、肉も野菜もすぐに買うことができて、
速く移動できる術も増え、家電だって充実して、
時間から自由になれたはずなのに、
ぼくたちの人生は複雑さを増すばかりだ。
楽になった代わりの時間に別のものが流れ込み、
世界中の情報にスマートフォンひとつでアクセスできる。

選択肢が増えることは自由になることだが、

選択肢が増えることは自由になることだが、
それを遮断するのもまたひとつの自由だ。
どちらを選ぶかはその人次第だ。

海外に行くかどうかわからなくても、

海外に行くかどうかわからなくても、
行ける自由はあった方がいい。
お金だって、今使わなくても
必要になるかもしれないから、あった方がいい。
選択肢が増えることは自由になることよ。

読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。

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ぼんぷ
ぼんぷ

紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。

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