- 『橘玲』の名言がわかる。
- 『橘玲』のおすすめ本と要約がわかる。
- 名言をキッカケにビジネス書が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『橘玲』のおすすめ本を名言で紹介します。紹介する名言が、本を読むキッカケになれば嬉しいです。
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名言で紹介する『橘玲』のおすすめ本ランキング
『橘玲』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
橘玲『言ってはいけない―残酷すぎる真実―』 の要約にもなる名言
ひとは幸福になるために生きている
ひとは幸福になるために
生きているけれど、
幸福になるように
デザインされているわけではない。
残酷すぎる真実こそが
だが「言ってはいけない」
とされている残酷すぎる真実こそが、
世の中をよくするために必要なのだ。
「知識社会」とは
「知識社会」とは、
知能の高い人間が知能の低い人間を
搾取する社会のことなのだ。
美形でも半分近くは不幸になり
美形でも半分近くは不幸になり、
ブサイクでも半分近くは
幸福になれるのだ。
男女同権で女性の社会進出が
男女同権で女性の社会進出が
進んだことによって、
人生の満足度も男性と同レベルまで
下がってしまったのだ……
不愉快なものにこそ語るべき価値がある
不愉快なものにこそ
語るべき価値があると考えている。
きれいごとをいうひとは、
いくらでもいるのだから。
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橘玲『バカと無知 : 人間、この不都合な生きもの』 の要約にもなる名言
あなたはつねに自分の人生の主役だが、
あなたはつねに自分の人生の主役だが、
そこには他の出演者や観客がいる。
そしてこのひとたちもまた、
自分の人生の物語のなかでは
唯一無二の主役なのだ。
バカの問題は
バカの問題は自分がバカであることに気づかないことだ。
なぜならバカだから
いうのがダニング=クルーガー効果だ。
賢い者が
賢い者がバカの過大評価に引きずられることを
「平均効果」という。
見ず知らずの相手の発言を評価するとき、
見ず知らずの相手の発言を評価するとき、
わたしたちは実績よりも
「自信」を参考にする。
古今東西の歴史をひもとけばわかるように、
古今東西の歴史をひもとけばわかるように、
人間は匿名の陰に隠れるとかぎりなく残酷になる。
日常生活では、わたしたちはみな、
日常生活では、わたしたちはみな、
他者を信頼しつつ裏切り、
服従しつつ反抗する
という複雑な社会ゲームをしている。
記憶はある種の「流れ」であり、
記憶はある種の「流れ」であり、
思い出すたびに書き換えられているのだ。
橘玲『もっと言ってはいけない』 が読みたくなる名言
①日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない。
この結果をわかりやすくいうと、
次のようになる。
①日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない。
②日本人の3分の1以上が
小学校3~4年生の数的思考力しかない。
③パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は
1割以下しかいない。
④65歳以下の日本の労働力人口のうち、
3人に1人がそもそもパソコンを使えない。
「そんなバカなことがあるはずはない」
と思った人もいるだろう。
だがこれはOECDの依頼を受けた
公的機関が実施した調査結果で、
それを疑わしいと感じるのは
あなたが知能が高いひとたちの集団のなかで
生活しているからにすぎない。
世の中には統計的事実と 定義を混同するひとがいる
世の中には統計的事実と
定義を混同するひとがいる、
それもものすごくたくさん。
『言ってはいけない』で、
行動遺伝学によれば
「一般知能の遺伝率は77%」と述べた。
これは統計的事実で、
「知能の分布のばらつきの約8割を遺伝で説明できる」
という意味だ。
ところがこれに対して、
「親が高卒なのに子どもは東大に入った」とか、
「医者の知人の子どもは高校中退だ」などの
(たまたま知っている)経験的事実を引き合いに出して、
「この本に書いてあることはデタラメだ」
と自信たっぷりに断言する批判があふれた。
橘玲『上級国民/下級国民』の要約にもなる名言集
日本的雇用の本質は
日本的雇用の本質は
「重層的な差別」である
と考えています。なぜなら、
日本という社会が、先進国のふりをした
身分制社会だからです。
そのためこの国では、
あらゆるところに
「身分」が顔を出します。
これから始まる令和の姿が
これから始まる令和の姿が
確実に予想できます。平成が
「団塊の世代の雇用
(正社員の既得権)を守る」
ための30年だったとするならば、
令和の前半は
「団塊の世代の年金を守る」
ための20年になる以外にありません。
自分の幸福が大事だ
どれほどきれいごとをいっても、
誰だって目の前の利益に飛びつくし、
他人
(まだこの世に存在しない未来の世代)
の不幸より自分の幸福が
大事だというだけのことです。
教育の本質は「上級/下級」に
教育の本質は「上級/下級」に
社会を分断する
「格差拡大装置」である。
リベラルの理想世界は
誰もが自己実現できる
リベラルの理想世界は、
究極の自己責任の世界なのです。
世界が「全体として」ゆたかになった
世界が「全体として」
ゆたかになった代償として、
先進国の中間層が崩壊したのです。
ヤンキーとエリートはよく似ている
男性においては、
中卒・高卒の低学歴層と、
大学・大学院卒の高学歴層が、
自由主義の価値観を共有している。
「自分の好きなように生きる」
という人生観において、
ヤンキーとエリートは
よく似ているのです。
知識社会では
知識社会では、ひとびとは
「知能」によって分断されるのです。
橘玲『日本人というリスク』の要約にもなる名言集
世界はかぎりなく残酷です。
未来は不確実で、
世界はかぎりなく残酷です。
明日は今日の延長ではなく、
終わりなくつづくはずの日常は
ふいに失われてしまいます。
人生設計とはすなわち
ポートフォリオに占める
人的資本と金融資本の構成は、
年齢に応じて自然に変化していきます。
人生設計とはすなわち、
この人生のポートフォリオを
適切に管理することなのです。
いつの時代も、地獄への道は
いつの時代も、
地獄への道は善意によって
敷き詰められているのです。
この世界が残酷で理不尽なのは
この世界が残酷で理不尽なのは、
大規模な自然災害や
経済的な変動が起きたときに、
もっとも弱いひとたちに
被害が集中することです。
橘玲『無理ゲー社会』の要約にもなる名言集
「夢のファシズム」
これはいわば「夢のファシズム」で、
現代の若者は、大人や社会が
「夢をもたせよう」とすることを
ハラスメント(虐待)と感じているのだ。
「リベラル化」が
リベラルの理想を信じるひとたちは、
現代社会で起きているさまざまな社会問題を
リベラルな政策で解決しようとする。
しかしこれは話が逆で、
じつは「リベラル化」が
すべての問題を引き起こしている。
多様性が認められるようになればなるほど
多様性が受け入れられる社会では、
マイノリティの社会的アイデンティティと
個人的アイデンティティが
大きく断絶することはなくなっていく(はずだ)。
これは素晴らしいことだが、逆にいうと、
多様性が認められるようになればなるほど、
探すべき「自分」は消失していく。
これが、「自分さがし」が
陳腐化していった理由だろう。
教育にはたしかに
教育にはたしかに、
階級社会を解体するとてつもない威力がある。
だがその代わりに、
「知能による格差」を拡大するのだ。
知識社会における経済格差は
知識社会というのは、定義上、
知能の高い者が
大きなアドバンテージをもつ社会であり、
知識社会における経済格差は
「知能の格差」の別の名前なのだ。
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ファイナンス理論的には
ファイナンス理論的には、
住宅ローンを使ったマイホームの購入は
株の信用取引よりずっとリスクが高く、
それを正当化することは難しい。
日本社会にとって
日本社会にとって
高齢者批判は最大のタブーなので、
現実を直視せずに
この理不尽な事態を説明するには
なにか別の「犯人」が必要だ。
このようにして「格差」や「貧困」あるいは
「資本主義」への批判が
声高に語られるのだ。
橘玲『裏道を行け ディストピア世界をHACKする』 の要約にもなる名言集
ハッカーとは
ハッカーとは、常識やルールを無視して
「ふつうの奴らの上を行く」者たちのことなのだ。
「男はカネ」「女は若さ」だ。
大学生のパートナー選びを調べると、
国を問わず、男女ともに
「外見」が圧倒的に重要で、
「性格」や「学業成績」など
それ以外の要素はほとんど影響がない。
だが社会人になったあと、
モテる要素がなにかは
データがはっきりと示している。
それをひと言でいうなら、
「男はカネ」「女は若さ」だ。
アノマリーというのは
アノマリーというのは、
要するに「人間の愚かさ」のことだ。
市場は人間の欲望の反映なのだから
市場は人間の欲望の反映なのだから、
そこにはつねに歪みがある。
それこそが、「合理的な投資家」にとって
収益の源泉なのだ。
現代社会で問題になっている多くのことは
過食症や性犯罪、さまざまな依存症など、
現代社会で問題になっている多くのことは
脳の「快感回路」で説明できる。
依存症者にとって残酷なのは
依存症者にとって残酷なのは、
症状が進むにつれて
耐性、禁断症状、渇望が強まる一方で、
得られる多幸感が徐々に弱まっていくことだ。
快感よりも欲望が先に立ち、
嗜好が不足感へと変化する。
依存症者はアルコールや薬物などが
「好き」なわけではなく、
脳の快感回路を刺激する行動を止められないのだ。
自己啓発は
自己啓発は、アメリカ流の成功哲学に、
洗脳や化学兵器などの軍事技術開発と
ドラッグやニューエイジなど
60年代のカウンターカルチャーを接ぎ木して、
大輪の花を咲かせたのだ。
「自分らしく生きたい」
「自分らしく生きたい」
という60年代のささやかな夢は、
テクノロジーと融合して
トランスヒューマニズム(超人思想)となり、
グロテスクなディストピアを
生み出すことで終わるのだろうか。
生活を極力シンプルにすることで
政治家や企業、あるいはなにかの組織が
あなたの行動を操ろうとしているが、
その目的がわからないばかりか、
影響を受けていることにすら気づかないのは
ものすごく不気味だろう。
その脅威をもっともよく知っている
(あるいは自ら開発している)者たちが、
生活を極力シンプルにすることで、
ハッキングから
身を守ろうとするのはきわめて合理的だ。
「富から評判へ」
いずれにせよ確かなのは、
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、
現実世界とヴァーチャル世界の融合、
すなわち「富から評判へ」という
巨大なパラダイム転換がさらに加速したことだ。
橘玲『80’s』の要約にもなる名言集
他人とはちがうというのは
他人とはちがうというのは
傲慢さの裏返しであり、
世間から半分落ちこぼれた自分を
正当化する言い訳でもある。
よく知らないひとのほうが
よく知らないひとのほうが
気楽に紹介できるのは、
それが「負けないギャンブル」だからだ。
市場が縮小していくなかでは
市場が縮小していくなかでは、
どれほど働いても成功はまれで、
やがて仕事は長時間の苦役になってしまう。
橘玲『国家破産はこわくない』の要約にもなる名言集
あらゆる経済的リスクは
あらゆる経済的リスクは、
金融市場でヘッジする
(保険をかける)ことが可能です。
財政破綻は
財政破綻は、国債の暴落による
金利の上昇をきっかけにはじまります。
国家は通貨を発行し
国家は通貨を発行し、
軍隊や警察などの「暴力」を独占していますから、
理論的にはなんでもできます。
人類の歴史上
人類の歴史上、
財政破綻によって消滅した国家はありません。
資産運用に成功する黄金律は
そしてこれは強調しておきますが、
資産運用に成功する黄金律は、
「金融機関が熱心に勧誘する
ウマそうな話はすべて無視する」ことです。
橘玲『女と男』の要約にもなる名言集
「愛の不毛」を
「愛の不毛」を進化論的に説明するなら、
「乱交」戦略の男と「純愛」戦略の女の利害対立となる。
その結果、男は浮気の欲望をがまんしなければならず、
女は男の浮気に耐えなくてはならない。
「恋は盲目」はホルモンの複合作用だ。
エストロゲン(女性ホルモン)とドーパミン、
オキシトシンの組み合わせは、
前頭葉の批判的な思考を抑制するらしい。
賢いはずの女性がどうしようもない男にひっかかる
「恋は盲目」はホルモンの複合作用だ。
お互いに異なる夢を見ているのだから
男はポルノトピアのファンタジーの世界に、
女はロマントピアの物語の世界に生きている。
お互いに異なる夢を見ているのだから、
現実世界において
男と女の関係が難しいのは当たり前なのだ。
男は女の「性的な浮気」に不寛容で
男は女の「性的な浮気」に不寛容で、
女は男の「感情的な浮気」に不寛容だ。
対人関係でトラブルが起きたとき
対人関係でトラブルが起きたとき、
男は「直接的攻撃」すなわち暴力を用いやすく、
女は「間接的攻撃」を使う。
噂を流したり、
友だちグループから排除したりといったことだ。
美醜の区別を否定してしまうと、
美醜の区別を否定してしまうと、
芸術も文化も人類の歴史すべてを
まるごと否定するしかなくなってしまうのだ。
というのが(とりあえずの)結論になった
ということで、
「男は強すぎる性欲に苦しみ、
女は強すぎる共感力に苦しむ」
というのが(とりあえずの)結論になった。
『不道徳な経済学』の要約にもなる名言集
自由を至上の価値とする社会であっても
自由を至上の価値とする社会であっても、
ひとは思いのまま好き勝手に生きられるわけではない。
自分以外のすべての人も、
自由に生きる権利を持っているからだ。
平和な時代にはどこでも格差が拡大している
過去の不平等を検証したアメリカの歴史学者
ウォルター・シャイデルによれば、
古代中国でも古代ローマでも、
平和な時代にはどこでも格差が拡大している。
それを破壊するのが
「戦争」「革命」「(統治の)崩壊」「疫病」で、
二度の世界大戦やロシア革命、
文化大革命、黒死病(ペスト)の蔓延のような
「とてつもなくヒドいこと」が起きると、
それまでの統治構造は崩壊し、
権力者や富裕層は富を失って
「平等」が実現するのだ。
この世のすべての取引は
この世のすべての取引は、
セックスの有無にかかわらず
売春の一形態である。
シャブの末端価格を
シャブの末端価格を
容易に手が届かないところにまで引き上げ、
中毒者たちを自分か被害者の死をもって
終わりを迎えるほかない
犯罪者人生に駆り立てるものこそ、
覚醒剤取締法なのである。
人類の長い歴史において
人類の長い歴史において、
多数派の意見はたいていの場合、
間違っていた。
市場経済は衰弱していく
金銭の多寡によって
購入できるものが異なるのはおかしいとか、
金持ちが自分の金で
高級品を手に入れるのは許せないとか、
一部の人間がそう言い募るたびに
市場経済は衰弱していく。
平等主義者は、彼らのあいだの不平等を
毎日が楽しくてしかたのない男と、
自殺することばかり考えている男がいたとしよう。
平等主義者は、彼らのあいだの不平等を
どうやって解消するのだろうか。
福祉とは
福祉とは、大衆を支配するために
権力者が用意した
「パンとサーカス」であったのだ。
企業家は人々の知識の不足を「利用」して
農民が人々の空腹を「利用」して
農作物を売るように、
企業家は人々の知識の不足を「利用」して、
顧客に欠けているものを供給するのである。
政府の提供する補助金の多くが
政府の提供する補助金の多くが、
消費者のニーズにこたえられないため
市場からの退出を促された企業を
救済するために使われたことは、
これまでの歴史が示すとおりである。
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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