『村西とおる(全裸監督)』の名言集：おすすめ本がわかる名言

這いつくばっての人生にも意味がある。

あきらめを知らない努力は必ず報われる。

AVは人間としてどうか、は問われない。
人間とはなんだ、が問われている。

この世で逃れられないものは、
「死」と「人の裏切り」であることを
承知しております。

死ねないなら生きるしかない。

どう思われるか、
の生き方を捨ててラクになりました。

人生を台無しにするのは
「運」ではありません。
人間自身です。

その失敗をくよくよと後悔して、
意気地なしや臆病者になることを
「失敗」と言うのです。

人間にとってのおカネの魔力とは、
不可能を可能にしてくれる力のことだと言えます。

大きな波がやって来たら、怖じ気づくことなく、
チャンスだと思って飛び乗る勇気を失わないことです。

資本主義の経済では、
自分のおカネだけではなく、
他人のおカネをいかに活用するか、が肝要です。
そのシステムを確立した人間が
覇権を握ることになります。

酒や女は体がついていかなくなると
酔狂がやみますが、
ギャンブルはそうはいきません。

他人の信頼を得るために、
おカネほど有効な手立てはありません。

自らに恥じる点がないならば、
情熱のままに相手にブチ当たることです。
人は「自分の決めた限界」に敗れるのでございます。

何があっても
「折れない、めげない、負けない心」
以上の武器はないと考えます。

美しいとか正しいとか
賢いあきらめってないんですよ。
あきらめたらそこで終わりだから。
あきらめることによって
自分自身が救われるというのは何一つないですよ。
あきらめるという選択肢がなければ、
前に進むだけだから。

貧困は諸悪の根源だ。

破綻は成功の日々に
紛れ込んで静かにやってくる。

村西とおるが台湾で
人類史上最高の贅沢な遊びをしていたとき、
東京では警視庁の捜索が入った。

流通を制する者は資本主義を制す。
会長時代の村西とおるがつかんだ
資本主義の神髄だった。

裸の世界では勘の鋭い女が大成する。

すべてに大仰、過剰なまでの
サービス精神がかえって
ギャグとなって跳ね返ってくる。
村西とおるが男優となって女優とからんだときの
狂気とギャグが入り交じった場面は、
すでに萌芽していた。

壮大な成功の前に、
悪評、捜索、逮捕の連続が襲いかかるのだった。

不運と幸運は手をつないでやってくる。

村西とおるはまさしくバブル時代と寝た男だった。

金を借りるときは、
見栄えのいい女性を連れていくと効果的だ。
金を貸すほうは
美女の前だと格好つけて断り切れなくなる。

あのね。真剣に生きている人間の姿は
端から見るとおかしいもんだよ。

どんな質問にも誠実に答え、
よく笑う彼女を見て、
プロデューサーとして参加した私は、
AVがとうとうここまで
上質な人材を発掘したのかと思う反面、
このまま出演しないで
何事もなく世田谷の短大生で
生きていったほうが
彼女のためにも幸せではないかと思った。

わがままで男を
利用するだけの存在としか見ない女がいる。
そんな女がどうしようもなく好き
という男がいる。

普段の黒木香は、
テレビで見せる躁的な過激さは影を潜め、
思索する詩人のようだった。
黒木香は村西監督によって
発掘され、育てられ、愛された。

大量消費社会の下、企業が勝ち残る鍵は、
大量生産された商品を
一気にさばける流通を
いかに維持していくかにあり、
流通がいつの間にか
メーカーよりも発言力を増し、
地位を高めていく。

地方は情報量も娯楽も都会に比べると少なく、
その分、情報と娯楽に飢えている。

お一人様、人生一回かぎり。
一度しかない人生じゃない。
元気だしてやろうよ。

人間は性の世界においては、
日常と正反対の嗜好をもつのだろう。